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奥様のおかげでサルコジ挽回

sarkozy

イギリスで(も)評判の悪いサルコジ大統領、「男を喰う女」などと言われるカーラ・ブルニ=サルコジのカップルがイギリスを公式訪問。当日にカーラ・ブルニ、モデル時代のヌード写真(来月、NLのクリスティーズで競売になるヤツ)が新聞に載ったり、あまりイイ感じではなかった。
ところが、シックなグレイのアンサンブルをまとったカーラ・ブルニは、たちまち英国民を魅了。ダイアナ妃を思い出させる、いやジャッキー・ケネディのエレガンス、とメディアは絶賛、2日目の新聞はカーラのショットで埋め尽くされる。

このグレイのアンサンブルはDIORの2008年秋・冬コレクションの先取り。ちょっと女学生風で、1960年代のDIORの雰囲気、今までのガリアーノとはガラリと違う。写真は2日目の紫のコート、中はグレイのパンツスーツ。
「サルコジは先見の明を自慢しているけど、ファーストレディのほうがよほど先を見ている。ブティックには数ヶ月後でないと売り出されない秋・冬コレクションを着て現れた」と書く新聞も。

首相との会談もすこぶる友好的に行われ、「(大統領は)いつでもお好きなときに、英仏海峡を越えておいでください。ただし、奥様ご同伴をお忘れなく」というのが、今回の訪問の成果。
支持率が落ち続けていたサルコジもこれで少し挽回。
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パンク・オペラ『ジタンの時代』

temps des Gitans

昨年、バスティーユのオペラ座でヒットした『Le Temps des Gitans ジタンの時代』がパレ・デ・コングレで再演になっている。友達がプロデュースをしているので招待状をもらい、夫と娘の3人で観にいった。自分では思いつかないスペクタクルに招待してもらうと、とても有難い。

ジプシーのペランは私生児で、障害者の妹がいる。2人はマケドニア(旧ユーゴスラヴィア)のスラム街でおばあちゃんに育てられる。隣の娘に恋したペランはたくさんお金を稼いで、結婚しようと決める。しかし美味しい話に乗って彼が始めた仕事は、如何わしい闇取引と子供売買。全く望まなかった世界に閉じ込められたペラン、夢に見たヨーロッパの文化は程遠い・・・という筋は、帰ってからサイトを見て知ったもの。観終わったあと、「ストーリーは全然わからなかったけどよかった」というと「僕もわからなかった」と夫。唯一娘だけが、大体理解していたと判明した。

エミール・クストリッツァが1989年に映画化したものをオペラ化したもので、演出はやはりクストリッツァ、自称パンク・オペラ。
明るいのにメランコリックなジタンの音楽、アヒル(本物の)が歩き回りアコーディオンが流れるスラム街は、ごちゃごちゃしているのに調和があり、絵画を見るようだ。そしてダンスも、よく見るとみんな好きなように踊っているように見えながら、まとまりがある。
50人を超える出演者はみんなセルビアとコソボから来ているそうだ。

私の観た初日は満席だった。ポルト・マイヨーのパレ・デ・コングレで、3月30日まで。
サイトはこちら

今日は深刻な話題・・・

carte

治癒不可能な、鼻孔にできた腫瘍で苦しんでいた女性、シャンタル・セビル。この類稀な病気は彼女の顔を変形させただけでなく、嗅覚、味覚を失い、昨年末から目も見えなくなっていた。そして針で刺されるような絶え間ない痛み。その痛みに耐えかね、家族も同意して、彼女はディジョンの裁判所に安楽死の許可を願い出た。

フランスの法律では、治療や投薬をやめる「消極的安楽死」は2005年から認められているが、致死量の薬を与える「積極的安楽死」は禁じられている。政府は、法律を改定するつもりは全くない、と発表し、ディジョンの裁判所はシャンタル・セビルの嘆願を却下。17日のことだ。
これをきっかけに安楽死の是非をめぐって全国的な論議となる。

