Category : 子供・猫・家族

猫の教育、猫の役割

「ちょっと !! そんなとこに座り込んで!アンタたちのご飯じゃないの」

猫たち

「猫嫌いの人が見たら卒倒するでしょ!」

猫たち

「やめろ!お皿の上で取っ組み合いするなって!」

猫たち

「さっさと降りてよ」

猫たち

日曜日、夕食に来る人を待っていた時。洗面所でアイラインを修正していた隙に、こういうことになっていた。
いつも同じキャッツフードなんで、他のものが食べたいという気持ちはわかるけど。
クリスマスには、羊の脚を2匹でどこかへ運び去ろうとしていたのを危機一髪で阻止した。翌朝のために買っておいたパン・オ・ショコラが無残な姿で発見されたこともある。夜中、暇にまかせて何をやってるんだか。

そして水。タマは水道の蛇口からしか水を飲まない。新鮮さにこだわるってこと。誰かが洗面所にいると「水!」と鳴き、その誰かはしばしば蛇口を閉め忘れる。
「もったいない、エコロジックじゃない」と娘が言い出し、
「フォンテーヌ(水飲み器)を買えば?」と息子も賛同し、
ちゃんと飲んでくれるかね・・・と思いながらこれを買った。タンクの中にフィルターが入っていて、浄化された水が循環する。
フィルター3個つきで約40ユーロ。

猫の水飲み器

おお!タマはすぐに飲んだ。

タマ

「ナンだ、コレ?」懐疑的なリュリュ

リュリュ

昔、長い航海に出るとき、猫を1匹、船に乗せたそうだ。船員たちの悲しみや怒り、イライラを猫が吸い取ってくれるから。
食べて寝ているだけに見えるけど、猫たちはうちの家族の鎮静剤になっているんだろう、きっと。


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一位は子供たちからの贈り物

プレゼントは選ぶほうが楽しいと思っていたけど、今年のクリスマスはもらって嬉しいものばかり。

「いつも音楽を聴いてるから」と、スマートフォンに繋げるJBLのエンクロージャー。もらってから手放せなくなった。

cadeaux.jpg

『Tokyo Vice』は、上智を出て読売新聞社会部の記者になったアメリカ人、ジェイク・エーデルスタイン著のサスペンス。同じ大学を出て、私が小さいときに亡くなった父が勤めていた新聞社の記者、というだけで親近感がわくじゃない。
小説の主人公は本人で、日本の“闇の部分”に関心を持った“ガイジン”記者の“ぼく”が、ヤクザ山口組の親分に関する特ダネを掴んだ。それを知った組から「記事を消さなければアンタを消す」と脅されることになる。
Wikipediaで見る限り日本語版が出ていないのは、山口組の圧力だろうか?
子供たちからの2点はピッタシ私向きの選択だった。

もうひとつ、娘が選んでくれたのはリアナのメイクコレクション、Fenty Beauty の口紅。

リアナ Fenty beauty
photo: teenvogue

どんな肌の色にも似合うルージュ、と一色だけ。色もテクスチャーも舞子さんがつける紅のようだ。
おちょぼ口なら似合うだろうけど、「あなた、口紅の消費量が多くて大変ね」とからかわれる私がつけると大変なことに。
「じゃアタシがもらう」と娘がつけたら彼女にも赤すぎ。
2人でさんざん試したあげく、娘はクリネックスで指紋を拭き取って「〇〇の誕生日のプレゼントにする」

義妹に“贈らせた”のはAgnelleの手袋。
1937年創業の手袋ブランドで、デザインも色も、従ってお値段もワンランク上で憧れていた。

agnelle 手袋

色物にも惹かれたけどボタンの並んだ黒に。

agnelle 手袋

猫たちがもらったのはレーザーポインターと羽毛。食べては寝ているので運動不足解消に。
アナログのほうが意外と受けて、羽が半分くらいむしられた。

chats noel

クリスマスの1週間後に年が変わるのは毎年同じなのに、毎年「えっ?もう?」と思ってしまう。
“年越し定番”の友人夫婦6人と寄せ鍋を食べ終わった当たりで2018年になった。この人数だとボナネ!とキスをし合うのに時間がかからない。
・・・ということで
Bonne Année 2018 !
平穏で良い年になりますように。
また1年、読んでいただけたら幸いです。

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「あんまり大きいの買わないでよ」
「わかってる」
「1m60くらい」
「もう3回聞いた」
やることはたくさんあるし、重いし、ツリーは娘とその友達に買いに行かせた。

フランスのツリーはノールマン/Nordmannと エピセア/Epicéaの2種で、前者が70%を占める。理由は持ちがよく、何より葉(フランス語ではaiguille/針と呼ばれる。なるほど針葉樹だものね)が落ちない。毎日掃除しなくてすむ。そのせいかやや高い。

20分後、果たして巨大なツリーを抱えて2人が戻ってきた。ドアから入れるのに苦労している。
「形が完璧なんで一目ぼれしちゃった。1m75だからそんなに大きくないよ。60ユーロだった」
15㎝高いと横幅も比例する。置いてみるといつもの倍くらいあるかんじだ。
「部屋が小さすぎるんだ」と娘の友達。
「ちょっと!部屋を大きくするより、もう少し小さいツリーを買う方が簡単と思わない ??」
怒っても後の祭り。それに確かに形がいい。“葉並び”がきれいで隙間がない。2人ともボザールだから美的センスは認めよう。

珍しく娘が手伝って飾り付けをした。私がツリーのてっぺんに星をつけようとすると、
「ダメ!それは最後」
「どーして?」
「星は神様だから」
「 !! アンタの口からそのセリフを聞くとは思わなかった」
娘は宗教にひどく懐疑的、宗教の名のもとに繰り返されるテロや、カトリック神父の小児愛スキャンダルで、それは深まる一方だ。突然、星は神様なんて・・・

ツリーが輝き出すと、たちまちクリスマス気分、楽しくなる。

クリスマスツリー

猫たちがデコレーションに飛びついて遊ぶかと思ったら意外と静か。タマは「そんなのは若いもんがすること」という顔。

tama noel

去年までガラス玉を壊していたリュリュもツリーの前で寝ている。猫たちが爪とぎに使って無残なソファ!
イリュミネーションを消すと、むっくり起き上がって「なぜ消した?」という顔で私を見る。

クリスマスツリー

・・・または上から眺めている。

クリスマスツリー

どうぞ楽しいクリスマスを!


