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夫が家事を手伝うカップルのほうが、妻が殆ど家事をしているカップルより・・・離婚率が高い!なんと50%も高い、というノルウェーの調査の結果。
1回目は18歳から84歳の男女15000人を対象に、2回目は40歳から79歳の男女4000人を対象に-年齢の分け方の基準がよくわからんけど-行われた本格的な調査だ。題して”家庭における男女平等”。

家事分担の仕方に理由があるのかと思った。うちは“お風呂そうじ”“洗濯”“買い物”“皿洗い”などの分担を決めようとすると、みんな「買い物する」と言いだすからだ。
しかし別に「お風呂そうじがイヤだ」というのが離婚の原因ではないらしい。
では何か?

調査を行ったノルウェーはヨーロッパの中でも男女平等が徹底した国。“現代的カップル”の多くは共働きだ。妻は高学歴を持ち、結構稼ぎのいい仕事についている。自分の分担の仕事をやる、他人のテリトリーに踏み込まない、という教育を受けているので、家事は真っ二つに分担する。
なんらかの理由でカップルがうまくいかなくなったとき、妻は経済的に自立しているからあっさりと離婚してしまう・・・という過程を聞けばナーンダと思う。「夫が家事を手伝うほど離婚が多い」と短絡的に言われると、びっくりするじゃない。日本の亭主たちが、じゃ離婚を防ぐため家事を手伝うのやーめた、などと言い出しそうだ。

フランスの調査では、共働きのカップルでは妻の家事の負担のほうが大きい(確か60~70%)という結果だった。

日本の亭主族が「家事を手伝わない」などと言いだしたら、離婚される危険が増すと思うけど。


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大統領選に落ちたら政治から足を洗うと宣言して、カーラと手を繋いでエリゼ宮を去っていったニコラ・サルコジ。
それから4ヶ月、何をしてるのかと思えば、週刊ル・モンドの表紙になったこの顔。夏中、ネーグル岬にあるカーラの家族のシャトーで、モードやアート界のビューティフル・ピープルに囲まれて暮らした結果、こういう顔-流行りの“2日間の無精ひげ”の日焼け顔-になった模様。

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でも英語の特訓を始めたとか。実は英語がサルコジのアキレス腱で、そういえば国際会議で彼が英語で話すシーンは-上げ底の靴と同様-放映されたことがなかったような。現職を離れた今、やっとサルコジの英語スピーチのヴィデオがニュース番組で紹介された。
「You are wellcome to investigate in France. You make money, we make money …」
発音はともかく中学生の英作文だってもっとまともだろ。しかもしゃべってる本人が自分の英語に笑っていた。オバマ大統領と仲良く“おしゃべり”している写真、一体何を話していたんだろうね?
で、週3回3時間、英語の特訓に励んでいるそうだ。というのも、10月にNYの銀行で初めて講演することが決まっているから。そりゃ改善しないとマズイ。

政治家になるために生まれてきたように見えるけど、大統領選に落ちたら政治家を辞める、は前からの決意だった。
2010年に既に、
「私は2つの任期を務めたら、後はDolce vita(甘い生活)だ」とか
「私がジスカール(デスタン元大統領)のように議員として再スタートすると思いますか?私は違う人生を、お金を稼ぐ人生を選ぶ」とか言っていたそうだ。

現にエリゼ宮を去ったときから、イギリスの有名な弁護士事務所が“シニア・アドバイサー”に。アメリカの大学、ヨーロッパのシンクタンクからもお呼びがかかっていて、「講演をやるだけで十分稼げる」と豪語しているとか。
一方で、彼は絶対政治界に復帰する、という意見も少なくない。

稼がなくたって、元大統領には永久に月収とか豪華な官舎とか、何もしなくても食べていける様々な特典がある。その上、カーラは富豪の娘だし。
美しき失業生活・・・せいぜい英語の特訓でもやってください。


