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7人を射殺し、30時間自分のうちに立て篭もった末、射殺されたモハメッド・メラ。この事件はまだニュースで語られる。

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photo:France2

まず遺体をどこに埋葬するか?トゥールーズに埋葬したらお墓が荒らされたり、逆にメラを英雄視する人たちの“巡礼の地”になりかねない(それは考えなかった!)。結局、故郷のアルジェリアの村に埋葬されることになり、遺体は今日飛行機で発つ、とニュースが伝えた1時間後に、アルジェリアが拒絶。フランスに埋葬されるこおtに。

モハメッドの父親が「フランスを訴える」と言いだした。
「フランスは大国で、警察も色々な手段を持っているのに、なぜ生きて捕らえられなかった?フランスは息子を殺したかったんだ。RAID(フランス警察特別介入部隊)に対して訴訟を起こす」
これにはみんなのけ反った。
“自分の子供が7人の命を奪ったら、罪悪感と羞恥で世間に顔向けできない”と外務相のジュッペが言っていたが、全く。この親にしてこの子あり、だ。

問題発言の父親
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photo:AFP

3月26日にはカタールのラジオ局Al-Jaziraのパリ・オフィスにメモリーカードが送られてきた。メラが兵士や子供を銃殺した場面のヴィデオだった。ラジオ局はすぐにカードを警察に渡した。消印によると、立て篭もる前にメラ自身が投函した可能性。そうでなかったら“誰が送ったのか”が捜査されている。

さらに銃撃戦の写真をメディアに売ったという人。
メラが立て篭もったアパルトマンの対面に住んでいる夫婦が、“友達のカメラマンに薦められて”銃撃戦の間、写真を撮りまくった。100枚!そのカメラマンが新聞・雑誌社に仲介してオークションとなり、結局Paris Matchが2万ユーロ(200万円強)で買った。
パリ・マッチはセンセーショナルな写真で有名な元祖ゴシップ雑誌、つい最近、カーラ・ブルーニが普段着で赤ちゃんを抱いて歩いているのを盗み撮りして表紙に使い、カーラが訴えると騒いでいたっけ。
売った人は「金額にがっかり。もっと高く売れると思った」。カメラマンも仲介料取っただろうし・・・

何と言っても一番大きい影響は、北アフリカのイスラム教徒への偏見・反感だ。メラが自分の狂気の信念に従ってやった犯罪なのに、彼のルーツと結びつけてしまう。
テレビのインタビューに応えた女性は「ベールをかぶっているだけで今までと違う視線を感じる」と嘆いていた。

メラの犯罪は亡くなった7人や負傷者だけでなく、多くの犠牲者を出している。と考えると、父親の発言が益々信じられない。その親の顔が見たくなりません?


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Yahoo.franceに『Konjacを食べるべき4つの理由』という記事があって、コンジャクってナニ?どこの野菜?と思ったら、コンニャクのことだった。なーんだ。
その記事によると、
① 美しいバディ作りに緑茶とマカラス麦がいいのは知っていたが、新たな食品が仲間入り:コンニャク。
日本人が良く食べているダイエット食品である。
ゼラチン質の塊(コンニャク)とスパゲッティ(シラタキ)の2種類があり、カロリーはゼロ。胃の中で100倍まで膨れるので(ホント?)空腹感がなくなり、間食を防げる。調理は簡単であっと言う間にできる。

② 化学調味料、保存料、着色料・・・すべてゼロの100%自然食品でいたって健康的。Amorphophallus konjacという根菜からできていて、アジアには2000年前からある食品。たんぱく質・小麦・とうもろこし・大豆・卵・牛乳(!)・グルテンも一切含んでいないので、皮膚アレルギーに悩む人にも適切。アトピー肌や湿疹にも効くことが医学的に証明されている(そうなの?)