政府が態度を変えない中で、ベルナール・クシュネールだけがシャンタル・セビルを擁護する発言をする:もし彼女が自殺という手段を選べば、家族の苦しみは計り知れない。法律に例外を認めるべきだ。

現外務大臣のクシュネールは、国境なき医師団の前責任者であり、かっては厚生大臣だった。

19日の水曜日、シャンタルが死亡しているのを娘が発見。医師は自然死の可能性は少ない、と発表。彼女の体内に残っていた薬物の分析には何日かかかるので、死因はまだわかっていない。

死ぬことに手を貸すのを認める、というのは最も難しい決断だ。今回の論争の中で「末期がんの患者で、家族も同意すれば、医師が“手を貸す”ことは現に行われている。裁判所の判決は偽善的」という意見が目立った。

ヨーロッパの地図で、赤く塗られた国が安楽死を禁じ、オレンジが「消極的安楽死」のみ認め、グリーンが全面的に認めている国(オランダ、ベルギー、スイス、スウェーデン)。
そういえばWIKIPEDIAでフランスが安楽死を認める国の中に入っていたけど、2005年のレオネッティ法は、他のオレンジ色の国同様「消極的・・・」しか認めていません。


シュティの国にようこそ

bienvenue

郵便局に勤めるフィリップは、欝の傾向がある妻のために、コート・ダジュールへの転勤を願い出る。みんなが行きたがる、輝く太陽とコバルトブルーの海の南仏、希望しただけでは行けそうもない、と画策を練るが、それが裏目に出て、北フランスの田舎町に左遷される。

北フランス!一年中灰色の空、寒い気候、粗暴な住民、訳のわからない方言・・・という既成概念を持つ彼、欝病の妻などとても連れていけない、と単身で北の町に出かけていく。
フィリップが“訳のわからない方言を話す粗暴な住民の陰気な町”に慣れ、はまっていく様を超ユーモラスに描いた作品。

“シュティ”は俗語で北に住んでいる人のこと。ダニー・ブーンが自分の故郷への愛情を込めて作ったこの映画、北フランスで先行上映されたときは大ウケで、「地元の人がわかるギャグなのね」なんて思っていたパリッ子も、封切りと同時に大絶賛。全国で1260万の入りと予想外のヒットになっている。

観客動員数でゆるぎない1位を保っているのは『タイタニック』の2000万、フランス映画では1966年のルイ・ド・フィネスとブールヴィルの『大進撃』1700万人。『Bienvenue chez les Ch’tis』が後者を追い越して、フランス映画第1位になるだろうという噂だ。

こういう映画がヒットするということは、物価が高いとか仕事がつまらない、なんて日常を忘れて、笑いたいってことでしょうね。
フィリップを演じるカッド・メラッドが持ち味を全開してすごくいい。彼は、カッド&オリヴィエというギャグのコンビでスタートしたが、映画でのほうが「マジメ可笑しい」そのキャラが生きるようだ。

公式サイト

クラピッシュの『PARIS パリ』

paris


心臓病で、移植をしなければ後数ヶ月の命、と宣告されたピエール(ロマン・デュリス)。ダンサーの仕事も辞め、長い一日を、アパルトマンのバルコニーから、パリの街で起こることを眺めて暮らす。
余命わずかと言われると、パリの表情も違って見える。そこで生きて、泣いたり笑ったりしている人たちも・・・弟を心配して子供連れで彼のうちに引っ越してきた姉エリーズ(ジュリエット・ビノッシュ)、向かいのアパルトマンに住む美しい女学生(メラニー・ローラン)、彼女に真剣に恋をしている大学教授ローラン(ファブリス・ルキーニ)、その弟で建築家のフィリップは兄から「お前は限りなく普通だ」と言われて深刻に悩む。エリーズに気がある市場の八百屋(アルベール・デュポンテル)、口うるさい近所のパン屋の女主人(カリン・ヴィアール)・・・など、ピエールの周囲で出会い、すれ違う人々が、パリの色々な地区を背景に描かれる。

