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「これ、きっとママンが好きだよ」と娘が聴かせてくれた歌。彼女は暇さえあればFace book とYoutubeなので、よく新しいヴィデオクリップを見つけてくる。
Anisの『Jose/ジョセ』。夏の空気を思わせる陽気でレトロなメロディ・・・好き好き!



でも歌詞をよく聞いたら、
「人生は美しく、街は無慈悲だ・・・
目は開いたまま凍りついた微笑みを浮かべ、
君がベッドで死んでいるのを見つけたとき、
彼らはそう思った。
死んじゃった・・・
君と付き合えてよかったよ」
なんと、急死した友達へ別れの歌なんだ。
こんな陽気なメロディで送り出されるのも悪くない。

歌っているのはAnisは聞いたことのない歌手、顔を見る限り北アフリカ系だ。
ネットで調べたら「フランス人歌手。母はロシア人、父モロッコ人・・・」
はぁそうですか、とページを閉じようとして、これを日本人に置き換えて、
「母は中国人、父フランス人で子供は日本人」というのはありえるんだろうか?・・・なさそうですね。

これは出生地主義(droit du sol)と血統主義(droit du sang)の違いということを知った。
出生地主義を採用しているのはUSAとカナダだけで、フランスは血統主義とのいわば中間主義。親のどちらかがフランス人か、フランスで生まれた外国人ならその子にフランス国籍が与えられる。
日本は血統主義なので、歌手のアニスが日本で生まれていたらロシアかモロッコ国籍になり、日本国籍はあり得ない。
娘のYoutube、たまには勉強になることもある。



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パリ離婚事情

パリの大審裁判所の家庭紛争課、主として離婚と子供の養育権をめぐる争いが取り扱われる。

シテ島にある荘厳な大審裁判所
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裁判官の一人に言わせると「今のフランス家庭の有り様が毎日、走馬灯のように映し出される」
毎日の仕事の必需品:民法典とクリネックスの箱。
離婚の最後の話し合いが行われる場所で、女でも男でもとにかく泣くんだそう。クリネックスの消費量が著しい(余談ですが、フランスはなぜかKleenexの独占で普通名詞化している)

裁判官によるここ10年、別れ方の変遷:
若いパパの要求増:自ら育児休暇を取り、オムツを代え、病気になれば夜中に起きた30-40歳の“若い過保護パパ”が母親と同等の養育権を主張。往々にして父親は“2週おきの週末(『un week-end sur deux』は熟語になっている)+バカンスの半分)の権利を得るけどそれでは飽き足らない。子供の母親も30-40代で、これから”もう一花咲かせよう”としているので双方が合意する場合が多い。
一方、45-50歳のママは子供を自分のそばに置いておきたがる。

MEETIC離婚の増加:ご存知ヨーロッパ最大の出会いサイトミーティックは出会いサイトの同義語になっている。典型的な例:同い年の奥さんと離婚した50代男性が、2年後にミーティックで知り合った自分の娘くらいの歳の女性と離婚しにやってくる。

65歳離婚の増加:定年退職した夫が一日中うちにいると、妻がキレる。この現象は日本でも同じでは?
中には同い年の妻と離婚し「これから人生をやり直す!」と去っていった90歳のおじいさんもいるとか。アッパレ・・・

その他、過失離婚(例:どちらかが家庭を捨て愛人と暮らし始めた)が減り(27%)、協議離婚の増加(50%)。残りはその他もろもろの理由。
離婚するカップルの平均結婚年数:12年・・・意外と長い!

離婚は「人生の中で誰もが遭遇するかもしれないドラマ」。
いくつになっても愛を模索するフランス人の姿が浮かび上がりません?


