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Category : 子供・猫・家族

ネコ社会の弱肉強食

週末、友達と一杯飲んで帰りかけると、
「何してるの!?早く帰ってきなさい」
と娘からメッセージ。
なんでアンタに言われなきゃいけないの?・・・あ、そうか。ネコ見張りがあったんだ。

タマが捻挫してから、リュリュが時々、襲いかかるようになった。
アナイスが病気で弱ったとき、タマも同じことをしていた。弱肉強食。
それで娘とわたしが交代で“見張り”をしている。
「すぐ横でネコたちが死闘を繰り広げていても気づかないだろう」夫は見張りから除外されている。

元気な時は仲睦まじかったのに・・・

タマ&リュリュ

タマが恐れてか?ソーシャル・ディスタンスかも。

タマ&リュリュ

うちに帰ると、娘の友達がもう来ていて、バトンタッチで出かけていった。

タマの捻挫は「本来なら手術するとこだけど、タマの歳(11歳)を考えると危険だ。リハビリに長く時間がかかり、筋肉が落ちて弱る可能性が大きい。わたしのネコだったら手術はしない」と言われ、即賛成した。
一日置きに消炎剤を飲み(ムース状のキャッツフードに混ぜると喜んで“飲む”)1週間に1度、歩き方をヴィデオに撮って送ることになった。
「太り気味なんで体重を落とすこと。重いと治りが遅くなる。うちのネコにはズッキーニと白身魚のピュレをあげてますよ」と獣医さん。
タマはそういうヌーヴェルキュイジーヌは好まないので、鶏の胸肉でつくねを作る。

週末には階段を駆け下りたり、窓から中庭に飛び降りたりするようになったけど、脚の引きずり方は変わらない。一喜一憂。
リュリュはいつも一緒に遊んでいた相棒が弱って「つまらない」のと、タマが大事にされるんで嫉妬もあるんでしょうね。

ネコでこれだけ大変なんだから、子供を持つのは躊躇われる、と娘が言い出した。
わたしは取り合わず「ふんふん」と聞いている。
この調子だと「早く帰ってきて」とか「またチビ、預かってね」と言われそうだしね・・・


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タマの負傷

夜遅く娘が呼ぶので行ってみると、タマがテーブルの下にうずくまっている。どっかから落ちたらしい。
「脚が折れたんじゃない!?」と娘。
脚に触ってみるけど何も言わない。ちょっと歩いてごらん、と立ち上がらせると(すごく聞き分けのいい猫だ)脚を引きずりながら歩く。
「折れてないと思う。折れてたら足を地面につけられないよ」
脚を折ったとき、間違ってつま先を地につけると脳天まで突き抜ける痛みだった。

一夜明けても容態は同じ。お腹は空くらしくキッチンにたどり着こうとするけど、えらく時間がかかる。可哀そう。
娘が獣医さんに連れて行った。
どこも折れていなくて、消炎剤をもらって帰ってきた。
レントゲンと診察料で、
「185ユーロ!?」
どういう計算になっているのか知らないけど、人間のより高いじゃない。
しかもレントゲンは腰まで見える角度で撮れなかったので、
「もう一度連れてきなさいって。でも2回目はレントゲンはタダだって」
そりゃそうだ。

「イタイイタイなのね、かわいそうにモン・べべ・・・」
と、娘はタマにかかりっきりで、本棚から画集や百科事典を取り出してベッドまでの階段を作り(果たしてタマは利用しているか?)。

IMG_20201004_184427.jpg

レントゲンのため夜9時以降何も食べてはいけないので、9時以降は、
「タマが欲しがるから」とわたしたちまで何も食べられなくなり、
わたしがTVシリーズを観ていると、
「タマが眠ってるから静かに!」

IMG_20201009_114421.jpg

タマでこれだから、赤ちゃんができたらどうなるんでしょう・・・

2度目のレントゲンで“深刻な捻挫”と判明。全治1か月だそうで、つまり後1か月タマ中心の生活が続くわけだ。

*先日8日発売の女性セブンにわたしのインタビューが載っています。『新・われらの時代に』というコーナーで、長谷川町子の生き方について。立ち読みでもしてください。
わたしの手元に掲載誌が届くのは10日後?くらいでしょうか。12日にネット配信になるそうです。


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田舎の週末:猫とハエ

わたしが田舎にいた2日間、ソーシスは顔を見せなかった。数日早く来ていた夫は、
「最初の晩遅くにやってきた。キャッツフードをやったけどあんまりお腹空いてないみたいだった」
金曜と土曜の晩、遅くまで待ったけど現れなかった。
「1か月近く来なかったんでむくれてるんだろう」
「・・・と言うより可愛がってくれる家を見つけたんじゃない?」

隔離中から娘とこの家に懐き、朝から晩までうちで過ごしていたソーシス。娘がいたら現れたかもしれない。

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ソーシスが来ないと、他の野良猫も姿を見せない。わたしたちは頻繁には来ないし、のら猫たちがよそに“棲み処”を見つけたのは安心すべきことだ。でも寂しい・・・