③ コレステロールを下げる働きがある。毎日10gのコンニャクを食べれば3週間でコレステロールを11%下げることができたという結果がある』(アンチエイジング・クリームの広告みたい)
④ さらに血糖値を下げる働きがあり、糖尿病の予防にもなる。つまりすい臓は多量のインシュリンを製造しなくてすむので、糖尿病が定着しにくくなる。』
と大絶賛。

ダイエット食品というのでフレンチマダムがダンボールで買っていく、という話を聞いたっけ。でも調理法がわからないみたい。
コンニャクもシラタキも味がないので、すき焼きや炒り鶏に入れて肉や野菜の味がたっぷりしみ込んでいるから美味しい。あっと言う間に茹であがるけど、それだけでは全然美味しくない。
料理教室をやったときに炒り鶏や白和えに使ったけど、袋から出したときの独特の匂いに「わ、臭い!」が第一声だった。調理した結果は、好き・嫌いが真っ二つに分かれた。嫌いが7割。

「コンニャク芋から作る」と説明すると、こういう形で生えていると思う人が(ごく少数)いる。
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実はこういう美しい植物。知らなかった・・・
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ダンボールで買ったフランス人はどうやって食べているんだろう?興味津々。


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7人(うち子供3人)を殺したモハメッド・メラがトゥールーズのアパルトマンに立て篭もってから32時間。
最初は交渉人に“降伏する”と言っていたのを途中から意見を変え“武器を持って死ぬ”と言いだした。
反省の色は微塵もなく、アルカイーダから任務を受け、一人でフランスを跪かせたことを自慢していたそうだ。
そしてコンタクトを断った。

RAIDは21日の深夜、アパルトマンの扉や窓を爆破して“威嚇”したけど、反応なし。
その後消息がないので「もう自殺しているのでは?」という憶測も。

ものものしく武装したRAID(フランス国家警察特別介入部隊)
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このまま永久に待てない、と朝10時すぎRAIDが襲撃を決め、壊した扉からアパルトマンに入る。
誰もいないので突き進むと、浴室から犯人が発砲しながら飛び出してきて、銃撃戦になった。
その様子がラジオで流されたけど、戦争映画のような激しさ。なんと弾丸300個が飛びかったそう。
モハメッド・メラは窓から飛び出し(アパルトマンは1階)、頭を撃たれて死亡。
RAIDの隊長は「こっちが襲撃をしかけたとき、向こうから我々を撃ってきたのは初めて」。前代未聞の激しい撃ち合いだったそうだ。

生きては捕まらなかったけど、これで地元の住民たちは安心して眠れる。

フランスのイスラム教徒たちは、この凶悪犯のお陰で自分たちや宗教までが同一視されて、危険なものと思われるのを懸念している。中には「これからはあちこちで身分証明書を求められ、職探しに苦労し、フランスでの人生にもう希望はない」という声もあった。

サルコジ大統領はRAIDに拍手を送ったが、そんな危険人物(アメリカ行き飛行機お断りのブラックリストに載っていた)をなぜ野放しにしておいたのか?どうして32時間も待ったのか?など批判があがっている。
大統領選までちょうど1ヶ月なので、対立候補には叩き材料がまたひとつ増えた。


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トゥールーズ人種差別殺人の展開:警察は有力容疑者、モハメッド・メラのアパルトマンを夜中の3時から包囲。彼はアルジェリア出身のフランス人、23歳。目下“交渉”が続いている。逮捕されたというニュースもあるけどまだ確証されていない。

なぜこんなに早く容疑者を突き止めたかというと、パソコンのIPアドレスからだそう:3月11日に殺されたマグレブ人兵士は自分のバイクを売りたいというアノンスをネットに出した。アノンスに興味を持ってコンタクトした人が575人。この中に、既にブラックリストに載っていたモハメッド・ムラがいるのをRAID(フランス国家警察特別介入部隊)が突き止めた。TVシリーズ『24-Twenty Four』で観たようなことがフランスでも行われているらしい。

モハメッド・メラはアフガンスタン、パキスタンに赴いてテロ訓練を受けたこともあり、危険人物としてチェックされていたが、しばらく何も事を起こさなかった。今回、突然“目覚めた”、あるいは“指示を受けた”らしい。

