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あと25日5時間33分・・・

何のことかと思ったら、クリスマスまでの残り時間。信じられないことに、もう12月だ。
12月に入ればデパートは“日曜特別営業”になり、レジの前に長い行列ができる。不況だ就職難だ購買力が下がった、と言いいながら、バカンスとクリスマスはやめられない。
プレゼントのことを考えるべき時が来た。

永久カレンダー
クリスマスプレゼント

磁石で日にちを変えられて“永久に”使えるカレンダー。個人的に、カレンダーは毎年新しいものに変えるもの、だけど、エコロジックなので最近増えている。デザインは素敵だし、人に贈るんだからいいか。
Block 25ユーロ

ノート&鉛筆
クリスマスプレゼント

『料理』『ガーデニング』などテーマ別のノート。シンプルでセンスいい。娘が好きそうだ。でも、これだけ贈るわけにいかないからプラスαのプレゼント。
Reine Mère各10.5ユーロ

ジュエリーの木
クリスマスプレゼント

ノートと同じメーカーの、エコロジックな雰囲気のジュエリースタンド。スタンドよりジュエリーを贈られたほうが嬉しい・・・
Reine Mère 35.5ユーロ~

Le Petit Ballon6ヶ月契約
クリスマスプレゼント

リッツのソムリエだったジャン=ミッシェル・ルデュックが選ぶワインが毎月2本ずつ届けられるル・プティ・バロン。
ワイングラス、オープナー、デギュスタシオン・ハンドブックのキットつき。これからワインに凝ろう、という人に喜ばれそう。
Le Petit Ballon 140ユーロ

パジャマ Dors bien
クリスマスプレゼント

今年は私の周囲で4人赤ちゃんが生まれた。ノエルの日は赤ちゃんもドレスアップ。本人はともかく、親がぜったい喜びそうなパジャマ。0~12ヶ月まで
Orchestra16.95ユーロ

Memoriaeのコフレ

クリスマスプレゼント

『私の週末』『私の見た夢』『私の苦悩』(タイトルがスゴイ)『私の喜び』『私の子供たち』『私の愛』『私の旅』『私の料理』『私の友達』・・・12のテーマ別メモリーのコフレ。アイヴォリーの紙を使った上質な手帳(10x15cm)、こういうアナログなグッズも流行だ。でも、これだけのメモを書いたら、他に何もする時間がないような・・・リタイアした、マニアックでお洒落でパソコン嫌いな人に?12冊コフレじゃなくてバラでも買える。
Quo Vadis 150ユーロ

24-Twenty Fourブルーレイ・コフレ
クリスマスプレゼント
photos:Yahoo pour elles

TVシリーズの中で記録的にヒットした『24h Chrono/24-Twenty Four』。フランスでは木曜夜21時からCanal+で放映され、木曜日の夜は「ちょっと用事が・・・」という人が増えたほど。
シーズン8から4年後、短い(12エピソード)シーズン9が今年放映になった。ジャック・バウアーはちょっと老け、クロエ・アブライアンはパンクになり、内容は二番煎じっぽかったけど、それでもファンはテレビの前に座った。

しかし。こうやって探しても、うちの家族は”欲しいもの”を既に決めているにちがいない。過去に、よほど気に入らない贈り物をもらったことがあるのか、サプライズはイヤなんだって・・・


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オランド大統領にふられた後に、ヴァレリー・トリールヴァイエールが著した『Merci pour ce moment/その時をありがとう』が英語訳されてイギリスで発売になる。

ヴァレリー・トリールヴァイレール

その機会に、濃いメイクで唇に人差し指を当てたヴァレリーの写真がTimesの一面を飾った。
フランスでは、「嫉妬深く復讐心の女」、「現職大統領のプライベートを暴露して・・・」と評判の悪いヴァレリーさん、イギリスではスターのように迎えられたとか。
イギリスのメディアはもともと“綺麗な女性を表紙に持ってくるのが好き”だそうで、それが現大統領のモト彼女となれば飛びつくのは当然だ。
彼女をインタビューしたTimesの記者は、
「リポーターとして、事の成り行きをありのままに語ろうとしたヴァレリー・トリールヴァイエールの決断を評価する。フランス大統領の驚くべきキャラを明るみに出すのは悪いことではない」
“ありのまま”かどうかはオランドさんにも聞かないとわからないだろうに。