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乾燥肌の遍歴

今年は日本が寒くて乾燥していて、フランスは暖冬で雨が多く、例年と逆だ。
でもパリの空気の乾燥は昨日に始まったことではなく、乾燥肌の私は冬になると粉がふいたような恐ろしいことになる。
私の保湿クリーム遍歴はこんな感じ。

資生堂ビオ・パーフォーマンス
友達のうちのバスルームにあったのをちょっと試したのがきかっけ。テクスチャーが独特で、いかにもすーっと浸透しそう。ほかに何もつける必要がない。やっぱり日本人は日本の製品が合うのね、とひとり納得していたら、海外用に成分を変えているとか。
問題は値段、30ml 82ユーロ。

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AVENE Cold Cream
温泉水を使ったアヴェンヌは自然派ファーマシーコスメの中でも老舗。皮膚病治療のスパも有名だ。
息子が部分的ニキビ、その他は乾燥肌に悩んでいたとき、皮膚科の先生に薦められた。主成分はアヴェーヌ温泉水(36%)に蜜蝋、パラフィンオイル。香りが殆どない。問題は、値段が安すぎる(40ml 6-7ユーロ)。
高ければ暴利を貪ってると文句をいい、安ければ不安になる・・・女は厄介だ。2タイプあるうち超乾燥肌用をお薦め。チューブで便利なので旅行に持っていく。コールドクリームは超ベーシックな製品だが、日本に入ってないようだ。
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TOPICREM Ultra-hydratante corps
やはりパラファーマシーで必ず見つかるトピクレームも皮膚科の先生に教えられた。
同じ名前のフェイスクリームはソフトでちょっと物足りない感じだが、ボディクリームはお薦め。アトピー肌の子供たちも愛用して数年来切らしたことがない。このブランドは日本未入荷のようだ。パラファーマシーで500ml、12-13ユーロ。
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CAUDALIE Vinosource Ultra Nourissante
薬屋さんでも売っているコーダリーの、ヴィノソース・リッチクリーム。去年かおとどし、保湿クリームランキングで1位に選ばれた。テクスチャーとほんのり(ブドウの?)香りが快感。なるほどしっとりし、目下愛用中。乾燥がひどいときは同じラインのコンセントレートをほんの数滴加える。
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SOTHY’S Hydradvance
通訳の仕事をしたお陰で知った高級コスメブランドSothy's。パラファーマシーはもちろん、デパートでも売っていない。フォーブール・サントノレのインスティチュートでしか買えない、他と一線を画したブランド。通訳最後の日におみやげでいくつか製品をもらった。うちに帰ると、娘がさっそく中身を取り出し、
「セラム・リフティング、アンチエイジング・デュオ・マスク、アンチ・ウィンクル・・・」
アタシってそういうのが全部必要な顔してるってこと!と一瞬ガックリ。 
「きっとアンチエイジング専門のブランドなのよ」と慰められる。
『ハイドラアドバンス』というクリームをさっそく試したら、使い心地がとてもよろしい。香りがアダルト。資生堂の倍くらいするのでは?自分では絶対買わないクリームなので有難く使っている。

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猫の医療費

若くて美しい雄猫がやってきたのを受け入れられず、円形脱毛症になった先着雌猫の話をご記憶の方はご記憶と思う。
2年来、雌猫アナイスのストレスな毎日はあまり変わっていない。獣医さんが、コーチゾンの注射をして精神安定剤(人間のと同じ形!)を出し、少し毛が生えてきたと喜ぶのも束の間、また禿げだすの繰り返し。

コーチゾンの注射は効き目が1ヶ月も続かない上、もともと神経質なアナイスはキャッツフードに巧みに混ぜた精神安定剤の匂いを嗅ぎ取って食べてくれない。結局、薬なんか全然必要ない雄猫タマが食べて、さらに安定している。

食っちゃ寝、食っちゃ寝の美しい人生
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最近、円形脱毛症が深刻化した可愛そうなアナイス、また獣医さんのとこに連れて行くことになった。

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猫運搬用の籠は、見るだけでどこかに連れて行かれると察知し逃げ出すので、毎回、寝ているところを捕らえ、ダンボールに入れガムテームで止めるという野蛮な方法を用いる。
ダンボールを抱えて歩いていると、中でもがく音がしたり、「フギャ」などの声が聞こえるので通行人が怖がる。
「中は猫です」「ただの猫なんです」と言いながら歩かなければならない。