田舎で鬱陶しいのはハエの数だ。台所にはいつも30匹(数えたわけではないけど)くらいブンブン飛び回っている。
食べ物だけでなく腕や脚に止まり、脚の上でセックスする大胆なカップルもいる。
「見た目はいやだけどこれが一番効く」と従妹がいうハエ取りをうちも購入した。

天井から吊るすと次々にハエが糊付けになる(既に数匹貼りついているの、見えますか?)
犠牲者の数が増えると「あそこは危ない」と思うのか、寄り付かなくなるので新しいのに取り換える。

IMG_20200725_190704.jpg

一番ハエが集まるのが調理台の近くなので、ランプシェードからハエ取りをぶら下げ、料理していたら「ギャッ」自分が糊付けになってしまった。
一緒に来ていた友人に剥がすのを手伝ってもらったけど、髪や耳がベタベタ、どころかハエの死体もくっついてきた。
ミイラ取りがミイラに・・・最悪。
原始的なハエ取りの接着力はすごくて、ハエたちに同情を感じてしまったほど。


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誕生日の涙

昨日はわたしの誕生日だったんだけど、家族のほぼみんなが忘れていて、朝からむくれていた。
隔離中に娘と夫の誕生日があり、わたしのはウェイティングリストの3番目とはいえ、「おめでとう」くらい言ってよ!

そこへ親しい友達から、
「たかこ
わたしの大切なパックが昨日、心臓まひで亡くなりました。2週間具合が悪そうで、心配していたけど、とうとう・・・
あなた、いつもパックは元気?って聞いてくれたから、わたしがどんなに落ち込んでるか分かってくれると思って。
ジャン=ルイが逝ってから、パックに助けられて生きてきた気がします。
マリー」
というメールが来た。
マリーの夫、ジャン=ルイは2年前、白血病で急死した。
ジャン=ルイとは同じオフィスにいたこともあって、とても仲良しで、いつも大晦日の夜はうちで一緒に過ごす約束をしていた。
2年前の大晦日の前日、
「めちゃくちゃ疲れて一日ベッドにいる日もあるんだ。マリーも調子がよくなくて明日は行けそうもない。年が明けてから会おう」
と電話があり、
「じゃ、好きな日本酒一本とっとくわね」
と話したのが最後になった。

彼らは子供がいなく、マリーはスコッチテリアのパックと思い出の詰まった家に残された。
パックは死なないで欲しい、とマリーに会う度に祈ったものだ。

パックと聞くと「お刺身パック」とか連想してしまうけど、『真夏の夜の夢』に出てくる妖精の名前でPuckと綴る。
chien ecossais
だからメールを読んで涙が止まらなくなった。

わたしの泣きはらした目を見て、娘は「誕生日を忘れたせい?!」と勘違いして、慌てて東京の兄貴に電話し、息子が「おめでとう!」と電話してきた。涙の副産物。
その後、サルサのコーチや、いつも誕生日によんでいる友達が電話してくれて(「家族が忘れてた?けしからん!」)「むくれ」は解消したけど。パックを失くしたマリーの心境を思うと、黒猫アナイスが逝ったときの喪失感に重なり、一日涙が出た。

アナイス

真夏のような太陽に浮かれる休日(ペンテコステ)とは裏腹の・・・セ・ラ・ヴィ。


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隔離を喜んだ猫と花

隔離になる前から友達と夫の実家に行っていた娘は、そのまま田舎で籠った。
親戚や近所の人たちは「パリからウィルスを持ってきたかも」と、誰も家に近づかなかった。
「遠くから手を振るだけ。完全な孤立よ」
近づいてきたのは猫。出ていくと逃げるけど、キャッツフードを外に置くとなくなっている。
そのうち、中の一匹が、ドアの敷居まで挨拶に来るようになり、1か月後には撫ぜるとグルグル言うようになった。

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「野良猫を手懐けたのよ!すごいでしょ」
わたしの娘だもの、驚くに当たらない。
猫は雌でSaucisse (ソーセージ)と命名され、今では毎朝、庭側のベランダまでやってくるんだって。

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遊ぼうよ・・・

saucisse2_450.jpg

「あんまり仲良くなると別れるのがつらいし、Saucisseが可哀そう」とわたし。
一瞬、パリに連れてくることを考えたけど、タマ(娘の猫)が嫉妬で病気になるよね。

誰かが田舎に2か月もいるなんて初めてのこと。庭の桜やバラ、観客がいると咲き甲斐があるというもの。

田舎のバラ

田舎のバラ

田舎の桜

パリのタマとリュリュも、いつも誰か家にいるので喜んでいた。
隔離の最初の頃は隣同士で寝ていたけど、

タマ&リュリュ、隔離

「1m離れないと危ないじゃないか!」

タマ&リュリュ、隔離

ソーシャルディスタンスを守るようになった。

タマ&リュリュ、隔離

フランス人の35%は「まだ外に出たくない」そうだけど、明日から世界はどうなるのかなぁ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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