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「今まで生活をともにしてきたヴァレリー・トリエルヴェレールとの関係を終わらせたことをお知らせする」
土曜日の夕方、AFP(フランス通信社)に「大統領としてではなく、個人として」送られたオランド大統領のメッセージ。
この内容の了解を取ろうと、オランドは何度かヴァレリーに電話したけど、彼女は応えなかった。裏切ったのはアナタなんだから1人で責任取りなさい、ということらしい。

翌日日曜日の新聞は第一面に大統領カップルの破綻を取り上げた。「・・・終わった」「物語の終焉」・・・

フランソワ・オランド&ヴァレリー・トリエルヴェレール

女優ジュリー・ガイエとの関係が暴かれてから2週間後。大統領としてはもう少し緩やかに別れ話を進めたがったらしいけど、アメリカ公式訪問に同伴するのかしないのか?などマスコミのプレッシャーが強くて、これ以上延ばせなくなった。
これでアメリカ公式訪問はファースト・レディ(アメリカのメディアは“ファースト・ガールフレンド”と呼んでいる!)なしで行くことに。
第一、オランド大統領は「エリゼ宮にファーストなんじゃらはもう迎えない」と宣言している。女はもう沢山、ということではなく、正式に大統領のパートナーという肩書きの女性は迎えない。秘書、プレス、ボディガードとお金がかかり、愛情物語が終わる度に公式発表するなんて!ということらしい。アンジェラ・メルケルの旦那さんも公式に現れたことはないし、いいんじゃないでしょうか・・・
20ヶ月“ファースト・ガールフレンド”だったヴァレリー・トリエルヴェレールは元Paris Matchのジャーナリスト。歴代の大統領の伴侶の人気投票では最下位(1位がベルナデット・シラク、2位:カーラ・ブルーニ)。
オランドの浮気がバレた直後、エリゼ宮で廊下まで響きわたる“夫婦喧嘩”があり、逆上したヴァレリーが高価なセーヴルの壺などを叩き割ったとか。噂は少しずつオヒレがついて、壊された“国有備品”の総額は300万ユーロとか・・・どこからこの金額が出てきたことやら、でも“廊下まで聞こえた怒声”までは事実らしい。
大統領の発表を受けて、ヴァレリー・トリエルヴェレールは「エリゼ宮の素晴らしい人物に感謝の念」を表明し、「別れの時見せた誠実さ、動揺を決して忘れない」という殊勝なセリフをツィート。
その舌の根も乾かぬうちに、
「だから醜男を選んだのに・・・男なんてみんな同じね」と言ったとか、言わないとか。


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ジュリー・ガイエとの交際について記者会見で問われたオランド大統領の答え、「プライベートのことは当事者間で話し合って決める。ここはそれについて答える場所ではない」は、フランス人の75%に支持された:「もっともだ」「理解できる」
オランドの支持率も落ちていない。
公と私は一緒にすべきでない、そして恋は理性より強い、と思っているのがフランス人だ。確かにそうだけど。

先週は“ジュリー・ガイエ妊娠!”説が流れた。社会党議員に友達がいる友達から聞いて、「ひえーっ」とうちで盛り上がり、「だからヴァレリー・トリエルヴェレールがぶっ倒れて入院したのね」と納得。
翌日にはイタリアの、次いでイギリスのメディアも「妊娠4ヶ月」と発表。ジュリー・ガイエのちょっとお腹の出た写真をどこからか探し出してきて・・・

ジュリー・ガイエ妊娠説

地元フランスのメディアは慎重で、2日後に「ジュリー・ガイエ、妊娠説を否定」だけを発表。
2人の密会写真をスクープした雑誌Closerが既にプライベート侵害で訴えられているので、事実を確かめず掲載したら大変なことになる、と思ったらしい。

一方、ポリティカリー・コレクトが好きなアメリカは、オランドの愛人スキャンダルに“ショックを受け”、「フランスでしか起こりえない話」とか言っているらしい。良く言うわよ、クリントン大統領の愛人騒ぎは忘れたの?ケネディなんかもっともっと “やり手”だったじゃない。
折り悪く、オランド大統領のアメリカ公式訪問が2月11日に予定されていて、ひとりで行くか、ヴァレリー・トリエルヴェレールを伴っていくのかに注目が集まっている。