ちょうど同じとき、大統領と女優ジュリー・ガイエが、エリゼ宮の中庭で仲良くお話している写真が、ゴシップ雑誌Voiciに載る。
フランソワ・オランド&ジュリー・ガイエ

バイクに乗って、ジュリー・ガイエとの密会に出かける大統領の姿がすっぱ抜かれて、ヴァレリー・トリールヴァイエールがショックで入院したのは今年の1月。
それ以来、フランソワとジュリーの仲は終わったのかと思っていたら・・・浮気じゃなくて本気だったらしい。
黙ってはいられないヴァレリー、イタリアの雑誌のインタビューで、
「オランド大統領は『今後、ジュリー・ガイエはエリゼ宮には一歩も入れさせない』と誓ったのに!またウソがひとつ増えた」と怒りをぶちまけたとか。インタビューのタイトルは『裏切られ、捨てられ、私は黙ってはいない』。

終わった愛情はもうどうにもならない。せめて引け際をきれいにしないと、自分や思い出まで汚れてしまうのにね。別れた男の悪口を国外まで行ってしゃべるなんて・・・オランドは踏んだり蹴ったりだ。
某ジャーナリストが、
「同じ女として、同じジャーナリストとして(ヴァレリーはジャーナリスト)、二重に恥ずかしい」と語っていた。同感。

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オゾンが撮る美しいロマン・デュリス

『まぼろし』『スイミング・プール』『危険なプロット』そして、高校生の援助交際を描いた『17歳』・・・
性愛の色々な形をテーマにするオゾンの最新作『Ma nouvelle amie』、最後のeが、思わせぶりにイタリックになっている。力づくで訳せば『新しい(女)友達』?日本語タイトルは『彼は秘密の女ともだち』。

フランソワ・オゾン『Ma nouvelle amie』

クレール(アンヌ・ドゥムスティエ、右)とローラ(イシルド・ル・ベスコ)は小学校からの親友、一生変わらない友情を誓い合った仲だ。
フランソワ・オゾン『Ma nouvelle amie』4

ローラはダヴィッド(ロマン・デュリス)と知り合い結婚、ほどなくクレールはジル(ラファエル・ペルソナズ)と結婚する。ローラは妊娠し、無事出産したあと、何かよくわからない病気で亡くなってしまう。

最愛の友人を失くして落ち込むクレール。仕事も手につかず1週間の休暇を取る。何もしたくない気分だけど、「子供と夫をよろしくね」という親友の最後の言葉を思い出し、友人宅に出かけて行く。
ベルを押すけど返事はない。でも赤ちゃんの泣き声がするので、ドアを押すと鍵はかかっていない。クレールは引き寄せられるように家の中に入る。そこで、亡き妻の服を着て、赤ちゃんにミルクをやるダヴィッドを見つける・・・

ダヴィッドはゲイではなく、女性の外見になった時に“自分らしく”いられる人。ローラと暮していたときは妻の女らしさで満たされていたけど、彼女が亡くなって、自分らしくなりたい欲望に気付いた。

フランソワ・オゾン『Ma nouvelle amie』2

古いとこではダスティン・ホフマンの『トッツィー』、もっと遡ればトニー・カーティス、ジャック・レモンの『お熱いのがお好き』、ガッド・エルマレの『Chouchou』、最近ではギヨーム・ガリエンヌの『不機嫌なママにメルシィ』・・・男優が女装すると大抵コミカルになるもんだけど、オゾンの映画ではコミカルさは全くなくて、自分にあった外見を求めて悩む人間が描かれている。
人間の外見と中身のズレ。オゾンお得意の、心がざわめく作品だ。

ロマン・デュリスの“変身”ほど目を引かないけど、注目すべきはクレールの変貌。『バード・ピープル』で絶賛されたアンヌ・ドゥムスティエは、一見控え目だけど、そばかすが可愛く、微妙な演技が上手い。

フランソワ・オゾン『Ma nouvelle amie』1
photos:allociné
オゾン(アンヌ・ドゥムスティエの後ろのオジサン)が映画館の痴漢役で一瞬登場。お見逃しなく!