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大学生の息子は飲み行ったり、ガールフレンドを食事に誘うお金、高校生の娘はアクセサリーやコスメを買うお金・・・いつもお小遣いでは足りない2人。
息子は5歳の女の子のベビーシッティングをしていた。180cm以上の大男がバービーで遊んだり、“お父さん役”なんかやらされて、結構仲良くやっていた。が、女の子の家族が地方に引越し、秋から顧客を失った。

バカンスには日本食品店でバイトしている。そのお店には、彼のようなハーフや日本語を話すフランス人の店員さんがいるけど、
「僕が一番日本人ぽい顔をしてるんで、お客がみんな僕に質問する」と困っていた。

9月はシャンパーニュ地方にブドウ収穫に行く。朝6時半起きで一日中、中腰でブドウを摘み取るしんどい仕事だけど、日当がいいし、友達と一緒で合宿みたいな雰囲気ガ楽しいらしい。

娘は10歳の女の子のお守りを時々頼まれる。最初の日、娘にアジアが混ざっているのを見た女の子、
「あなたのお母さん、中華レストランをやってるでしょ?」
娘は、
① 自分は日本人のハーフである。
② 私の母はレストランをやっていない。
③ すべてのアジア人が中華レストランをやってるわけではない。
と説明したが、彼女は「それ、ほんと?」とあまり信じていない顔だったとか。
両親が離婚して、プレゼント合戦をやっているらしく、携帯もWiiも服もたくさん持ってるし、お小遣いも自分の倍、と羨ましそう。あなたたち、いつ離婚するの?といわんばかりだ。

最近、8ヶ月の赤ちゃんのベビーシッティングを始めた。オムツなんか代えられない!泣き出したらどうすればいいの?ミルクのあとおくびが出なかったらどーする?と心配していたが、赤ちゃんはずーっと眠っていて、自分もソファでうたた寝しちゃったと帰ってきた。
うたた寝して1時間8ユーロ(が相場のようだ)もらえるなら私だってやりたい。


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”王妃のトップレス写真”裁判

南仏でウィリアム王子と休暇を過ごしていたキャサリン王妃のトップレス写真が、ゴシップ週刊誌Closerに掲載された。英王室はCloserをプライバシー侵害で訴えただけでなく、隠し撮りしたカメラマンは誰だ?そいつも訴える、とすごい剣幕で、英仏関係が悪化しそうな勢いだ。

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英メディアの反応は「チッ先を越された」ではなく、王室と同じく憤慨し、プリンセスの”胸”を護る側とか。
王室はイギリス人にとって一種神聖なもの、というのは日本人には理解できる。フランスのパパラッチがカーラ・ブルーニのトップレスを隠し撮りするのとはワケが違うのだ。

その上、ウィリアムとハリー王子にはジャーナリストに対して根深い恨みがある。15年前母ダイアナを死に追いやったのは彼らだ(しかも場所はフランスだった)。
以来、英メディアは王子達の報道にはすごく気を遣って”一線は越えない”。それにキャサリン妃の人気ぶりがダイアナ妃を思い出させ、王室は彼女がダイアナのような運命を辿るのを恐れているそうだ。

18日(火)パリ大審裁判所の判定は、英王室の勝ち(当然)。Closerは2000ユーロ(たった!)の罰金、写真の他メディアへの譲渡、問題の週刊誌の増刷を禁じられ、王妃の写真全部を英王室に渡すこと。5ページに渡ってトップレス姿を掲載したCloserは「もっとすごい写真」も持っているとか。
英王室の弁護士は刑事犯罪として上訴し、損害賠償金を取るつもり。2000ユーロという罰金は、他のメディアが「それで売り上げが伸びるなら安いもんだ」と思う金額で、抑止力にならないからだ。
一方英メディアは「犯人探し」、つまり隠し撮りしたカメラマンは誰か?で沸いている。

今朝のラジオの柔らかい時事解説番組で、
「あのトップレス写真で、王妃を身近な存在として感じることができたんで、ヴァレリー・トリエルヴィレール(オランド大統領の連れ合い)が自分も撮ってほしいと言っている」という苦しい冗談を言っていた。