当選の日の熱いキスは遥か彼方?
フランソワ&ヴァレリー

3日間の予定の入院が1週間になり、先週土曜に退院したヴァレリー。「お見舞いの言葉を送ってくれた方たち、心からありがとう」のTwitterを流しただけでノーコメント。
渡米は3週間後。オランドはアヴァンチュールに終止符を打つのか、あるいは・・・


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暴かれた大統領の恋

数ヶ月前から噂になっていたらしい:フランソワ・オランドと女優ジュリー・ガイエ(41歳)のアヴァンチュール。
ジュリー・ガイエは8区にアパルトマンを借り、そこを大統領との密会の場所にしていた。ゴシップ雑誌Closerはその向かいにアパルトマンを借りて張り込み、証拠写真を取りまくって先週金曜日発売号にスクープした。
それを知った、オランドの現パートナー、ヴァレリー・トリエルヴェレールはショックでぶっ倒れ、入院してしまった。

オランド大統領のスキャンダル

14日火曜日、就任以来2度目の大記者会見を控えていたオランド大統領にとって、Closerのスクープは最悪のタイミング。失業率の低下、購買力上昇、企業の経費軽減など、当選時のお約束が実現されず、支持率はジリジリと落ちている。野等は“叩くチャンス”を待ちかねている。ただでさえ頭の痛い記者会見に、もうひとつ突っ込まれる要素が加わったわけだ。

そして記者会見。これからの政策をオランドが披露したあと、果たして質問第一号は
「・・・間もなくアメリカ公式訪問が決まっているけど、ヴァレリー・トリエルヴェレールはファーストレディとして同行するんでしょうか?」(フィガロの記者)
オランド大統領は一瞬「おー来るものが来た」という顔で、
「あなたの質問の訳は理解する。私の答えもご理解いただけると思う。だれにも試練を乗り越えなければならないときがあり、私達(カップル)は今、試練に遭っている。でもそれは私生活の問題で、私達の間で解決すべきことだ。ここはその質問に答える場所ではない」
シーン・・・

大統領とジュリー・ガイエは大統領選のとき知り合った。「謙虚で人の話をよく聞き、素晴らしい人物」がジュリーの第一印象。巻き戻して聞けば、あれは恋の始まりだったわけね。オランドを直接知っている友人いわく「すごくユーモアがあって面白い人」。タヌキのような風貌も愛嬌があって、私はけっこう好きだ。

オランド大統領の密会

(右から)セゴレーヌ・ロワイヤル(60歳)とは子供を4人作って別れ、でも別れる前からヴァレリー・トリエルヴェレール(48歳)と仲良くしていたとか。
ヴァレリーは前夫との間に3人の子供。オランド大統領就任直後、地方議員選挙でセゴレーヌのライバルを支持するツィートをして大顰蹙を買った。それから大人しくしているけど、国民ウケはよくない。
ジュリー・ガイエ(41歳)は前夫の間に2人の子供・・・オランドを魅力的と思うのは私だけじゃないらしい。しかも美人揃い!
サルコジ前大統領もセシリアからカーラへ、ファーストレディが変わったけど、また変わるんだろうか?