獣医さんはアナイスの脱毛症を見て、「ふーむ、これは・・・」
そう、昔はうちに来た人が揃って「わー綺麗な猫」という美貌の黒猫だったのにね。
注射を2本、精神安定剤1箱。なかなか食べてくれないというと、薬を包み込む特製パテを薦められる。
「さらに猫が寝る部屋にフェロモンを散布すると鎮静効果があるんですよ」と獣医さん。
フェロモンって、発情を誘発させるあのフェロモン?
「でも2匹とも去勢してるんですけど」
「いやいや、フェロモンといっても色々種類があって、これは精神を安定させるフェロモンです」
フェロモン散布器は蚊取りマットに似ていて、電気の差込口に取り付ける。
「猫が寝るのは大抵私の脚の上なんですけど、そのフェロモンを私が吸って(発情したりする!)危険は?」
と尋ねると、獣医さんはケタケタ笑って、
「動物のフェロモンは動物しか反応しないので安心してください」
会計を待ちつつ、待合室の見回したら、
「猫のリラックスマッサージ30分25ユーロ」の貼紙が。
そこまではしないまでも、獣医さんに言われるまま、パテ、フェロモン散布器を買い+注射2本で160ユーロ!
暴利貪ってない?と思いつつ、アナイスにも快適な人生を送って欲しいし、タマはすっかり家族の一員になっていて別れるわけにはいかない。猫好きの板ばさみ・・・


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もう何回目になるかな?料理学校の日本料理教室の“講師”を始めて1年。
しいたけの肉詰め、イカと葱の酢味噌和え、鱈の味噌ホイル焼き、照り焼き・・・などを紹介した。
料理は大好きだけど、作り方はアバウトで自分の舌が頼り。大抵4人分しか作らないので、10人分できっちり材料を量りレシピを作るのが一苦労。その上、日本とフランスでは大匙・小匙、カップの容量が違い、その上私は数字に弱く、何回か試さないと生徒さんたちに配るレシピが書けない。今回は茶碗蒸しと炒り鶏だったけど、家族は年末から炒り鶏3回、茶碗蒸し2回を食べさせられるはめになった。

パリにお寿司教室は山ほどあるので、この料理教室は家庭料理が特色。
炒り鶏には人参、蕪(boule d’or=金の球という日本語に訳すのを躊躇う品種が美味しい)、レンコン、こんにゃく、しいたけを入れる。しいたけは市場で手に入るようになったけど、干ししいたけは恐ろしく高い。
「炒り鶏は日本のポトフー、翌日、翌々日がさらに美味しい」というと、「じゃあさってまた来る」という生徒さんも。残ってないよ。

材料ではこんにゃくが珍しく、全員の注目を集める。アラン・デュカスがゲストで出たラジオのグルメ番組でも最近紹介された。その前からノーカロリーと聞いたダイエット常習犯がごっそり買っていくとか。買ったはいいけど料理法がわからない・・・ふふふ。

こんにゃくはコンニャク芋というサトイモ科の・・・と言うと、こういう形で生えていると思う人がいるので、粉末にして水酸化カルシウム水溶液と混ぜ、沸騰させて固める、と説明しなくてはいけない。私も今まで知らなかった製法を知る機会。
袋から出したとき「くさい」という反応。たしかに美味しそうな匂いではない。
一緒に煮る肉や野菜の味がしみ込み、味は悪くないけど、独特の食感が“好き”と“嫌い”真っ二つに分かれる。こんにゃくだけ残す人、その残りを全部食べるがいて、結局全部なくなった。
レンコンは穴の空いた形を面白がり、シャキシャキした歯ごたえが人気。

炒り鶏もこんなお皿に入れると洋食みたい。
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茶碗蒸しの具の中で一番好きな銀杏はなく、海老、鶏、しいたけ、ほうれん草を入れた。
ご飯は炊飯器を持っていなくても炊けるように鍋で作る。火加減が結構難しい。うちでは3回中2回失敗の時期を経て(うちには炊飯器がない!)4人分は上手く炊けるほうになった。けど、10人分となると話が違い、前回は見事に焦げ付かせた。
「このおこげが一番美味しく、日本では取り合いになる」とかろうじて逃げたけど。
今回はご飯はばっちり、とひとり胸をなでおろしたら、前回も来ていた常連のマダムが、
「あら、今日は一番美味しいおこげができなかったのね」
料理学校の先生がホワイトチョコと抹茶のムース、みかんのサラダ、柚子シロップを作り、どれも評判が良かった。
ほっとしてどっと疲れた。

