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大人の恋の難しさ

雪の降る森は無彩色の美しい光景。そこを牡鹿と女鹿が近づいたり離れたりしながら歩いていく・・・
屠殺場の支配人エンドルが毎晩のように見る夢だ。

ハンガリー映画『Corps&ame』

屠殺場に新しく入ってきた品質監督者マリアは、潔癖で融通がきかない性格。社員たちと馴染めず孤立していて、エンドルの目に留まった。
そしてある日、労働カウンセラーとの面接で、マリアが全く同じ夢を見ていることがわかった。
驚いて戸惑う2人。

ハンガリー映画『Corps&ame』

50代半ば(少なくとも)のエンドルは離婚して、殺伐とした一人暮らし。女はもういい、と思っていた。
30そこそこのマリアは、展示会場の見学用みたいな塵ひとつないアパートに住み、判で押したような毎日を送っている。男と暮らしたことがなさそうだ。
不器用な2人が、夢を現実にしようと手探りを始める。
エンドルは社員食堂ではなく、外で一緒にお昼を食べようと誘う。
お互いの夢を書いて交換しようと提案する。
マリアは会ったときに言うセリフを練習する。
音楽を聴いて心を開こうとする。

人間関係の難しさ、自分の殻を破ることの難しさを、御伽噺のような設定で見せるハンガリー映画。『Corps et âme/身体と心』(もうちょっとマシなタイトルつけられなかったの !?)

ハンガリー映画『Corps&ame』
photos:allociné

いい年の大人が、初恋の少年少女のように躊躇いながら惹かれていく様が、インド映画『ランチボックス』を思い出させた。

森の鹿たちの静謐な姿と、屠殺場の血生ぐさいシーン(ブリジット・バルドーが見たら失神しそう。牛肉を食べる私が「牛さん、可愛そう!」なんて言えないけど思わず目をつぶった)が対照的。
鹿さんたちは、ベルリン映画祭で金の熊賞を取っている。

Corps et âme
IIdiko Enyedi監督作品
主演:Alexandara Borbély, Marcsanyi Géza
1時間56分
フランスで上映中


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Natexpo/ナテクスポはビオ(オーガニック)のエクスポ。nature +expoでこの名前に。食品、ワイン、サプリメント、コスメの850社が出展し、前回(2015)より会場面積も倍近くなった。

Natexpo/オーガニック製品のエクスポ

フランスはヨーロッパではドイツに続いて2位のオーガニック消費国。消費のトップはやはり野菜&果物、次いで乳製品&タマゴ・・・
私が興味あるオーガニック・コスメの消費も毎年前年比+10%と伸びていて、種類、質、パッケージ(以前はダサかった)も向上している。入場バッジももらっていたから、7区でエステサロンをCHICHI Parisを経営している立神詩帆さんと、遥かVillepinteまで出かけていくことにした。

北駅のRERホームで待ち合わせし、「RERって間違うと大変なことになるから・・・」「これはシャルルドゴール空港直行だから次だね」と2人で電光掲示板を確認。
乗って座ったらたちまちコスメの話で盛り上がり、気がついたら終点で車内には誰もいない。Mitry-Clayeという聞いたことのない駅名。
「ヤダ!分岐点で降りるの忘れたのよ!」
B線はAulnay -Sous-Boisで別れる。そういえばさっきアナウンスで「シャルルドゴール空港へはここで乗り換えてください」と言っていた。私たちの目的地Parc des Expositionsは空港のひとつ前なのだ。
「あなたが座ったままだったから、乗り換えなくていいと思ったの」
「私はあなたのほうが知ってると思って・・・」
となすり合っている場合ではない。電車を降りるとホームには駅員の姿もなく雨が降り、若い男子が2人、ぶらぶらしている。
「Parc des Expositionsに行きたいんだけど間違っちゃって、Aulnay -Sous-Boisまで戻らないとダメよね?」と聞くと、当たり前のことを聞くなという顔をされた。ごもっとも。
それにしても電車は空っぽで、発車時刻も表示されないし、前もって取ったアポイントの時間には既に遅れている。なんというドジ。
その時、詩帆さんが、
「去年も同じことやらなかった?」
「・・・そういえばやった」
去年は同じ会場の別のオーガニックサロンに一緒に行って、話に夢中になり、気が付いたら空港だった。
でも去年は一駅戻ればよかったのに、今度はもっと深刻な間違え方だ。
ようやく電車が走り出し、Aulnay -Sous-Boisに着くと、次の空港行きは、
「29分後 !!?」
「タクシーに乗ろう」
ようやくエクスポ会場につき、「どーもどーもスミマセン」とドゥース・アンジュヴィヌのスタンドに行き、新製品を見せてもらう。