すっぴんのビノッシュがすごくいい。夫と別れて3人の子供を育て、新しい出会いに控えめに開いている。いい年をして女学生に恋するルキーニもいい。匿名でSMSを送ったりする:『je te kiffe』!学生がメールやSMSで使う俗語で、je t’aimeの意味。カリン・ヴィアールのパン屋の主人(写真)は「こういうパン屋のマダム、いるいる!」と大笑い。

paris2


「ロンドン、サンペテルスブルグ、バルセロナ・・・とこれまで外国を舞台に映画を取ってきたので、自分の街に戻ってきたくなった」とクラピッシュ。「パリはスノッブでブルジョアで気取った街というイメージがある。そしてパリジャンは文句ばっかり言っている、絶対満足しない。でもこの態度の中には美しく前向きの要素もあると思う。」この映画のサブタイトルに「永遠の街の、束の間のポートレイト」とつけたかったそうだ。パリが好きな人には必見の作品。

難といえば、20分ほど長すぎる感じ。パリコレのマヌカンのエピソードは余分だったと思う。

モロッコ日記⑤

babouche


モロッコのおみやげといえば、絨毯、革製品、アルガンオイル、モロッコ菓子・・・そして“モロッコのエッフェル塔”といえるほど、どこでも見かけるのが、このバブーシュ(革のスリッパ)のキーホルダー。作りは繊細とはいえないけど、けっこう可愛い。10~20ディラム(1~2ユーロ)なので、娘は友達のおみやげにといくつか買った。 

スークの絨毯売りを覗いた。2点同じものがないという手作りの絨毯を、次から次へと広げて見せてくれる。後でたたむのが大変だろうと変な心配をする。
値段の交渉は口頭ではなく、書いて行われる。売り手とお客の間を行き来するカーボン紙をちらっと見たら、最初の値段が2850ディラム、お客はいきなり2000ディラム。そこから少しずつ歩み寄って2250ディラムで交渉が成立した。約225ユーロ。絨毯は買ったことがないので、どのくらいお得なのかわからない。

dromadaire


ユーカリプタスの林を抜けて、フラミンゴの遊ぶSOUS河までラクダで行く、というのがあって、娘がラクダに乗らなきゃモロッコに来た意味がないというので、行くことにした。これが全然ラクじゃない。上下左右に揺れるので、集中していないと落ちそうになる。往復2時間のコースなのに、最初の15分で降りたくなった。
パンフレットには「美しいユーカリプタスの林を抜けて・・・」だったけど、通ったのはゴミ捨て場のような空き地。河の近くに着くと、たしかにフラミンゴが見えた。
2時間のお散歩のあと、脚がガクガクになる。『アラビアのロレンス』の俳優さんたちも大変だったんだ。この体験のお値段は約25ユーロ+ラクダ遣いのお兄さんにチップ、であった。
ラクダは1頭約3500ユーロと、平均賃金の10倍以上の値段。こうやって旅行者を乗せれば140人で元が取れる。お金持ちは嫁入り道具にラクダを持たせるそうだ。

モロッコ日記④

piscine

肌に悪いというのは百も千も承知だけど、太陽の下で、水着で寝転がって本を読む。春のモロッコの太陽は柔らかく、愛撫されるように心地よい。やめられない。
本に飽きると、プールサイドの人たちを観察する。観光客はフランス人とイギリス人が半々くらい。大昔にやった世界史の記憶を辿れば・・・19世紀末に始まった植民地政策で、イギリスとフランスがモロッコの統治権を争い、結局フランスが20世紀はじめから保護下に置いた。フランスからの独立は1956年だが、今でも公用語はフランス語だ。
ノラ猫にもたくさん出会った。ちょっと声をかけるついてくる。モロッコのノラ猫は痩せている。

さて、フランス人は学校が休みなので子供づれが多い。離婚した男女が出会った“再構成カップル”もチラホラ。嬉しそうに日焼け止めクリームを塗りあったり、テーブルでもじっと見つめあったりしている。
イギリス人は中年以上のカップルが目立つ。彼らは一様にデブだ。イギリスって、料理がまずいんじゃなかったけ?フランス人はそんなに太った人がいない。フレンチパラドックス!観察していると、イギリス人は実に頻繁にコーラやスプライトを飲む。