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「お宅はお子さんが大きくて、もう心配なくていいわね」と言われるたび、曖昧に笑いながら、今にわかるわよ、と思う。

上の息子が友達と車ででかければ「あいつら、音楽はガンガン聴くし、お酒は飲むし、事故に遭ってないだろうか」。
娘の夜でかければ「ヘンな男に付きまとわれてないでしょうね」、友達がハシシを吸っていると聞くと「もしかしてこの子も・・・」と心配になる。
フランスでも若者の就職難だから進路のことも気がかりだ。でも息子はもう成人だからあまり口うるさく言いたくないんで、距離のとり方も難しい。朝、息子の部屋からガールフレンドが出てきた時、「よく眠れた?」なんてアホな挨拶はできない。何て言えばいいのさ?・・・こう見えてなかなか気を遣うことの多い。

そして3ヶ月のバカンス!大学は、ヒドイところは10月半ばに始まるし、娘の美術高校は(他の高校は9/3に始まってるのに)9月の半ば。
親が休みを取ってどこかに連れていけるのはせいぜい2週間なんで、それ以外はパソコンゲームやテレビ、友達でぐーだら暮らしている。スポンジみたいに吸収できるこの年頃に、一年の4分の1を遊んで暮らしてどーするの?
・・・なので、「小さい子供、小さな心配。大きな子供、大きな心配」という諺だか引用に、「良くぞ言ってくれた」と感謝している。
娘は明日から学校が始まる。夫と映画を観にいって夜8時ごろ帰ってみると、宿題の紙が見つからないと大騒ぎしている。
言ってもしょうがないセリフと知りつつ、思わず「宿題を新学期の前夜にやるわけ!?」
結局少し手伝うハメに。
そして一旦学校が始まると、毎日授業が8時~18時という濃縮時間割で消化する暇もない。教育制度の改正に一番力を入れる、と公約しているオランドさん-彼自身、大統領就任3ヶ月目に3週間バカンスを取ったと非難されてたけど-長すぎる夏休みも何とかしてちょうだい!

新学期は「rentrée/ロントゥレ」。(学校に)戻ること、復帰すること=新学期
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リベラシオン紙の一面で、「Casse –toi, riche con」(金持ちのバカ、出てけ)と罵られたベルナール・アルノー。このニュースを報道しようとした外国メディアは「Casse –toi, riche con」の訳にひどく頭を悩ませたらしい。そりゃ悩むだろうね。

ご存知の方はご存知のように、このセリフのルーツは2008年2月に遡る。シラク(元々)大統領が人気者だった農業サロンに赴いたサルコジ(元)大統領、シラクさんの人気にあやかろうと生産者とお話したり握手したりしていたところ、その一人が握手の手を拒み「触るな!手が汚れる」と叫んだ。それに応えてサルコジが「Eh ben, casse-toi, pauvre con」(そんなら失せろ、バカヤロー」

「触るな、手が汚れる」もすごい侮辱だけど、大統領がバカヤローも前代未聞。
この場面のヴィデオはその日のうちに、TF1、 FR2、 CANAL+、アメリカの CNNでも流れ、世界中を駆け巡った。
その時も、このセリフの訳に外国メディアは苦労した。
難しいのは「pauvre con」のニュアンス。仏日辞書で引いて組み合わせると「哀れなばか者」・・・全然迫力ないし、文学的香りさえする。「ろくでなし」は弱いし、平凡だけど「バカヤロー」かな、と。名訳があれば教えてください。
さて今度の「Casse –toi, riche con」がどう訳されてるかというと、
New Statesman :«Get lost, you rich bastard»
The Blaze :«Fuck off, you wealthy bastard»
l'International Business Timesはよりソフト :«Get lost, rich idiot»
などなど。

このアグレッシヴで効果的な記事を載せたリベラシオン紙、ベルナール・アルノーは名誉既存で訴えるといっているけど、訴訟を待たず50万ユーロというツケを払う羽目になる。アルノー寄りの広告主が揃って広告をストップしたからだ。
表現の自由、お金に買われないで頑張れ!