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生徒さんの中には毎年仕事で日本に行っている人が数名いて、
「旅館の朝食で出るみかんは薄皮までむいてあったけど、専用の機械があるのか?」とか
「梅干入り茶碗蒸しの作り方は?」なんて質問も出て、フランス人の日本食ファンは奥深い。


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ソルドの直前にショッピング

・・・は実に快適。夜7時頃、フナック(今や独占状態のマルチメディア・チェーン)に赴く。
誰もいない。既に値段が下がっているのもある。朝早く来るのはイヤなんで、もう値札をつけ変えているわけ。

Iphoneでブライアン・フェリーを聞きながら、DVD5枚=30ユーロの棚へ。
2011年で一番好きだった映画は?と聞かれて、まずこれを挙げた、ソフィア・コッポラの『Somewhere』。
人間の孤独の“ひとつの形”を描いていて、私はとても感動した。
「えっ感動?だって何も起こらないじゃない」と友達に言われて、何故だろう?と考えたとき、同じような子供時代を送ったような気がした。会社が家と同じ棟にあって、会社で育ったような感じ。家族は一緒にいてもいつも仕事が頭にあって、気持ちごと一緒にいてくれる時間に飢えていた。
最後の字幕で流れたブライアン・フェリーの『Smoke gets in your eyes』、とても合っていた。

先日、『Lost in translation』がテレビでかかって観たけど、何度観てもジーンとする。周囲の人とのズレで感じる孤独がヒシヒシと伝わってきません?

2011年の私のベスト3はこれと『メランコリア』と『ポリス』かな。
フランスでは上映から6ヶ月DVDで発売してはいけないので2つともまだ出ていない。
結局、クリストファー・ノランの『Inception』(一度では理解できなかった)、
ポランスキー(“閉じ込められた感覚”では右に出る者なし)の『ゴーストライター』、
第二次大戦の最後からパリ開放までを描いたルネ・クレマンの1966年作品『パリは燃えているか?』(古いけど。ジャン=ポール・ベルモンド、イヴ・モンタン、アラン・ドロン、ジョージ・チャキリス・・・と豪華キャストに2万人のエキストラ!)、
クリント・イーストウッドの1993年の作品『パーフェクト・ワールド』、
そして最後の1枚だった『Somewhere』を買った。

ゴキゲン。Airを聞きながらうちに帰った。これで明日は心安らかに仕事ができるというもの。

この”ソルド前夜”、服のブティックでも上手くいくことがある(いかないこともある)。次回、お試しください。


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ジュルナル・ドゥ・ディマンシュ(日曜新聞)が毎年2回やる「フランス人に愛されている人物TOP50」の人気投票。
上位5人はこんな顔ぶれだ。

1位:ヤニック・ノア

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元テニス・チャンピオン、今、人気歌手。1位の座は海洋学者ジャン=イヴ・クストーやピエール神父の“予約席”だったけど、全く違う理由で国民的人気。政治的発言もするけどしすぎず、感じよくてクールな“理想的フランス人”。
2005年に1位に輝き、その後2年ジネジン・ジダンに席を譲るも2007年からトップの座を守る。

2位:ジネジン・ジダン

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2006年のサッカーワールドカップを最後に引退したけど、ボールを追いかける彼の姿はまだフランス人の網膜に焼きついている。2000年に初めて1位になってからノアに抜かれたり抜いたり。ノアと違い、引退してから殆ど現れないのに2位の座。
全盛期の栄光、まだ健在(この澄んだ目がたまらなくいいんだよね!)