みんな一日中、真剣に肌を焼いている。太陽がホテルの建物の影に見えなくなると、「今日のお仕事終わり」とばかり、本やバスタオルを片付け、茹で海老のように真っ赤になって部屋に戻っていく。

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時々娘が海岸に行こうという。細かい砂が心地よい。海は冷たいので海にに入っている勇敢な人は両手で数えられるくらい、子供ばっかりだ。ホテルのプラベートビーチと謳っているのに監視員がいないので、私が見張っている。泳ぎの得意じゃない私が見張っても意味がないのだけど、大声で助けを呼ぶくらいできるだろう。
海岸でベールを深く被った女性が身体を揺すりながらお祈りをしている。その夫と息子は水着でボール遊びをしている。モロッコの女性は男性の前で肌を見せてはいけない。

2004年の新家族法で男女同権が認められ、女性への“監視”が法律上は排除された。女性が、父親の監督なしに結婚することができるようになった。とは言え、ベールだけではなく、黒い布で顔を隠し、黒い手袋までした女性も見かけた。
長く続いた風習を、法律が変えるのには時間がかかるのだろう。

古い歴史の町 タルゥーダン

argan

次に訪れたのがモロッコで最も古い町のひとつTaroudantタルゥーダン。アガディールから80km、オート・アトラス(大アトラス山脈)とアンチ・アトラス(前アトラス山脈)に挟まれた渓谷にあり、11世紀にはシート族の小王国の首都だった。古い歴史と雰囲気から“小マラケシュ”と呼ばれているそうだ。

城壁に囲まれ、細い道に食べ物売りや何を売っているのかわからない店が並ぶ。迷ったら2度と出られないような入り組んだスークを通る。Soukスークとはアラブの市場のこと、革製品、香辛料、アルガンオイル、銀製品など地元の産物のほかに、モロッコの“特産品”は偽ブランド商品だそうで、CHANELとか DIORの偽バッグやADIDASとロゴの入ったトレーナーも見かけた。

argan femmes


ガイドは私たちをアルガンオイルの店に案内してくれた。アガディール一帯がアルガンツリーの産地、私は砂漠に生えているのかと思っていたけど、町を一歩でた原っぱにも生えている。アルガンの実は、最初の写真のように、石で殻を叩き割って中身を取り出す。炒りアーモンドのような芳ばしい香りがする。それを女性が臼のようなもので、すりつぶす。すりつぶした実を、写真の、巨大おはぎのようなボールにして置いておくと、そこからオイルが分離してくる。100kgの実から1~2リットルしか取れないという話を思い出した。

アルガンオイルのせいかどうか、モロッコの女性の肌はピンとハリがあってつやつやしている。ベールで隠しているのがもったいない。

木登りヤギの謎

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アガディールの町は1960年の大震災で殆ど全壊、その後に建てられた近代的建物ばかりで、モロッコの歴史に出会うことができない。100kmほど離れたベルベル人の村、Tiout(ティウート)へのツアーに参加する。ベルベル人とは、北アフリカに古くから住む民族、独自の文化を持ちイスラム教を信じる。モロッコ人口の半分がベルベル人だそう。

村に向かう途中で、信じられない光景に出会った:ヤギがたくさん木に登っている、というか、ヤギが鈴なりになっている木。ミニバスのガイドさんが「降りて写真を撮りましょう」という。バスを降りると、どこからともなくヤギ飼いのおじさんが現れ、娘の腕に赤ちゃんヤギを抱かせてくれる。
「これってお金取られるんじゃない」と思った途端、私の腕にも子供のヤギが。断らねば、と思うけど、腕にかたい鼻をこすりつけてきて可愛い!