翌日のリベラシオンのトップ:ベルナール、戻ってきたら全部撤回する!
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LVMH社長、ベルナール・アルノーがベルギー国籍を申請していたことがこの週末に暴露された。
ベルギーのメリットと言えばビールとフライドポテトと税率の低さ・・・アルノー氏が関心を持つのは最後の点だ。ベルギー国籍を取得=フランスで税金を払わない、ということになるんで非難ゴーゴー。
リベラシオン誌などは「Casse-toi, riche con」(金持ちのバカ、出て行け!)というアグレッシヴな見出し。 流行語になったサルコジの「Casse-toi pauvre con」(「ろくでなしのバカ、失せろ」農業フェアで握手を拒まれたサルコジが発したセリフ)をもじったものだ。

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LVMHはルイ・ヴィトン、モエ・エ・シャンドン、ドンペリ、ヘネシー、セフォラ、ディオールをはじめ多くの高級ブランドを傘下に持つ大企業グループ。社長のB・アルノーはフランス一(世界で4位)の富豪だ(1位:カルロス・スリム、2位:ビル・ゲイツ、3位:ウォーレン・バフェット)。

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photo;Reuters

波紋の大きさに慌てたベルナール・アルノーはAFPを通じて、
「私は税務上フランスに居住し続け、他のフランス人と同様、納税義務を果たす」と発表したけど、ベルギー国籍を申請していた事実は消せない。
それに彼は、オランド大統領の「100万ユーロ以上の年収は75%課税」の法案に苛立っていた。2011年彼の年収は455万ユーロ(約455億円?!)、その4分の3が持っていかれれば、まぁ苛立つだろうけど。

アルノーさんは63歳でそろそろ相続のことも考えるお年。相続税はベルギー最大30%、フランス最大45%。動産の贈与税、ベルギー5%、フランス45%と、ベルギーのほうが断然おトクなのだ。
「我々はフランス人であることに誇りを持っているので、他の国籍を申請することがどういう意味を持つのか、よく考えて欲しかった」とオランド大統領。
アルノー側近の釈明によると、ベルギー国籍申請は、
「ベルギーの企業家アルベール・フレール(Groupe Bruxelles LambertのCEO)との資本提携を強化しつつあり、ベルギー国籍を持っていたほうが投資がスムーズに行きそうなので・・・」。
ホントかね?こじつけっぽくない?・・・と思っていたら、11日、フィガロ紙のインタビューに答えたアルベール・フレール:LVMHのベルナール・アルノー氏とは旧知の仲だけど、目下資本提携のプロジェクトなど全くない。

さらにベルギーの弁護士団が「ベルギーの会社に投資するためにベルギー国籍取得は全く必要ない」と断言しているので、アルノーさん窮地、苦しい言い逃れはカッコ悪くない?

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最後に笑うのは誰か?

120ユーロゲットし、携帯を使えるようになったので緊迫感は減ったものの、私は“控訴”を開始、再びORANGEに(今度はちゃんと携帯から)電話する。
「携帯電話を盗まれたり失くしたりした方は1を押してください。契約の変更や解約をご希望の方は2を・・・」という録音を聞くうちにウンザリしたり、待ち時間が長くてガチャンと切ったりするうち、元気のいい訴訟係の女性にぶち当たった。
「ナニ、コレ!?」アカウントを開いた彼女は絶句する。
私とオレンジとのやり取りの電話やSMSや手紙の履歴が、トイレットペーパーのように延々と画面に現れたらしい。
「ちょっと待って。これまでのいきさつをちゃんと理解したいから、うーん・・・3時間くらいしたらまた電話してくれる?」
今までにないポジティヴな応対に、私は「するする!頼みにしてるから頑張って理解してください」
夕方電話すると奇跡のようにすぐ彼女が出てきて、
「今日の午後はあなたにかかりっきりだったのよ」その結果、彼女は重大な発見をしたんだと。
「2週間のPass voyageの注文を受けた人が、2週目を忘れちゃったのよ」
つまり2週目はすべての通話が日本→フランス→日本で2万kmを往復する超長距離電話となり、410ユーロという額になったのだと。
「それで?」
「こっちのミスなんで、私が“控訴”します。返事は1週間くらい待ってくれる?」
彼女が目の前にいたら私は抱きついてキスしていただろう。大メルシーを言って電話を切った数日後、
「あなたの要求を検討した結果、210ユーロを返金します」というSMSが送られてきた。
一瞬わが目を疑ったわね。210ユーロ!でも多いときは文句は言わない。

