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2018年にブリジット・マクロンにかかった額は27万9,144ユーロ(約3360万円)です、と会計監査院。

といってもひとりで使っているわけでなく、彼女を補佐している人たちの給料だ。まず顧問2人、秘書2人。彼らはファーストレディと内外の要人とのアポイントを調整し、その準備をし、エリゼ宮での昼食・夕食会、大統領との外国訪問などの準備もする。
ただし外国訪問の費用は“大統領職”の出費につけられるので、約28万ユーロには入っていない。

ヴァンドーム広場の旧貴族館、オテル・エヴルーの6室は「マダム・ウイング」と呼ばれ、ブリジット・マクロンがオフィスにしている(エリゼ宮は狭すぎる?)
そこに上記の4人やセキュリティグループ(ボディガード)、そして「手紙係」が働いている。
ブリジット・マクロンが2018年に受け取った手紙は19500通。全部読むのか、返事は書くのか、書くなら誰が書くのか・・・気になることは明らかにされていないが、手紙係として7人(!)が雇われた。

さてもっと気になるヘア・メイク代も28万ユーロに入っていない。これも大統領職の出費として、エマニュエル&ブリジット・マクロンまとめて、毎月同じ人に税込み5200ユーロが払われている。
さらに気になるブリジットの服。ご存知のようにニコラ・ジェスキエールが好きでルイ・ヴィトンのドレスやスーツが多いけど、これはすべて“貸出し”。プライベートの服は買うだろうけど、公の場で着る服はきっちり返しているそうだ。

大阪G20のオレンジドレス。スタンドカラーが好きみたい。ある年齢から首を見せない、賢い選択。

ブリジット・マクロン
photo:abaca press

7月14日のパリ祭パレード。彼女、髪の毛まとめたほうが似合うと思うけど、バラシていることのほうが多い。

ブリジット・マクロン
photo:public

彼女の着こなしは“国際的に賛辞”されていて、2018年のベストドレッサーのひとりに選ばれたとか。
トランプ大統領が来仏したとき、ブリジットに「あなたはナイスバディ」と言ったそうだけど「アンタには言われたくない」と言いたかったでしょうね。

さてブリジット・マクロンの費用は過去のファーストレディに比べてどうかというと、
ベルナデット・シラクは約96万ユーロ。
カーラ・ブルニーは顧問&秘書8人抱え43万7,400ユーロ。
フランソワ・オランドのガールフレンド、ヴァレリー・トリエルヴェレールが23万6,900ユーロ。

つまりブリジットはリーズナブルな出費と言えるけど、ベルナデット・シラクのときにはジレ・ジョーヌなんかなかったものね・・・


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先週からニュースに頻繁に登場するフランソワ・ドゥ・リュジーとオマール海老。
「自分にウソはつけない」と辞任したニコラ・ユロの後にエコロジー相になった人だ。

フランソワ・ドゥ・リュジー、エコロジー相
photo:lemonde.fr

有料ニュースサイトMediapartが、彼のびっくりする贅沢ライフを暴いた:2017~2018年、彼が国民議会(下院)議長だったとき、公金でプライベートな夕食会(複数)を開き、テーブルには巨大なオマール海老やら、議会のカーヴから持ち出した最高級シャンパン&ワインが並んだ。

2年前に一緒になったマダムは、ゴシップ雑誌Galaのジャーナリスト。派手そう・・・

フランソワ・ドゥ・リュジー、エコロジー相
photo:20secondes.fr

また官舎(既に設備の整った)の内装工事費63.000ユーロは“国民の税金”から出た。
運転手は3人(原則2人まで)抱え、妻の息子の学校の送り迎えをさせていた。

フランソワ・ドゥ・リュジーの最初の言い訳、
「オマール海老は好きじゃない。妻はアレルギーだ。シャンパンは頭痛がするので飲まない」を聞いた人は思わず吹き出した。
そういう問題じゃないだろうに!
国民が食べるパンがない、と言われ「じゃブリオシュを食べればいいじゃない」と言ったマリー・アントワネットといい勝負だ(実はこの台詞、アントワネットではなく他のお姫様だそう)。
この人たちはバカでも的外れでもなく、全く別の世界に住んでいるのだ。

大統領選立候補者だったフランソワ・コッペがTV番組でパン・オ・ショコラの値段を聞かれ「10~15サンチーム」(実はこの約10~15倍)と答えたのも然り。
それを聞いたブローニュのパン屋女主人が15サンチームの「ムッシュー・コッペのパン・オ・ショコラ」を作った。

フランソワ・コッペのパン・オ・ショコラ

それに大笑いして、女主人に会っちゃうユーモアがコッペにはあったけど、もう一人のフランソワ(ドゥ・リュジー)は可愛くない。
「フランスは、“スウェーデン大臣のチョコバー”が手本ではない」と開き直る。
職務用クレジットカードでトブラローネ2本を買い、辞任に追い込まれた労働相のこと。
しかし2017年には「諸外国の議会が実践していることをお手本にしたい、例えばスウェーデンの“透明さ”」と言っている。
言ってることとやってることが違い、違う金銭感覚の世界に生きている人たち。

「大統領、首相までは国の顔だから仕方ないとして、議員まで贅沢させる必要がどこにある?」と息子。
「ルイ16世をギロチンにかけて人民主権の共和制を確立したはずなのに、結局中身はそう変わっていないんじゃない?」
片や、公共病院や学校はお金がなくヒーヒー言っているのに。