『Ma nouvelle amie/彼は秘密の女ともだち』
フランソワ・オゾン監督作品
1時間47分


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動物との別れ方

ある日、帰ってくると、同じ建物に住む女性2人が中庭の水溜りの上にかがみこんでいる。
「猫が溺れたんですか?」彼女たちも猫を2匹飼っているので、アホな冗談を言ったら、
「いいえ、溺れたハエを助けているの」
ワンランク上のジョークね、と顔を見たら、2人ともマジだ。
「・・・ハエが好きなの?」
「生きているもの全部が好きなの」
数日後、2人のひとりが中庭で猫を遊ばせていた。アナイスが癌で・・・という話をすると、
「で、どうするの?」
「どうするって・・・苦しみだしたら安楽死かなと」
「私が前、飼っていた猫も癌で死んだの。安楽死じゃなくて自然に。動物って人間と違って、死への恐怖がないでしょ。だから冷静に準備するみたい。最後はソファの後ろに隠れて、出てこなくなって、そのまま死んだの」
彼女は安楽死に反対なのだ。“動物は死が怖くないから、冷静に準備する”。
ハエを助けようとする人の言葉がエコーのように残った。

「落ち込んでるんだって?」と電話してきた友人は、物理学の教授で、「猫が・・・」なんていったら笑い飛ばしそう。ところが
「わかる、わかる。一番の親友と思っていた犬が死んだときは一週間泣いた」
人は見かけによらない。
「動物は私たちより早く死ぬ運命だからしょうがない・・・安楽死という特権があるけど」
と、彼は賛成派のようだ。

私は、といえばまだ考えたくない。

最近のアナイス。いい年してぬいぐるみ・・・

アナイス

アナイスはあまり動かなくなったけど、まだご飯はちゃんと食べる。病気と闘うのが疲れるんだろうね。
クリスマスまでは一緒にいてほしい。


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古き佳きフランス映画 2

1984年、52歳という若さで亡くなったフランソワ・トリュフォー。没後30年を記念してパリのシネマテークで回顧展が始まり、テレビARTEで彼の作品が次々放映されている。
生きていれば82歳・・・どんな作品を産み出しただろう?人の運命はわからないもんだ。
『大人は判ってくれない/Quatre cents coups』(ジャン=ピエール・レオの天才的演技)、『突然炎のごとく/Jules et Jim』(ジャンヌ・モローが圧倒的魅力)も好きだけど、繰り返して観たのは『柔らかい肌/La Peau douce』(1964)。

文学評論家ピエール・ラシュネーは、リスボンに講演旅行の際にスチュワーデス、ニコルと出会い一夜を過ごす。ピエールは美しい妻と小さな子供がいるが、2人の関係はアヴァンチュールにとどまらず、彼は若いニコルにのめりこんでいく。

フランソワ・トリュフォー『柔らかい肌』

当然、奥さんにバレ、彼は家を出ることに・・・
フランソワ・トリュフォー『柔らかい肌』2

と、ここまではよくある話。私の周囲にも、若い子にうつつを抜かし妻に追い出され、離婚して一緒に暮すことに決めたら、“若い子”のほうは全然その気がなく、行き場を失った男がいた。その話を友達にすると、「私の友達にも・・・」「そういえばボクの・・・」と盛り上がるくらい。
“よくある話”だけど、ディティールがいい:妻(フランカという名前だからイタリア系)の激しさ、現実とアヴァンチュールを見分けるニコルの利発さ、女の怖さを知らなかったピエールの愚かさ・・・観る度に、前に気付かなかったことが見える。