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ドトールで10秒間凍りついた理由

東京での1週間はあっと言う間。午前1時の深夜便で帰る私と息子は、一日使えるわね、とお寿司を食べ、ドトールに入った。私も息子も最後に人に会う予定があり、そろそろ行こうかというとき、
「無事(空港に)着いた?」という夫のSMS。
「やだ、この人一日間違えてる」
そした息子が、
「間違えてるの君じゃないよね?」
「え?」
「日にち間違えたんじゃないよね?」
「・・・・」
一瞬、アタマの中が真っ白になった。午前1時ということは日付が変わるということで・・・4日の午前1時というのは昨日の夜中のことだったの ?! 昨日の晩、六本木を友達と歩き回っていたとき、すでに飛行場にいるべきだったの ?!
固まった私を見て、息子は頭を抱える。
「ウソ・・・ウソだろ、休み明けに試験があるっていうのに !!」
それに続く10分は、どーしたらいいんだ、どーしてそんな間違いしたんだ、とわめく息子と、やっちゃったことをアレコレ言うより、どうしたら帰れるか考えるのが先だろ、と叫ぶ私の口論。ふだん無関心な周囲のお客がびっくりしてこっちを見ているのに気付いた。
最初はちゃんと3日の深夜と理解していたはずなのに・・・一体どこでどう塗り替えられたのか?でもそんなこと分析している暇はない。

それに続く2時間は嵐のようだった。借りていたアパートメントに駈け戻り、一番頼りになる友達に電話すると、
「土曜日で航空会社のオフィスはもう閉っているから、空港のカウンターに直接電話しなさい。すぐ番号を調べてあげる」
電話すると、案の定、安くで買ったチケットは払い戻し・変更不可。その日の(いや翌日の!)午前1時の便は満席で、
「ビジネスなら空いています」
怖いもの見たさで値段を聞いたら、一人90万というシンジラレナイ金額。
「成田発22時の便にエコノミーの空きがございますが・・・」
時間は18時を過ぎている。「喉元にナイフ」と言おうか「足元を見られてる」と言おうか・・・フランスで暮している日本人が一斉に帰る週末だし、2ヶ月以上前に買ったチケットよりかなり高かったけど、選択の余地はない。
友達に電話すると、
「仕方ないよね・・・午前1時って紛らわしいけど、君らしくない間違いだ(ありがとう!)とにかく急いで!」
幸いその朝、パッキングをしていたのでスーツケースを持って、空港行きリムジンに乗ろうと高輪プリンスに駆けつける。
「最後のバスが出たとこです」
「どこのホテルで捕まえられます?」
「いや、うちが最後なんで・・・」

そこで箱崎に駆けつけ・・・長くなるからはしょるけど、私達はぎりぎりで成田の出発ゲートに着いた。そこにまたドトールが。運命のドトール!
機内は満席で、一番後ろのトイレの隣の席。もうちょっと遅かったら乗れなかったかもしれない。何も食べていなかったので、零時すぎに配られた機内食を私達はガツガツと食べた。2人分食べたかった・・・明け方の3時に飛行機はロワシーに着いた。

うちに帰りついて家族に頼んだこと:「ソルドは忘れなさい」そして「全員LOTO(宝くじ)を買うこと!」


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東京で買うもの

今回は一緒に来なかった娘から「買ってきてほしいものリスト」が送られてきた。
-資生堂のあぶらとり紙(向こうでは2倍以上する。娘によるとフランス製のよりずっと優れているんだって)
-いい匂いのするクリームとマスク(コスメってフランスが本場じゃなかったの?)
-抹茶味のKit Kat とポッキー
-鮭のオニギリ:持ってこられるかどうかわからないけど、すごく好きだからリストに入れるわね。日本のご飯の“象徴”なのよ(機内食が嫌いな娘は、空港でオニギリを買うのが習慣だ。機内で「・・・緊急時、手荷物は置いて乗務員の指示に従ってください」というのを聞いて、「オニギリだけは持って逃げる」と言っていたほどのファン。でも”日本のご飯の象徴”なんて・・・私が大したもの作っていないってこと?)
-綺麗なスケッチブック、クールなペン、モチーフのついたスコッチテープ(文房具は日本が最高!でもクールなペンってどんなペン?)
これらを探して、私はLoftの地下やマツモトキヨシを彷徨った。