動機や背後に誰かいるのか知るために、絶対生きたまま捕まえろ、という指令なので、RAIDの隊員たちはアパルトマンを襲撃しようとはしない。選ばれた“交渉人”が会話をしようとしている。自分はアル=カイーダに属するムジャーヒディーンで、パレスチナの子供たちの復讐をし、フランス軍隊の外国介入を非難したかった」と言っているそうだ。

アパルトマン内でのモハメッドの動きは赤外線探知機(体の熱によって居場所がわかる)で把握しているそうだけど「犯人がテレビかネットを見ていたらRAIDのやっていることが筒抜けじゃない!」と私なんか思う。しかしそれも計算に入っているとのこと(概してテロリストは自分がメディアでどう報道されているか興味を持っていて、TVやネットをくまなく見ているとか)。
RAIDに殺す意思がないことや、体温で居場所が割れていること、体の熱を冷まそうと冷水シャワーを浴びても、シャワーが爆発したりはしないことを犯人に伝える意図がある。

間もなく「犯人逮捕」の公式な発表があるのではと思われるけど、早く突き止められてほんとに良かった。フランストゥールーズの子供たちのインタビューが流れたけど「これで安心して外に出れる」と異口同音。
警察が予想以上に有能であることもわかったし・・・

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トゥールーズの“人種差別殺人”

月曜日の朝、トゥールーズのユダヤ人学校の前に男がスクーターで乗りつけ、いきなり発砲して走り去った。3歳と6歳の子供とその父親、校長先生の娘(10歳)が死亡、5人が重症。3月11日と15日に同じ地方でマグレブ(北アフリカ)人兵士3人を殺したのと同じ弾丸(マグナム44)だったので同一犯人の人種差別殺人説が有力だ。

舞台になったのはトゥールーズの北、『Ozar Hatorah 』ヘブライ語で「トーラ(モーゼ五書)の宝」という名のユダヤ人学校。

学校前
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photo:Reuter

犯行に使われたのはこのタイプの、口径11.43mmのピストル。
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photo:Reuter

ヘルメットをかぶった犯人は、“校門の前にいた人全員に向かって発砲し、逃げる子供を学校の中まで追いかけて撃った”。
スクーターに乗っていた点もマグレブ兵士殺人のときと同じ。スクーターの色は「白だった」という証人と「黒だった」に分かれている。
周到に準備された雰囲気なので、パリの反テロリスト検事局は、テロ組織の犯行とみなしているそうだ。ネオ・ナチ説もある。
サルコジ大統領が教育相と一緒に現場に駆けつけて「これは国家の悲劇」とコメント。オランド候補も追いかけた。選挙戦は犠牲者の埋葬式まで一時停止になり、今日はフランスの全学校で“1分間の黙祷”が行われた。フランス中のユダヤ人学校に警戒態勢が敷かれている。

ユダヤ人だから、マグレブ人だからというだけで射殺、小さい子供の命まで奪うなんて・・・その犯人が野放しになっていると思うと底なしに怖い。何か事件があると色々意見やら推測を述べたがるフランス人も、この事件には言葉がない。震撼。
トゥールーズ近郊の住民はさぞ怖い思いをしているだろう・・・一刻も早く逮捕されてほしい。


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フランスの地方では地元でできるものを中心に食べるので、地方によって食生活が異なる。「県別・過剰摂取の食品」という記事を、医大に行く甥っ子が送ってくれた。
どの地方が、どの食材を、全国平均よりずっとたくさん食べて(飲んで)いるか?

パリ
1. フレッシュフルーツジュース:+224%
2. フレッシュ(缶詰ではない)スープ、ソース:+216%
3. 生牛乳:+184%
4. 野菜ジュース:+141%
5. 出来合いのサラダ:+112%
6. テキーラ:+111%
えーっパリってこんなにボボなの!(ボボ=ブルジョア・ボヘミアンと呼ばれる新型ブルジョア。左派で、エコロジー、オーガニックに関心がある)上位4位で見ると健康的な液体だけで生きてるみたい。5位はお昼レストランに行かず、サラダを買ってすませる人(女性)が多いってこと。ちなみに7位はダイエット食品。