100%オーガニックの石鹸、4種類

ドゥース・アンジュヴィヌ


その後、コスメ関係のスタンドは駆け足で見たけど、

Natexpo/オーガニック製品のエクスポ

とにかくメーカーが増えていて、ケアだけでなく、オーガニックのメイクも種類が多くなった。
プロ対象のサロンなんで買えないのが残念

Natexpo/オーガニック製品のエクスポ

食品のほうまでたどり着く前に、「間もなく閉館となります」のアナウンス。
去年もこんな感じだったような・・・
「まったく進歩がない」
と私たちは再びRERに乗り-さすがに間違えず-パリに戻ったのであった。


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携帯にダウンロードして、バーコードのアイコンを押すと四角い窓が現れる。その前に調べたい食品のバーコードを持ってくると直ちに読み取って《excellent/優秀》《 bon/良い》《 médiocre/まぁまぁ》《 mauvais/悪い》の総合評価、100点満点中何点、その理由を 分析してくれる。

アプリYUKA

評価の理由はこちら

アプリYUKA

例えばMailleのマヨネーズは《mauvais/悪い》
分析は(100g中)、
《欠点》
有害な添加物:7( !?)
カロリー:675、高すぎる
飽和脂肪:9g、多すぎる
塩分:1.63g、多すぎる

《長所》
プロテイン:1.9g
糖分:0.5g、低い

Mailleといえばマスタードの老舗、だから安心というのは甘かった。
じゃ何を買えばいいの?という当然の質問に「最も良い代わりの製品:Carrefour のタマゴマヨネーズ」と答えてくれる。代わりの製品は色んなメーカーが出てくるので、Carrefourから金をもらっているとは思えない。とにかく至れり尽くせり。

欠点はやり出すと止まらなくなること:マヨネーズの次はマスタード、ブイヨン、生クリーム、ヨーグルト、シリアル、チョコレート、ツナ缶詰・・・キッチンにある食品のバーコードを片っ端から。その結果、バター&生クリームのElle et Vire 、チョコレートのLindtなど有名なメーカーが《まぁまぁ》や《悪い》。
でもチョコレートはどのメーカーでも”カロリー、糖分が多すぎ”で、
「甘いのはチョコレートのアイデンティティのひとつだから仕方ない」とチョコ好きの娘。
「マスタードだって一日にひと瓶食べるわけじゃないから・・・」と辛いもの好きの私。
注意すべきは有害添加物の数だ。
逆に、冷凍食品のPicardは軒並み《優秀》。ま、うちは調理品より素材の冷凍を買っているから当然かも。

Yukaさんは8万食品を網羅していて、それ以外の食品に当たるとしばらく「うーん」と迷ってから《inconnu/未知》の表示。
名前といい、面倒見の良さといい、日本人が作った?と思ったら、フランス人4人のベンチャービジネス。
この前、消費者組合が分析して発表した《危険なリップクリーム》もびっくりしたけど、今日の生活は有害物質に囲まれているってことだ。“安全なものを食べたい、つけたい”傾向は高まるばかり。


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セクハラ、訴える勇気

チュニジアのある町。学生パーティに出かけるマリアムは興奮している。念入りにメイクし、友達から借りたちょっと大胆なドレスを着ていざパーティへ。
オリエンタルな音楽で踊り、見染めたユーセフと外に出たマリアムは、車に乗った2人組に強姦される。悪夢の始まり。
マリアムは回教徒。結婚するまで処女であることが肝心だ。強姦された証明をもらおうと病院に行くと、身分証明書がないと診てあげられない、警察に行けと言われる。身分証明書を入れたバッグは強姦された車の中に置いてきてしまったのだ。ユーセフに付き添われて警察へ。