ヤギたちは自発的に木に登ったのか?と尋ねると、もちろんとガイド。この木があの有名なアルガンツリーで、葉っぱが美味しいので登って食べるんだそうだ。ヤギさんたちの間でも日焼け防止やアンチエイジ効果が知られているんだろうか?
はたして最後にヤギの“出演料”を請求された。

この木登りヤギには大きな「?」が残る。あれはヤラセではないの?ガイドはいかにもたまたまこの光景に出会ったというふうにバスを停めたけど、ヤギ飼いとは肩など叩き合って、知り合いだった・・・ヤギが実際登ったり降りたりするところを見た人はいるんだろうか?知っている方がいたら教えて欲しい。

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Tioutに着くと、ロバに乗って村を一回り。石がゴロゴロの道を、ロバはヨタヨタと進み、時々思い出したように駆け足になる。突然岩かげからカメラを下げた男性が出てきて「ハイ、笑って!」。村を去るときには写真ができているというわけ。ベルベル人は商魂たくましい。

春のモロッコ

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フランスから行き易くて、異国情緒がある国といえばモロッコとチュニジア。フランス語が通じるし、飛行機の便数も多く、パッケージはピンキリでたくさん揃っている。
学校の冬休みに、娘と一緒にモロッコのアガディールという町にやってきた。モロッコ唯一の海水浴地で、細かい砂の海岸が延々と続いている。海とホテルとレストラン、民芸品を売るスーク、その他には何もなく、フランス人が得意な“何もしない休日”にもってこいの場所。ここを拠点に他の町を訪ねることもできる。

気温は日中で25度くらい、朝晩は10度低くなる。太陽を満喫したい旅行者はTシャツやタンクトップで、現地の人はセーターやダウンジャケットで歩いているのが対照的。

モロッコでまず印象的なのは、貧しさ。彼らにとって、旅行者と金持ちは同義語だそうで、ホテルを出ると、物売りや物乞いにひっきりなしに声をかけられる。物売りはアクセサリー、民族衣装、絨毯、観光ツアーなどさまざま、その合間に子供が「マダム、1ディラム!」とお金をせびる。かなり疲れる。
通貨はディラム、ユーロの約10分の1。モロッコの最低賃金は月2000ディラムで、従って物価はかなり安い。ところがホテルの中は、フランスと変わらない物価で、例えばランチのビュッフェが一人20ユーロと、めちゃくちゃ高い。ホテルから一歩外に出ると、旅行者相手のレストランが並んでいて、既に値段はホテルの半分に下がる。さらに遠くまで歩くと、2人でご飯を食べて10ユーロという店が見つかる・・・と、旅行者用・住民用と2通りの価格があるのに気がついた。なるべくホテルを出ることにする。

hotel

といっても、私の選んだツアーの魅力は、5つ星ホテルに破格の値段で泊まれること。(「5つ星、ただし現地評価」と注意書きがしてあったが)モダンなモロッコ調で、部屋も広く、ご覧のように中庭には広大なプールがあり、海岸も歩いて3分。オープンして6ヶ月で、客室を埋めるために、色々なツアー会社と提携している。正規の宿泊料はスタンダードで一泊200ユーロだが、私たちのパッケージは、毎日2食つき(朝と夕)、往復飛行機にホテルまでのバスまで込みで1週間650ユーロ!

ただし現実はパンフレットほど美しくなかった。まずホテルのスタッフが信じられないほど無能であった。フロントは何を聞いてもまともに答えられず、しかも感じが悪い。アガディールの町を一周する電車がどこから出るのかと尋ねたら、「そういうことはコンシエルジュに聞いてくれ」。民族衣装でウロウロしているコンシエルジュに聞いたら、にっこり笑って「ぼく、乗ったことがないので」「!?」あきれるのを通り越して笑っちゃうようなことが何度かあったけど、しまいには腹が立ってくる。
後で聞いたら、ここのスタッフは全員、ホテル学校の研修生なんだそうだ。なるほどみんな若い。しかし5つ星ホテルで研修生に任せてしまうのもスゴイ。モロッコならでは!
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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