Category : ニュース

日常生活にストの影響はない?

3日運行して2日ストするという国鉄ストが始まって早1か月、4月28-29日は6回目のストだった。

国鉄SNCFのスト続行
photo:Ouest-France

スト参加の鉄道員は次第に減り(スト中は給料が出ないし)、29日(日)はTGV2本に1本、地方線TER5本に2本が運航した(4月3日第一回目のストはTGV8本に1本、TER5本に1本)。
学年末でもうさぼれないのに、アングレームに戻れない!と騒いでいた娘も17時半のTGVに乗れた。
一方、田舎に行っていた息子は電車(TER)がなくて一日早く帰るハメになった。

ストの影響についてのアンケート調査によると「日常生活に影響はない」と答えた人が74%( ?!)
「悪い影響」は21%
「良い影響」2%(タクシーの運転手とストを口実に会社に行かなくていい人?)

「悪影響」はパリを中心とするイル・ド・フランスでは35%に上り、理由は「道程の不確実さ」(今日はどの電車が走っているか?)、「道程が厄介」(いつもより時間がかかる、渋滞する・・・)
ところが「悪影響」と答えた人の半分近く46%が「でも簡単に解決法が見つけられる」で、わけがわからん。

考えてみると、パリ市内にいる限りメトロは動いているし、「渋滞してるからバスには乗ってはダメ」と思うくらいで、私も「日常生活に影響はない」範疇だ。
でもさらに考えてみると、祝日が多い5月になり、観光シーズンになり、加えてエールフランスもストをしているし、仏経済には-とくに旅行業界には-痛手。すでにどこかの地方駅の構内カフェ&レストランは4月の売り上げ40%減といっていた。
国鉄&エールフランスのスト早見表はこちら


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村





スポンサーサイト
米大統領に正式に招待された初の首脳、エマニュエル・マクロン。2人の3日間は抱き合ったり、手を握り合ったりで、“ハグ外交”と名前がついたほど。

まずトランプ大統領はエマニュエル・マクロンの手を-まるで子供の手を取るように-取り、ホワイトハウスに招き入れ、

マクロン&トランプ大統領
photo: Sud Ouest

そこでマクロン訪米目的のテーマ(2015年のイラン核合意、シリア問題、貿易・・・)を話し合った。
トランプは、自分と仏大統領はお互い“特権的な関係”にあると言い、「フケを取ってあげよう」とマクロンの襟を指先ではたき始めた。マクロン固まる。

マクロン&トランプ大統領
photo/AFP

トランプは、“フケなんて大したことないよ”と言わんばっかりに「He is perfect」、そして「今日は来ていただいてとても嬉しい」

その晩、ホワイトハウスでの記者会見。マクロン大統領は名誉挽回しようと、米大統領の手を強く握る。トランプはその手を離そうとせず、握手は延々と続き、困ったマクロンはトランプに近づき、その肩を抱こうとした。トランプは顔を近づけ、頬にキスするふり。

マクロン&トランプ大統領
photo:Reuters

そして「彼のことがとても好きだ」
主導権取られっぱなし・・・
マクロン大統領は、イラン核合意に、「新たな合意」追加(弾道核ミサイル開発の制限、核開発制限の期間延長・・・)を提案したけど、返事は「可能かどうかみてみよう」
マクロン自身、「あまり希望を抱いていない」ともらしたそうで、米仏首脳会談は“友情”のデモンストレーションに7終わったみたい。

メラニアはシャネル、ブリジットはルイ・ヴィトンのドレス

マクロン&トランプ大統領
photo: Sud Ouest


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村







利用者たちが高速バスや車の相乗りで必死に目的地にたどり着こうとしているのを尻目に、国鉄SNCFはスト2日目。

電車が着かないから乗客もいない。暇ねぇ・・・

フランス国鉄スト
photo:ouest-france.fr

“週2日ずつ3ケ月”という新型長期スト。
保存版 スト日カレンダー

フランス国鉄スト カレンダー

鉄道員たちも『好きでやってるわけじゃない』というストをなぜするんだろう?
法案の内容の:
①鉄道員の特権的労働条件の廃止
②民営化の可能性
③地方の小線の廃止案
④重い負債に関する記載
などに反対しているからだ。

中でも一番反対している①の特権的労働条件とは、早期定年(過酷な仕事だから)、家族まで大幅割引(おじいちゃん・おばあちゃんまで年4回無料で乗車)などの他企業にない特典・・・でもこの労働条件って1世紀近く前からあって、当時は石炭くべて真っ黒になって肺を冒して、と確かに過酷な仕事だった。今は全部オートマチックでしょ・・・

④の負債額は450憶ユーロに上り、SNCFは「この負債の責任は国にあるので、国が肩代わりすべきだ。」ところが、法案にはそれが記されていない。
この膨大な負債のため、システムや機械の改良工事ができず、去年のモンパルナス駅のようなことになる。いかにしてこの累積赤字を減らすかの改革法案に、悉く反対して「国が肩代わりすべき」なんて!