Pas de Calais(アラス)
1. 肉の缶詰:+322%
2. フライ用ラード:+214%
3. ノン・アルコール・アペリティフ
4. スパークリングワイン
5. 甘口ワイン
北仏『シュティの国』のちょっと貧しげな食事が伺える1位、2位。地方ではラードで揚げたフリットをよく食べる。
3位から5位は意外や意外。子供の誕生日パーティの飲み物じゃない?でもこの後にポルト、カルバドスと続きビールが10位。リールのあるお隣の県も同じような順位。

Bas-Rhin(ストラスブルグ)
1. ビール:+1206%(!?)
2. ジンジャーブレッド:+210%
3. でんぷん質の野菜(ジャガイモ、乾燥豆・・・):+199%
4. アルコール各種:+156%
5. コニャック:+128%
ドイツ国境の地方は朝からビールという重症もいるようだ。恐ろしい。

Ille et Vilaine(サン・マロ)
1. シードル:+194%
2. 生牛乳:+152%
3. パテ・リエット:+71%
4. バター:+61%
シードルとクレープの国。でも”取り過ぎている食品”もその程度もソフトだ。

私は数字に弱いけど、+100%とあったら平均の2倍、+200%なら3倍、ということですよね。
これがそのページのURL、カーソルを置くと数字が出る。地理のお勉強にもなります。


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ショック、メビウスの死

美術学校に行っている娘が友達に「うちのママンはメビウスを知っている」と言ったら、みんなヒェーッとびっくりしたという話を聞いて、今の高校生にとっても偉大な巨匠なんだ、私はすごい人とお知り合いになれたもんだ、と思ったものだ。
フランス・バンドデシネを日本に紹介する仕事をしていた1990-2000年、メビウス(シナリオ)+谷口ジローさん(画)の企画があって、何度も会う機会があった。

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どんな人?と娘に聞かれて・・・
穏やかな雰囲気で眼光だけ鋭い、なんか宗教の教祖みたいな人。ベジタリアンで、どんないいレストランに行っても、生野菜の盛り合わせをボリボリ食べ、その後は果物を食べていた。
宮崎駿の大ファンで2度目の奥さんイザベルとの子供はNausicca(ノシカと発音)。
自宅の一部にあるアトリエに行ったときは、その頃まだ小さかったノシカちゃんがギャーギャー泣き、上の息子さんが走り回り、奥さんは子供をあやしながら大きな声で電話で話しているという、集中できる雰囲気では全然ないのに、彼は平然と原画の仕上げをしていた。
コミックサロンで漫画家志望の人たちが彼に作品を見せに来ると、大概「実に上手い、素晴らしい!」と褒め、ウソ、そんなこと言っていいの?と心配になったもんだ。

2010年末から、カルチエ財団美術館であった回顧展は、漫画の原画やポスターやラフスケッチが集められたメビウス・ワールド、2回観にいった。緻密な線画や、見事な遠近法に、この人、ほんとに天才だなぁと。

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photo:le Fgaro

娘に紹介して、と言われ、
「ずーっと連絡してないのに、突然、娘が漫画家志望なんで会ってやってください、なんていえないわよ」と答えつつ、もしかして言えるかも・・・私も懐かしい、もう一度会いたい、と思った矢先。今朝のニュースに一瞬呆然となった。
長い間ガンと戦った末、と書かれてあったけど知らなかった。74歳。太極拳をして食事にも注意していたし、第一あのエネルギー・・・90歳でも現役でいそうに見えたのに。近しい人によると、回顧展のときに自分の病状をよく知っていたそうだ。
メビウス(Moebius)はジャン・ジロー(Jean Giraud)という本名でも創作していたので、フィガロの記事の見出しは
「2人の偉大なアーティストを失った」。
私にプレゼントしてくれた「Takakoへ」と署名つきの絵が大事な思い出になった。


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マリナは児童心理学者で30代の女性。優しい夫がいて、面白い仕事をしていて・・・友達は彼女を“満ち足りた女性”だという。
でもマリナの現実は、自分の居所が見つからず、模索と諦めの間を行き来する毎日。

