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まずララランド。
久々のライアン・ゴスリング、ゴールデン・グローブ賞を独り占め(7部門)で、前評判がすごかった。
封切りの週は、映画館の前に長蛇の列で諦め、翌週の夜、めでたく観れた。
舞台はロサンジェルス。女優志願のミアはオーデションの合間、カフェで働く。
冴えないクラブでピアノを弾くセバスティアン、彼の夢は本物のジャズクラブを開くこと。
それぞれ情熱を持つ2人が出会い、愛し合う。でも彼らの現実は夢とは遠いものだった。

ラ・ラ・ランド

ライアン・ゴスリングは相変わらずカッコよく、エマ・ストーンの目は相変わらず普通サイズの2倍だった。
セリフも全部歌っちゃうミュージカルは苦手だけど、これは普通に話して、時々歌い踊り出すパターン。

ラ・ラ・ランド

音楽はというと、オリジナルより、セバスティアンの弾くジャズがよかった。音楽&ダンス&キャストの魅力のエンターテイメントで、批評が悪くても観ただろうけど、賞を総舐めにするほどかな、と。ゴールデン・グローブの最優秀シナリオ賞もとっているけど、作品の3/4はもう何回も観たようなストーリーだ。
でも批評、前評判が良すぎたので、普段こういう映画を観ない人も来ていて、私の近くに座っていたおばあさんは後半で「なんて長いんでしょう!」 全然好みじゃなかったみたい。

監督のデイミアン・チャゼル監督は『セッション/Whiplash』(ドラム教師と生徒の殆どサドマゾの練習)で有名になった。この監督、フランスではダミアン・シャゼルと発音され、ゴールデン・グローブではまるでフランス人が受賞したみたいに騒ぐんで、フランス人なのかと思ったら、父親が仏米ハーフというだけだった。まったく・・・

日本では去年公開になった『ブルーに生まれて』。50年代のジャズ・トランペット奏者、チェット・ベーカーの人生の一コマを描いた作品は、上映館も少なく、長蛇の列もなかったけど、すごくよかった。

ブルーに生まれついて
photos:allociné

自伝映画の撮影中、チェット・ベーカーは駐車場で滅多打ちに殴られる。借金があったディーラーの仕業。チェットはヘロイン所持でムショの出入りを繰り返していた。
顎や歯を打ち砕かれ、撮影は中止。どころか、再びトランペットを吹けるだろうか?絶望するチェットを、撮影で知り合い愛し合うようになったジェーンは励まし、立ち上がらせようとする。でも、ヤクと手を切ることも、プロデューサーの信頼を取り戻すのも難しかった。

ジャズは特に好きなジャンルではないけど、チェットのトランペットは熱く切なく、演じるイーサン・ホークは限りなくセクシー。そして彼の才能と人生を滅茶苦茶にしたドラッグの怖さ。この作品は絶対2度目観るだろうな。

La La Land/ラ・ラ・ランド
デイミアン・チャゼル監督作品
主演:エマ・ストーン、ライアン・ゴスリング
2時間8分
あちこちで上映中。日本では2月24日公開
ロバート・バッドロー監督作品

Born to be bleu/ブルーに生まれついて

主演:イーサン・ホーク、カルメン・イジョゴ
1時間37分

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから20年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書2冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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