それ以来、初めてお目にかかる“マイナス額の領収書”がORANGEから送られてくるようになり、生まれて初めて“請求書を受け取るのが楽しみ”という体験をしている。
結論:
-相手がオレンジだろうがグレープフルーツだろうが、諦めてははいけない。
-ORANGEにも顧客の言い分を聞いて公正に判断する社員がいるので、希望を持つこと。

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ORANGEとの戦い:第2ラウンド

この経過を家族や友達に話したら、異口同音に、
「ORANGE相手に勝てるわけがない」「時間と労力のムダ」
ORANGEは1792年、フランス革命下にできた国の電電公社で、2004年に民営化されたフランス・テレコムの看板ブランド。フランス・テレコムは全世界に17万2000人の従業員を持つ世界121位の大企業で、一日中訴訟を扱う訴訟の達人チーム+お抱え弁護士もいる。

ORANGEの代表取締役ステファン・リシャール。演説するときの背景もオレンジ、とこだわっている。
PDG ORANGE

うちが空き巣に入られIphoneを盗まれたときも、「窓が割られてなかった」「ドアの錠前が壊されてなかった」という屁理屈を並べ、保険金を払わなかった。以来、うちには「ドロボーに入られたら錠前を壊せ」という条例ができたほど。
しかし。ここでやめられない。
私は即、
「明細が出せないというけどオタクのオペレーターが『○月×日に何分話した、×日にメールを見た、と読み上げたものは何なのか?私はそれを明細と呼ぶので、コピーを送って欲しい。
『50ユーロに達したら通話を止める』というSMSが2度送られてきた。通話が止まらなかったので私は心安らかに電話し続けた。その責任を取ってほしい」という手紙を送った。

そしたら数日後に「では120ユーロ、こちらが負担しましょう」というSMSが、「感謝しろ」というニュアンスで送られてきた。さらに『明細書』が郵送で送られてきたのだ(ホラ、出せるんじゃない!)やったぜ!

410-120=290ユーロ・・・でもパスが2週間で50x2=100ユーロ。あとの190ユーロは何なんだ?
しかし、ここで私は290ユーロを払わざるを得なくなった。よくかけてくる人たちには知らせてあったものの、携帯なしで生きていくのが難しくなったからだ。
「払ったらおしまいだよ」「ゼッタイ払い戻さない」
という周囲の意見はなるほどであったけど、「190ユーロ・・・エレスの水着が買えるじゃん」というモチベーションに支えられ、さらに戦いは続く。


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ORANGEとの戦い

と言っても、果物のオレンジに特別恨みがあるわけではなく電話・携帯・インターネットの大通信会社のオレンジのこと。

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話は遡り、日本から帰ってきた数日後、突然携帯電話が使えなくなった。近くのORANGEブティックに赴いて、なぜ?どーして?と尋ねると、画面で私のデータを見ていたオバサンが「だってあなた、月極め使用料以外に410ユーロ分使っているから、これを払わないとブロックが解除されませんよ、ふふふ」410ユーロ!ガーン!
「でも日本に発つ前にPass voyageというのを買っているからそんな金額になるとは思えない」と言うと「そういう文句はあなたの携帯から700にかけて言ってください」
その携帯が使えないから騒いでいるんで、なんともシュールなオバサン。私はプリプリして店を出た。何が「ふふふ」だ。