不幸中の不幸は暴行犯人が警官だったこと。身内の恥をさらしたくない警官たちは「強姦されたなんて、君の、いや君の家族の恥じゃないか。訴えを取り下げろ」。威圧的な説得は次第に脅しになっていく。

「何しに来たんだ?」 この人たち、ヤクザじゃなくて警察官。

映画『la belle et la meute』(美女と猟犬の群れ)

パーティで出会ったユーセフは、自分の尊厳を護るために訴えろと励ます。

映画『la belle et la meute』(美女と猟犬の群れ)
腐敗した警察の中でたらい回しにされる一夜を描いた『La belle et la meute/美女と猟犬の群れ』。

映画『la belle et la meute』(美女と猟犬の群れ)

実話をもとにしているというのが更に怖い。アラブの国の中でもチュニジアは最も近代化して女性の権利も比較的尊重されているはずなのに。
監督は女性、『Challat de Tunis』(チュニスの切り裂き人)のKaouther Ben Hania。セクシーな格好(ミニスカートやぴっちりパンツ)をしている女性が、男性にお尻をナイフで切り裂かれる事件をユーモラスに描いている。今度の作品は警察の腐敗と、それを知りつつ沈黙する人たちを正面から描くサスペンス。

アメリカでハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・スキャンダルの後、カナダ女性作家が始めた#MyHarveyWeinsteinに次いで、フランス版が登場した#Balacetonporc(あなたの好色漢を告発せよ)。職場で、メトロでセクハラ被害を受けた女性たちが一斉に口を開いて炎上した。
多くの場合、加害者は上司や権力のある人で、周囲も保身のため見て見ぬふり、被害者の話を聞き流す。あえて告発した勇気ある被害者の過半数が辞めさせられたり、格下げされていることがわかった。
世界でも女性の権利、地位が護られていると思われているフランスでこの実態!

この映画のマリアムの場合は宗教、家族。欧米では職場での報復を恐れて・・・理由は違うけど黙ることを選んでいた女性たち。ハーヴェイ・ワインスタイン事件は閉じ込められていた怒りの口火を切ったというわけ。

La belle et la meute

Kaouther Ben Hania(クテール・ベン・ハニア?)監督作品
チュニジア・フランス・スウェーデン・ノルウェー・リビア・カタール合作(!)
主演:マリアム・アル・ファージャニ、ガネム・ズレリ
1時間40分
フランスで上映中

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ロベールの初仕事

アルバイトの“営業”に来て以来、果たしてロベールは毎日電話してくる。誰も仕事を頼んでくれないと嘆く。
「今日は(今日も!)頼むことないわ、ごめんね」
どうして私が謝るの?と思いつつ、何か手伝ってもらうことなかったかなぁと考える。ミニチュアカーを買いたい、と言っていた。貢献したいもんだ。

ついにある晩、ロベールに電話。
「モシモシ、アルバイトのこと、お母さんは知ってるの?」
「うん」
「宿題は?」
「やった」
「じゃ、20分後にモノプリの前に来てくれる?買い物、持ってほしいの」
「うーん・・・今夜は難しい」
時間は19時半だった。
「わかった、じゃまた頼むね」
「それはあまりに残念だ。ちょっと待って!」
ママン、お願いねぇお願い!と懇願する声が聞こえ、
「大丈夫、服着てからすぐ行く!」
やだ、もうパジャマだったの・・・

先に着いた私がヴィネガーやオイルや8個パックのヨーグルトや重いものを買っていると、時間通りにロベールがやってきた。
「はい、じゃ今からね」と携帯のストップウォッチを押す。来るまでの時間は入れてないのね、なかなか良心的。
買い物が済むと、彼はセルフのレジに行き、慣れた手つきで次々バーコードを読ませる。私は払うだけ。
ニコラでワインを2本買い、ロベールは両手に荷物を持ち、私のケータイで遊んでいる。うちに着くと、
「20分しか経ってない」
「20分でも5ユーロよ、タクシーだって最低料金があるでしょ」と言うと、顔がパッと明るくなった。
「ところであなたが欲しいミニチュアカーっていくら?」
「275ユーロ」
「 !!??」
私はせいぜい50ユーロくらいと思っていた。
「つまり30分のサービスを55回やらなくちゃいけないってこと」
ちゃんと計算してるんだ。
ロベールは5ユーロ札を受け取り、
「じゃーね、いつでもお申しつけください!」
と叫ぶと駆け出して行った。
あと270ユーロ・・・ミニチュアカーはまだ先の先だ。