ドイツの組合は「改良」するためにストし、フランスの組合は「抗議」するためにストをする、と言われるけど、とにかくフランス人は、一度ゲットした権利を、どんなに状況が変わろうとも死守しようとする。
アンケートによると過半数が「マクロンは最後まで折れないだろう」。そう、折れちゃダメよ。SNCF対マクロンの根競べ。

一方、SNCFのストを支持する、理解できる、という人も少なくない。スト支持デモまであった(マクロン反対デモだろうけど)。
電車がなくて相乗り、バスと乗り継いで、でも結局目的地にたどり着けなかった女性がラジオのインタビューに答えて、
「でも鉄道員の気持ちもわかるわ。いろいろ優遇があるから入社しようと思うわけで、それを急に止めるなんて・・・」
アンタたち、マゾ!


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村






追いつめられるニコラ・サルコジ

3月21日朝8時から36時間、サルコジ元大統領はナンテールの司法警察で取り調べを受けた。
2007年の大統領選で、サルコジがリビアから5000万ユーロの選挙資金を受け取っていた疑い。電子新聞Mediapart/メディアパールが“5000万ユーロのお約束”“支払方法”などリビア側の覚書を入手し、2012年4月に掲載したのが発端。
サルコジは“覚書”が偽物だとメディアパールを訴えたが、証拠不十分で不起訴になる。

2007年12月。カダフィ大佐とのツーショット

サルコジ元大統領 リビア疑惑
photo: Reuters

今回、サルコジがみっちり取り調べを受けたのは(一日目は朝8時~午前零時!)警察が新たな-確実な-証拠を見つけたから、と言われる。サルコジが拘留されて取り調べを受けるのはこれが3度目で、もちろん元大統領では前例がない。

右派レピュブリカンからは「不当な扱い」と批判、大統領選で負けたセゴレーヌ・ロワイヤルは「国民は真実を知る権利がある」
一番知りたいのは彼女自身だ。

翌日の夕方解放されたサルコジは司法監視下に置かれ、事件関係者とみられる当時の大臣2人、ブリス・オルトフー、クロード・ゲオンに会うこと、関係者の住むリビア、チュニジア、南アに赴くことを禁じられる。

23日、TF1の20時ニュースに現れたサルコジは険しい顔で開口一番、
「わたしは大変怒っている」「元大統領の私の言うことより、リビアの殺し屋たちの言い分を信じるのか?」

サルコジ元大統領 リビア疑惑
photo:sudouest.fr

その怒りも冷めやらぬ29日。今度は買収&収賄の疑いで軽罪裁判所に送られることに。
2014年、ロレアル相続人のベタンクール夫人の判断力が弱っているのを利用し、お金を受け取っていた疑惑で、サルコジは弁護士を介して破棄院(フランスの最高裁判所)の司法官から捜査の進展を聞き出していた。
サルコジはPaul Bismuth/ポール・ビスミュットという偽名の携帯を使っていて、そういえばこの年「ポール・ビスミュット」が流行語になった。
もしリビア選挙資金で有罪になれば禁錮10年の刑と言われる。
今まで証拠不十分で免れてきたサルコジ元大統領、もう逃げられない?


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村









フランスで唯一“手紙をもらう犬”

エリゼ宮に引っ越してからマクロン夫妻が受け取った手紙は20万通以上。でも宛先はエマニュエルとブリジットだけじゃない。ネモ宛もある。マクロンがSPA(動物愛護協会)から引き取ったラブラドールとグリフォンテリアの雑種。

エマニュエル&ブリジット・マクロンの犬
photo: Animaux-online

ネモは、フランス初の手紙をもらう犬となった。手紙だけではなく、ドッグフードやオモチャのプレゼント、犬猫グッズサロンの招待、犬専門の歌手(犬が好きそうな歌を歌う?)からはCD・・・ネモのニュースが少ないと嘆くファンもいるそうだ。

これまでの大統領は血統書つきの犬を飼っていたけど、ここでもマクロンは他の大統領とは違うことを見せたかったのかな?
と言っても2歳を過ぎ、野良犬も体験しているネモが選ばれたわけは、ひとえに彼の人柄(犬柄):“エリゼ宮のお客さんやブリジットのお孫さんたちにも安全な性格”のおかげ。でも生まれたときからしつけられた犬と違うのはしょうがない。エリゼ宮の暖炉にオシッコしたり、大統領の靴を食べようとしたり・・・

あの靴、高かったのに!

エマニュエル&ブリジット・マクロンの犬
photo:Marianne

うちのリュリュも捨て猫協会の出身で、ネコ好きの家庭で生まれたタマとは性格がずいぶん違う。
警戒心が強く(知らない人が来ると隠れて出てこない)、今でもご飯は「今食べておかないと、次にいつ食べれるかわからん!」という勢いで食べる。そして野性的。自分の身体の2倍はあるハトを捕まえて見せに来たときは仰天した。

落ちるよ!これをデブのタマがマネしたら、椅子がひっくり返る・・・

リュリュ


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村





プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