おみやげ

パリより寒い東京に震え上がった私はユニクロに駆けつけ、ヒートテックのTシャツとタイツを買う。

さてパリに残った娘の魂胆は、31日にウチを独占して年越しパーティをすること。深夜帰ってくる16歳の娘を心配して待つより、そのほうが安心と思った夫は承諾した。その代わり、彼も追い出された。
「午前1時頃帰ってくればいいだろ?」
「ダメダメ。1時なんて宴たけなわよ。翌朝11時前に帰ってきちゃダメ」
というわけで、友達のウチに転がり込んだとか。
娘はパーティに30人くらい呼んだけど、友達の友達、またその友達、だれの友達でもない人まで押しかけて最後は80人近く。酔っ払った( !!)高校生の収拾に苦労し、片付けに昼までかかったとか。
教訓:パーティは人のウチにいくもの。もう2度としない。(ホッ)


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ゼッタイ忘れられない元日の食事

大晦日の夜は、紅白のかかっている居酒屋で友達とご飯を食べ、零時とともにワインをもう一本とって乾杯した。紅白に出てくる歌手の90%、いや95%は顔さえ知らない。
居酒屋はけっこう空いていて、零時を過ぎると私達以外にお客は2組くらい。新宿の街も人が少ない。みんな帰省して、東京はパリのクリスマスイヴ状態になっている。
友達と年越しをしに出かけた息子は、朝の5時過ぎに帰ってきた。象の集団が帰ってきたくらいの物音に目が覚めて部屋から覗いたら友達と2人。お酒臭い!後で聞いたらVision 1というクラブで遊んでいたんだって。フランス人DJも入って音楽もなかなかよかったとか。私もそんな時代があったっけ。

さて元日。11時頃起きてコーヒーを炒れる。息子は熟睡で、友達は私が起きる前に帰っていた。他にすることもないので少し仕事をした。元日の朝に仕事なんて!
13時。お腹が空いてきた。買い置きもないし、元日にレストランでひとりでご飯を食べたくない。
「ねえ、起きてよ!ご飯食べにいこうよ!」と揺り起こしても「ブー」「5分したら・・・」と5分後に何の希望も持てない返事。
仕方なく近くのローソンに赴き、おでんを買ってきた。これがなかなか美味しかったのよ。味付けは私好みに薄く“お魚団子”に感激した。元日の最初の食事がコンビニのおでん、325円!忘れられないお正月になりそうだ。

やっと起きてシャワーを浴びた息子と渋谷に出かけた。西武が元日から開いていると聞き、娘に頼まれた買い物を片付けてしまおうと。そしたら息子が「腹が減った」。
当たりを見回せばレストラン街のあるビルは軒並み閉っていて、最初に見つけたラーメン屋に入る。自動販売機で食券を買うシステムで、モタモタしているうちに後ろに行列ができ、慌てて(小)というサイズがあるのを選ぶ。何の(小)なんだろう?息子はラーメンとミニ牛丼のセットをさっさと選んだ。
運ばれてきたのは丼のひとつに熱いつゆが入っていて、もうひとつにはラーメンと呼ぶのを躊躇われる太い麵。

付け麵

つゆを麵にぶっかけたくなるけど、でもそうなら最初からつゆの麵であるはずだから・・・周囲を見回しても同じものを食べている人はいなくて、人の食べているものがやけに美味しそうに見える。つゆに浸して食してみると麵はアルデンテで悪くないけど、つゆが正体不明。これがつけ麵なのね?そんなにお腹も空いていなかったし、半分食べた。

Loftを上から下まで歩き回り、買い物の8割を済ませ、疲れて帰る。
夜8時頃「なんか軽く食べる?」と軽く言ったものの、どこも閉っている。元日に買い物はできなくてもいいけど、腹は減る!
ネットで「元日に開いているレストラン」で検索すると、ホテルのレストランとか、居酒屋とか・・・ファミリーレストランくらい開いてないの?とロイヤル・ホストを探すと「元日休業」のつれない表示。
とにかく行ってみて探そう、と目黒まで行き、駅から見下ろすと、廃墟のように明かりの消えた街に一件、希望の光。それはサイゼリアというチェーンであった。店内はガラガラで、カップルかひとり客で、眠っている人もいる。

サイゼリア

パスタとサラダ、ワインのデキャンタを頼んで2人で2000円、味だって悪くない。救世主。

・・・という2014年の幕開けは、笑っていいものか心配するべきか・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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