さすがにフランソワ・ドゥ・リュジーは昨日辞任した。「メディアのリンチだ」「訴える」という捨て台詞を残して。


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「可愛い寝坊」というピアス

娘の誕生日に、息子が緑の石がついたピアスをプレゼントした。
シンプルで素敵!と言ったら、「今度一緒に行く?好きそうだよ」
私はいつもプラチナの小さいピアスをしていて、それが身体の一部みたいになっている。
一度、片耳失くして家中四つん這いになって探したけど見つからず、買った店もなくなっているので絶望していたら、食洗機の中にあって大喜びした。

でも時々色物もつけたい、と思っていたところ。それに珍しく息子が誘ってくれるし(ただし「一緒に行こう」で、プレゼントしてくれる気はなさそう)後日一緒に行くことに。
Turennes通りの、見過ごしてしまいそうな小さな店、Zooloo/ズールー
日本語の響きは美しくないけど覚えやすい:ズルズル、ズルい・・・

ブティック Zooloo/ズールー

30代のカップルがやっていて、指輪やピアス、ネックレスはすべて彼らの手作り。
碧玉、ラピスラズリ、カーネリアン、砂金石・・・などの貴石、金具は真鍮のゴールドめっき。
材料はすべてMade in France。これにこだわる人が最近増えている。つまり、儲けるために人件費の安い国で作っていない、ということ。
ブレスレット70ユーロ。リング65ユーロ、ピアス35ユーロ~。

ブティック Zooloo/ズールー

「私には可愛いすぎる?」思ったら、そうでもない。夏はワンピースやTシャツの色でピアスを変えたくなり、値段も35ユーロと買いやすい。何色も欲しくなってしまう。

ミニマルなピアスには「Petite dormeuse/可愛い寝坊」という名前がついている。

ブティック Zooloo/ズールー

ただしすべてゴールドなので「シルバーが好きだから」とつぶやいたら、
「シルバーも作り始めています」と店員さんが引出しから出してくれた。Amazoniteという淡いブルーの貴石に決める。

それをつけて帰ったら、「マネした!」と娘が騒いだ。
そういえば最近、子供に教わることが多くなっている。

ZOOLOO
73 rue de Turennes 75003
営:11h30-19h30


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私がよく使うカフェはバスティーユ広場に面したカフェ・フランセ。

バスティーユ広場、カフェ・フランセ

高い、サービスがそんなによくない( “ルックスだけで選ばれた”と雰囲気の スタッフ。お尻すれすれのミニスカートを履いたウェイトレスはモデルのようなポーズで立ち、なかなかやってこない)、という短所はあるけど、だだっ広く、テーブル間隔が十分とってあり、椅子が座り心地いい。つまり長い打ち合わせにはちょうど良くて、考えてみたら今週は8時間近くここで過ごした、暮らしたといってもいい。

このカフェは有名なコスト兄弟カフェのひとつ。
アヴェイロンのレストランで働いていた兄弟はパリにやってきてカフェで働き始める。
80年代、フィリップ・スタルクと出会い、地元の融資を得てシャトレにカフェ・コストを開く。モダンなインテリア、美形のギャルソン&ウェイトレス、行きたくなるトイレ。つまりそれまでのカフェのイメージの逆をやって大当たり。コスト・ブランドが生まれた。その後、ホテル・コスト、カフェ・ボブールなど次々と40件、すべてメトロ1番線沿いに開く。とりわけホテル・コストは芸能人やモード関係が出入りするスノッブ・パラダイスとなった。

今、カフェ・フランセがある場所には昔(1990年代終わりごろまで)2件の伝統的なカフェがあった。コスト兄弟は2件とも買って、ぶち抜き、大きなカフェにしたというわけ。
私がこのカフェを選ぶもうひとつの理由は猫。カフェに住んでいる猫がいるからだ。

小柄で美しい猫は空いている席で眠り、

バスティーユ広場、カフェ・フランセ

「まあカワイイ、こっちにお出で」というお客を無視し、広いカフェを自由に歩き回っている。

バスティーユ広場、カフェ・フランセ

友人に大の猫嫌いがいて(前世はネズミだったそうだ)、当然うちには寄り付かず、このカフェに猫がいるのを知らずに(ほんとに)連れてきたら大変なことになった。
でも他にそのようなパニックシーンを見たことがないので、パリも猫好きが多いのかも。


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中年男の暇つぶし?

バス停に着いたら、中年のフランス男と韓国人らしき女性が路線図をのぞき込んでいる。
女性は20代そこそこの若さで、綺麗な子。
「ホラ、ここで降りればいいんですよ」と英語で中年男。
「サンキュー」
そこで会話は終わるかと思ったら、
「どこから来たんですか?」と中年男。
「は?」
フランス人の英語ってわかりにくい。
「ど・こ・か・ら・き・た・の?」
「ソウル」(やっぱり)
「ソウルのどこ?」
「北の方・・・」
「パリにはいつまで?」
目の端で観察していると、中年男は少しずつ距離を縮めて接近し、それにつれて女の子は少しずつ後ずさりして、私の視界から見えなくなる。
中年男は、誰と来たのか?パリのどこに行ったか?とかつまらない質問を次々にし、こいつ、お茶にでも誘うつもりだろうか?

arret de bus
image:les brèves d'ans

バスが来るまで後3分。ヤダ、男は女の子の肩に手をかけたりしている。
そこへやっとバスが来た。
女の子はグッバイと入り口に向かい、男は、バスに乗らず(つまりバスを待っていたんじゃなく)手を振っている。
ちょうど私の向かい側に座った女の子は「まったく、ヤレヤレ」という顔をした。
まったく。こういう暇でマメな男がいるんだわ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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