ある日、愛人とひと時を過ごしてうちに帰る途中、ハイヒールのヒールが折れてしまう。びっこを引きながら、通りがかりのレストランに入ると、崩れた感じの女が注文を取りにやってくる。
「タクシーを呼んでほしいんですけど」とマリナ。
女は聞こえなかったように、
「注文は?」と繰り返す。
仕方なく「コーヒー」というと、「コーヒーはない」。
「じゃ紅茶」「それもない」
「水」「ない」
「じゃ何があるんです?」
「ウォトカとビール、ソーセージ」
それを全部注文してもタクシーは呼んでもらえず、ヒッチハイクをしながら歩き続ける。
やっと止まってくれた車は、バッグをひったくって走り去った。
次に止まってくれたのはパトカー、助かったと乗せてもらうと警官に強姦された。

この警官がすごい。荒削りのフランケンシュタインそっくりの大男で、コンピューターで合成したような声。人間性ゼロ。警官の住処を突き止め復讐しようとするマリナ。でも成り行きは思わぬ方向へ・・・

無気力なブルジョア、腐敗した権力機構、欲望を満たすだけのセックス・・・アンジェリナ・ニコノヴァの初めての作品『Portrait au crepuscule/黄昏のポートレート』は“プーチンのロシア”を描いているという。ちょうど大統領選一回投票でプーチンの勝利が報道されたばかり。

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左がフランケンシュタインの警官。
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ソ連だったロシアに行ったのは30年も前。ガイドはすべてスパイだと聞いたし、ホテルの各フロアには一日中“見張り”がいて、勝手に外出できないようになっていた。お店には殆ど商品がなく、レストランに入れば何を注文しても1時間は待たされた。働いても働かなくても同じだから、無気力が空気の中に漂っていた。
ソ連が崩壊して突然自由になって20年。今日のロシアも、庶民の日常はこんなに希望がないもの?体制が変わるには長い歳月が必要だってこと・・・

観て楽しい映画では決してないけど、観て良かった。最後のシーンが一筋の光を感じさせる。

Portrait au crepuscule
Angelina Nikonova監督作品
1時間45分
MK2 Beaubourg、Sept Parnassiens、 Elysees Lincolnで上映中


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別れるべき男を見分ける法

《あなたの彼にこういう“症状”があれば別れるのが懸命》という記事があった。
①恋に恋する永遠の10代
これまでで一番長く続いた関係が1年、と聞いて「今まで本当の出会いがなかったのよ。私と知り合えてよかったわね」などと思ってはいけない。次々に目移りしてパートナーを代えているガキだってこと。

②相手が好きなことに関心を持たない
会話のタネは自分の興味があることばかりで、彼女の興味に無関心。自分の世界の中だけで生きている、つまりオタク。自分のことを3人称で話し始めたら重症なので、すぐに逃げ出すこと。

③約束を守らない
デートの約束の日。夕方になって「仕事でどうしても抜けられない。ごめん、後で電話する」とSMS。そんなに重要な仕事、担当してたっけ。その次のデートは「ごめん、今夜、母親の誕生日なの忘れてた」遅くまで残業したり、母親とのディナーに退屈していると同情してはダメ。ほかの女性と一緒に決まっている。

④何より仕事が大切
自分の仕事が会社にとっていかに大切か、とか給料の額の話ばっかりで、同僚を部下よばわりする。こういう男の頭の中に彼女のいる場所はない。

⑤責任逃れする
最初のランデヴーでは優しくて気を遣ってくれたけど、「僕は君に相応しくない」とか「君のことがよくわからなくて悩んでいる」とか言い出す。止めたいなら人のせいにしないではっきり言ったら!

フランス人で多いのは③かな。友人で同じ日に2人の彼女と一緒にバカンスに出かける約束をしたヤツがいた。当日困って、両親のうちに隠れていた。⑤も始末に悪い。“自分で言い出したら相手を傷つける”と、優しさを履き違えている。

ところで『こういう男には気をつけろ』という特集にはよく出会うけど、逆バージョン(『こういう女は危険』)はあまりお目にかからない。なんか不公平・・・男性雑誌を見ればあるんだろうか?


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから20年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書2冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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