3位:オマール・シィ

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突然の3位登場は、映画『Intouchable』のせい。階層の違いを飛び越えた友情と助け合いの物語は、彼のユーモラスで温かいキャラがなかったらここまでヒットしなかったはず。その証拠に共演のフランソワ・クルゼは44位。
Canal plus の『service apres vente』(アフターサービス)という時事ギャグコーナーに出ていて大したことなかったけど、この映画では才能と魅力が大全開。

4位:シーモーヌ・ヴェイユ

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おお!やっと女性。政治家・弁護士。ユダヤ系の建築家の娘として生まれ、1944~45年、一家はアウシュヴィッツに収容され奇跡的に生き延びる。1974~79年、シラク・バラデュール内閣で保健相。妊娠中絶を合法化した功績は有名。2008年、アカデミー・フランセーズ会員に。凛として気品があり、老いても美しい。

5位:ガッド・エルマレ

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カサブランカ出身のユーモアタレント・俳優。甘いマスクと決して下品にならないギャク、広い層に人気。しゃべって歌って踊る彼のワンマンショーはチケット発売日に売り切れになるほど。私生活でもモテて、女優アンヌ・ブロシェと子供を作って別れ、エトワールダンサー、オーレリー・デュポンと一緒になり別れ、人気キャスター、マリー・ドリュケールと1年同棲して別れ・・・今は誰と?

ね?写真を見れば一目瞭然、5人中5人が“純血フランス人じゃない”:ヤニック・ノアはお父さんがアフリカ(カメルーン)、ジダンはアルジェリアの移民、オマール・シイは純血のアフリカ、シモーヌ・ヴェイユはユダヤ人、ガッドはモロッコ移民・・・
ところが、移民を排斥しようとする極右マリーヌ・ル・ペンが人気があるのはなぜ?どうして?

さらにトップ10に、ジャメル・ドゥブーズ、ダニー・ブーンなどお笑いタレントが6人。

政治家たちははるか彼方、シラク元大統領46位、フランソワ・オランド47位、サルコジ48位、ジュッペ55位・・・

結論:フランス人が好きなのはユーモアがあって混血で、身近に感じる人。いい趣味ではありませんか。

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シャンゼリゼのボナネ

うちに友達をよんで年越しをする習慣が10年続いている。12月はじめ、誰に声をかけようか?と私が考えていると夫が、
「毎年よんでも誰も“お返し”をしないから、今年はやめるべえか」と言い出した。
お返し:フランス語でrenvoyer l’ascenseur(エレベーターを送り返す)という。そう言われてみると、みんな“うちでするもの”と思っているらしく、エレベーターはいつまで経っても降りてこない。
大勢でボナネ!と祝うのは楽しいけど、買出しや料理や後片付けを考えるとしんどくなって「やめよう、やめよう!」。

その代わり、2人でノルマンディの海辺あたりに逃げ出す、という画期的なアイディアにしばし盛り上がったが、それも束の間。近間で行きたいようなホテルはどこも満室、間際で予約する電車もすごく高くて、たった一晩のことにこんな金額、と却下することに。
じゃ、日頃から行きたいと思っていたレストランに行くのは?ところが、2つのフェット(ノエルと新年)の間、閉めているレストランが多い。そうでなければ年越し特別メニューのみで、
「一人180ユーロ!?詐欺だ、ドロボーだ!」と夫が怒り出し、これも却下。

で、結局、私がフランスの親代わりと思っている老夫婦と静かな年越し。しんみりと楽しかった。

その後で“前から一度やってみたかったこと”をついに・・・と言っても声を潜めるようなことではなく、シャンゼリゼに行ったというだけの話。
シャンパンの瓶が飛び交うとか車が燃やされるとか聞いていたけど、そんなことは全然なく拍子抜けするくらい平和な光景。車両通行止めになった大通りにびっしりの人がゾロゾロ歩いている。

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99%がパリ郊外や地方から来た人か観光客。年齢層は若い。
酒瓶片手のグループがボナネ!と叫び、写真を撮りあう。武装した憲兵が何人も道の両側に立ち、ちょっと叫び声が上がると(歓声なのに)駆けつける。
私たちはジョルジュ?からコンコルドに向かって、人の波と一緒に歩き(凱旋門のほうに上る波と2つあった)1時過ぎの超満員のメトロで帰ってきた。

というわけで2012年の始まり。あけましておめでとうございます。
皆様ご健康で、穏やかな年になりますように!

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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