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娘がアングレームから帰ってくると途端に洗面所がぐちゃぐちゃになる。アイシャドウやチークや保湿パック、細くて長い髪の毛が散乱して「洗面所、片付けなさい!」を連発することに。
いつかこの散乱状態を懐かしむ日が来ると思っているけど、まだほど遠い。

そして、身体の半分くらいある大きなバックパックを背負ってに発っていく。
「“いつでも止めていい”と思いなさい」と言われてから安心したのか、やや前向きになった。私だって、「いつでも別れられるでしょ」と言われて(最初の)結婚を決意した。実際に別れるのはそんなに簡単じゃなかったけど。
さて、ほぼ1週間に一度、3日間帰ってくるのになぜこんな大荷物かと言うと、まず絵の道具(けっこう重い)、洗濯した衣類、そしてタッパーウェアが4つか5つ(かなり重い)。
今回も、鶏もものカレー、子牛のクリーム煮、麻婆豆腐、ポタージュなんかがアングレームに運ばれて行った。
彼女はちゃんと洗ったタッパを持って帰ってくるからいいけど、回収できないのは息子の方だ。去年から友達と2人でアパルトマンを借りていて、よく食料調達に現れる。
一度は、「夜中にお腹が空いて何も食べるものがなかったんでギョーザを食べに来た。起こさなかった?」
目を覚ましてたら心臓マヒになってた・・・

「タッパ持ってきて !!」と何度SMSを送っても、「外にいたから」「時間がなかった」などの理由で手ぶらでやってくる。
時間がない?キッチンのどこかに積み重なっているタッパを紙袋に入れるだけでしょ??
しかし息子ののアパルトマンに行ってみて訳が判った。彼だけじゃなくて同居人の男子も実家からタッパを持ってくる。それぞれのガールフレンドもタッパに入れた料理を持ってくる。その結果、大小様々、出所不明のタッパたちが、トイレ( !!)の戸棚から溢れそうになっている。私は「手ぶらじゃ帰らないわよ」とタッパの識別をして5-6個回収した。
「洗った」というけど、トイレの戸棚でしょ・・・洗いなおさないと。

その次に寄ったとき、なんと息子は空のタッパをモノプリのエコバックに入れて準備していた。
すごい進歩!と満足してウチに帰ってエコバックから取り出したら・・・

tappa.jpg

身と蓋が全く一致しない。一致したのは2つだけ。リュリュが匂いを嗅いでいるってことは洗えてない。
息子にメッセージを送ると、
「君って絶対満足しない、それはよくない」
と逆に怒られた。

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親子離れ日記:ホームシック

「毎晩泣いてる ?! どうして電話しないのよ!」
「だって夜中の3時とかだもん」
「あ、そう・・・」
娘は小さい時から泣かないので有名な子で、「怒られても平然としている」と幼稚園の先生がぼやいていたくらいだ。
「変化が過激すぎた」と娘。
「うちから離れ、パリから離れ、家族や友達やボーイフレンドや猫とも離れ、夜8時になったら誰も歩いてないみたいな田舎に来ちゃって・・・」
順位から言えばボーイフレンドと猫のタマが筆頭だけど、私がむくれるので後にもってきたらしい。

それでも学校の授業が面白ければモチベーションになるけど、「かなりがっかり」
娘が今年6月まで通っていたのは、2年間でDMA(Diplôme des métiers d’art/アート技術ディプローム)を取得できる美術学校のひとつ。2年間で色々な画法、版画、製本・・・をみっちり教え、課題制作がひっきりなしに出て、先生が密着して意見やアドバイスをくれた。ところがアングレームのボザールは、課題が出て、
「では6か月後に提出してください。質問があれ僕の部屋に来て」
ところが“僕”は部屋にいた試しがなく、生徒たちはほっぽり出され、みんな勝手なことをやっている。
「その上、課題が何だと思う?『音』をテーマに漫画を描け!美術史は去年やったのと同じことだし(だからさぼる)、英語はシェイクスピアを読むだけだし(これもさぼる)、バンドデシネの先生は『タンタン』で止まってるし、唯一面白い授業は2週間に一度・・・」
自分はここで何をしてるんだろう?と思っても、アパルトマンを契約し、トラックで引っ越ししたあげく「“やめたい”なんて言えない」
「そんな!鬱になったらどうするの?年末までとか期限を決めて見切りをつけたほうがいいよ。時間の無駄」
時間だけじゃない。家賃や光熱費、TGVの往復・・・その上、タマは愛情不足を食べ物で補おうとしてまた太った。

tama camille

娘の心配は、やめたらどこにも行くとこがなく(途中編入はできないから)もっと路頭に迷うんじゃないか・・・それもわかる。
「とにかく。いつでもやめられると思えば、少しは気が楽になるでしょ。やめたって研修とか見つかるわよ」
「そうだね」
娘は“じゃ明日帰る”と電話を切った。

ヤレヤレ・・・フランスの格言『小さい子供、小さい心配。大きい子供、大きい心配』、よく言ったもんだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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