ご存知のようにフランスの携帯を日本で使うと、まずフランスにかかってから日本に達するのですごく高い通話料になる。ので発つ前に1週間1時間半の通話でいくら、2時間でいくらというPass voyageを買うことにした。
オペレーターが「行き先はアメリカ、カナダ、アフリカ・・・?」と聞くので日本だというと「ああ、“残りの世界”ね」「オタクでは日本を“残りの世界”と呼んでるわけ?!」「デゾレ」
私は週50ユーロのパスを2週間分買った。

さてブティックを出たあと、フィクスの電話からORANGEにかけて「410ユーロという数字はどこから出てくるのか」と尋ねたら、
「それはあなたがかけた通話でしょ。X月X日に6分、○日にはメールを見て8分・・・日本は遠いのよ」
そんなこと言われなくてもわかってる。
「じゃその明細を送ってください」と言うと、「それは私の管轄じゃないから“訴訟係”に回します」
待たされてやっと出てきた訴訟係の青年に、パスを買ってでかけたこと、日本にいる間に「50ユーロに達したら通話ができなくなります」というSMSを2回受け取ったこと、と言うと、
「じゃその旨を今からいう住所に文書で送ってください」そんなら最初からそうと言え!
青年は、「手紙を受け取ったら1週間くらいで郵送でお返事します。でも・・・」
「でも?」
「あまり希望はないと思いますよ」
その夜、私はオレンジに手紙をしたため書き留めで送った。
1週間後に返事が来た。
「あなたの要望を検討しましたところ、請求額に間違いがないことが判明しました。また“残りの世界”の中には明細をよこさない国もあるので、明細はお送りできません。
ご質問があれば携帯から700に・・・・」
戦いは続く。


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田舎の週末:シャンパン+プールの危険

その従兄弟がこの夏、庭にプールを造った。炎天下、上半身裸で庭仕事をし「ザブンと飛び込むのが夢だった」が叶ったわけ。120kgの巨体が飛び込むとプールの水が減りそうだ。
私たちが遊びに行ったときも「夕食の前にひと泳ぎせんかい」「するする!」

プールから上がると洗いざらしのバスローブを貸してくれて「Takakoはロゼが好きやったね」とシャンパンの栓が開けられる。もちろんシャンパンは自家製だから、ミネラルウォーターの瓶を開けるみたいな“日常茶飯事”。なんという贅沢!

シルバー用プールの宣伝?
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こちらは若い人向け宣伝。お風呂で本を読むのが好きな娘はプールでも読書。
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リタイアしてから運動不足なのでプールを造ったというけど「泳いだ後のお酒は一段と美味い」と酒量も増えてるみたいで、結局同じじゃない。
プールなんか持ったことがないから知るよしもなかったけど、留守のときや夜はプールに蓋をするのが義務付けられているそうだ。庭には塀も囲いもないから「子供が入ってきて落ちたりしたら責任問題だものね」というと、「いや子供だけやない」酔っ払った大人も落ちるのだ。

上に乗っても沈まない自動開閉のフタ。
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この地方の人は大体一日中飲んでいて、ちょっと飲んだくらいじゃ酔わないから、量もはんぱじゃない。
夫のおばあちゃんが小学校の先生だった頃、子供たちのお弁当にカルバドスの小瓶が添えられているのを発見して愕然となった話は有名。親達は「元気が出て身体にいい」と信じ込んでいたそうだ。
地元のクリスタル工場では10時(朝の)に白ワインがふるまわれていた。
アルコールの害が叫ばれ、広告には「過度の飲酒は健康を損ないます。節度を持って飲みましょう」が義務付けられている今日、さすがにこのような“集団アルコール漬け”はなくなった。それでも皆さん、よく飲むこと!地元の警察は飲酒運転の罰金で大儲けしているそうだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから20年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書2冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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