三面記事からインスピレーションを得たといわれるけど、“自伝的”面もあるとか:トリュフォーは妻とうまく行かなくて、女優リリアンヌ・ダヴィッドと関係を持っていた。しかも撮影には、トリュフォー自身のアパルトマンが使われている。
ニコルを演じるのは、カトリーヌ・ドヌーヴのお姉さん、フランソワーズ・ドルレアック。陶器のような滑らかな肌で、すごく綺麗。まさにLa Peau douce。

この作品がきっかけでトリュフォーとフランソワーズはしばし恋仲になったけど、間もなく友情に変わった。

フランソワ・トリュフォー『柔らかい肌』

この作品の3年後、1967年、フランソワーズ・ドルレアックが自動車事故で亡くなったのはご存知の通り。
『ロシュフォールの恋人達』の英語版試写に立ち会うため、ニース空港に向かう途中だった。25歳!
人の運命はほんとにわからない・・・


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10月末になると花屋の店先が菊の花で一杯になる。11月1日Fête des morts(死者の祝日)のお墓参りに持って行く花だ。

死者の祝日 fête des morts1

11月1日はカトリックの祝日Toussaint(諸聖人の日)でもある。死者がみんな聖人になるわけじゃないのにどーして?と思ったら、死者の祝日は実は11月2日だけど、2日は祝日ではないので一緒にした、ということだ。
加えて、ケルト人の風習ハロウィーンが10月31日。この週末は、お化けやガイコツに扮装した人や、菊の鉢を抱えてお墓に赴く人が入り乱れている。

ラジオで「死者の祝日」特集番組をやっていた。「死ぬのはただでさえ大変なことなのに、お金がかかり、環境汚染になる。いかに経済的に、エコロジックに死ぬか?」というテーマで、スタジオには葬儀屋、棺桶製造屋、葬儀プロデューサーなど、そのままホラー映画になりそうな面々。
フランスの葬儀には最低3200ユーロ、給料2ヶ月分かかるそうだ。つまり高給取りほど、高価な棺、お葬式をするってこと。中でも棺が高くて800から3000ユーロ、というけど上は限りなく、マホガニー製で内側がビロードだと8000ユーロとか、極めつけはルイ・ヴィトンのオーダー棺桶5万5千ユーロ(約7700万円)!ブランドロゴつき棺桶なんて、やめてほしい。
そこで出席者の一人、棺桶製造屋さんのお奨めはダンボールの棺桶。エコノミー、エコロジー、そしてカスタマイズしやすいので、ヨーロッパの他の国では出回っているらしい。

基本形、平均300ユーロ

死者の祝日 fête des morts2

カスタマイズバージョン600ユーロ。あんまり入りたくない・・・

死者の祝日 fête des morts3

リッチな16区で葬儀プロデュース会社を経営する女性は、ユーロ・ディズニー、カルティエ・インターナショナルなどの広報を経て独立。この職業、アメリカでは一般的になっているらしい。
“人生最後のイベントを悔いのないものに”と、お葬式や埋葬式を“故人のキャラに合わせて演出”し、Youtubeで流すまで提案している。わーやめてほしい!うちの子供たちはよくYoutubeを見ているので、間違ってもしないように言い渡しておこう。

葬儀屋さんは女性にモテないのを悔やんでいた。「素敵な女の子に出会って、カフェに誘い、職業を聞かれて答えたとたん、彼女は一言もいわずに立ち上がり、カフェを出て行った」
誰かがやらなくてはいけない職業なのにね・・・そういえばcroque mort(棺を墓場まで運ぶ人)は“陰気な人”という意味にも使われる。
番組は視聴者参加番組で、電話が遠いと「え、よく聞こえませんが“あの世”からかけているんですか?」とか、デリケートな問題をユーモラスにまとめていた。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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