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半世紀以上前に作られた服なのに、少しも古びず、時代を超えたエレガンス、シルエットに見とれたクリスチャン・ディオール展《夢のクチュリエ》
モードのエキスポはたくさん行ったけど、これほど「盗みたい」と思ったのは初めてだ。
7月あたまにプレスオープニングの招待状をもらっていたのを忘れて、ストックホルムに行っていて、後で気づいて「アホか」と深くガッカリ。
その後2回行って、来年初めの最終日まで「もう一度行くかも」というくらいよかった。

クリスチャン・ディオール回顧展

エクスポはクリスチャン・ディオールの子供時代の写真から始まるが、そこは飛ばして早く服が見たいという人も、最後の告別式のヴィデオだけは必見。モード界の巨匠にお別れを言う黒山の群衆。
今日誰が亡くなってもこんない人は集まらないだろう。彼はフランスモードのエレガンスを世界的に確立した人なのだ。

ディオールはデザイナーになる前、絵画ギャラリーのディレクターだった。《アートとフォトグラフィー》、《パリジェンヌの端正なエレガンス》、《花モチーフの幻惑》・・・などテーマでくくられた服は、アートギャラリーを思わせる展示の仕方。壁に飾られた絵を見て、一緒に行った友人が「ギャッ、これ本物!」

クリスチャン・ディオール回顧展

かと思うと、ミニチュアのドレスやコート、アクセサリーがカラー別に展示されていて、これも盗みたくなる。このエクスポはセノグラフィー(舞台演出)も抜群だ。

クリスチャン・ディオール回顧展

ディオールの服が表紙を飾ったモード誌、全員集合!

クリスチャン・ディオール回顧展

1957年、クリスチャン・ディオール亡き後の後継者たちのコレクション:
21歳でメゾンを任されたイヴ・サンローラン、彼が徴兵され、鬱になって入院し、
1960年にマルク・ボアンが呼ばれる。既にディオール・プレタポルテのデザイナーだった彼は、28年間、オートクチュール・メゾンを仕切る。
1989年、ジャン=フランコ・フェレを任命したのは80年にディオールを買収したベルナール・アルノー。
96年に引き継いだジャン・ガリアーノは、オートクチュール、プレタだけでなく、ブランドイメージも任される。《ポルノ・シック》と呼ばれた煽情的なデザインは-好き嫌いは別として-ディオールの転機になる。ガリアーノが反ユダヤ主義&人種差別発言で訴えられ解雇され、
2012年、ラフ・シモンズが引き継ぐ。最初のコレクションまでの舞台裏を描いた『Dior et moi/ディオールと私』はもう一度観たい映画だ。
2017年、ついに女性登場、マリア・グラツィア・キウリ-。
それぞれの個性でディオールのアイデンティティを表現していて面白い。

なにコレ?自分の個性が前面に出ているガリアーノ

クリスチャン・ディオール回顧展


エクスポのフィナーレはBal/舞踏会。ライトの色が変わる。

クリスチャン・ディオール回顧展

絶対お奨めのエクスポ。
ネットで予約していくと(14ユーロの均一料金)、この長蛇の列に並ばなくて済む。

クリスチャン・ディオール回顧展


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『白いリボン』(2009)『愛、アムール』(2012)でカンヌ映画祭パルムドールを2回取ったミヒャエル・ハネケ。
今年のカンヌ・コンペティション作品『Happy end』は何も取らなかったけど、相変わらず辛辣で、重くて、暗い。ハネケのファンはみんなマゾかと言われる所以。そういう私も、決して楽しい映画ではないと知りつつ観に行った。

中心人物のアンヌ(イザベル・ユペール)は会社社長で家族も仕切り、常に前進しようとするキャラ。でも何のために?

ミヒャエル・ハネケ『Happy end』

母親の期待に押しつぶされた息子はアルコールに浸り、父親(ジャン=ルイ・トランティニアン)は自殺に失敗し、次の機会を狙っている。

皮肉っぽく厭世的なおじいちゃん、トランティニアンによく似合う。

ミヒャエル・ハネケ『Happy end』

そこへ弟のトマ夫婦とその娘が一緒に住むようになる。娘エヴは、前妻との間の子供で、母親と住んでいたが、彼女が急死したので父親トマに引き取られることになった。トマ(マチュー・カソヴィッツ)は一緒に暮らしだした娘に気を遣い、一見まともに見えるけど、ウラでは愛人ときわどいメッセージを交わし、それを娘に見つかっている。

ミヒャエル・ハネケ『Happy end』

娘エヴ(ファンティーヌ・アルドゥイン)。子供は概して大人より鋭い・・・

ミヒャエル・ハネケ『Happy end』

この大ブルジョア家族が、使用人家族も住みこませて、大きな屋敷に暮らしていて、その関係やキャラを把握するのだって簡単じゃない。それが、パズルが少しずつ埋まって形が見えてくるように描かれる。ストーリーを読んでいなかった私は、途中で、これ、『愛・アムール』の家族なのね!とわかる。重かろうと暗かろうと、ハネケは才能のある監督だ。

イザベル・ユペールがいくら頑張って“幸せな3世代家族”を演じても、内部の亀裂はひどくなるばかり。皮肉な“ハッピー・エンド”に向かっていく。

ミヒャエル・ハネケ『Happy end』

息子の人生を決めようとする母親、娘の訴えに気づかない父親、諦めの中で”生かされている”祖父・・・でも社会的には裕福で立派な家族。作品ではヨーロッパのブルジョワジーがモデルになっているけど、日本でも同じような構図があるように思った。

Happy end
ミヒャエル・ハネケ監督作品
主演:イザベル・ユペール、ジャン=ルイ・トランティニアン、マチュー・カソヴィッツ
1時間48分
フランスで上映中

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ロベールの“アルバイト”

ある晩、うちに向かっているとロベールが追いついてきた。
「学校うまく行ってる?」
彼はうちの子供たちが行っていた中学に9月に入学した。
「ううん・・・ルイが20ユーロくれるっていうのにママンがダメって言うんだ」
「ルイってクラスの友達?なぜ20ユーロもくれるの?」
「彼が言った“悪い言葉”をほかの人に言わないように」
つまりアンタが脅迫したってこと?と出かかったセリフを呑み込んで、
「そりゃマズイよ。お母さんの言う通り、受け取っちゃダメ」

翌日、ロベールがまた窓から手を振っている。
「なーに?」
「ボク、何でもサービスのアルバイト始めたんだ」
「何でもって?」
「買い物や片付け、犬や猫の世話、何でも手伝う。30分5ユーロ、1時間10ユーロ」
かってロベールが木の枝を振り回して追いかけたうちの猫たちは、彼の顔を見たら逃げ出すだろう。
この子に何が頼める?と思いながら、
「わかった。覚えとく」
とドアを閉めようとすると、ロベールは「待って!携帯の番号交換しよう」
そこへ彼の携帯が鳴りだした。
「ロベール !!どこで何してんの ?!宿題は?」
私まで聞こえる母親の怒鳴り声。ロベールは電話を耳から20㎝くらい離して聞いている。
「さっさと帰ってきなさい、わかった ??」
「OK」
「え?返事が聞こえない!」

ヤレヤレという顔で電話を切ったロベールに、
「お母さん、お小遣いくれるんでしょ」
「ノン」
本当かどうかはわからないけど、あの母親は“必要なものは買ってあげるからお小遣いはいらない”と言いそうな顔をしている。
子供にとってお小遣いは、大きくなったことの象徴、自由の象徴じゃないの。
「お母さんに交渉しなさいよ」
ロベールは曖昧に頷いてから、「ほかの住人にも営業してくるから。じゃーね」と去っていった。

とにかく。脅迫や、何もしないでお金をせびるのをやめて、お手伝いをしてお金をもらおうという発想は画期的だ。

翌日、ロベールから着信。頼むこともないから放っておくと、またやってきて、
「あの、料金に変更があった。例えば君が20ユーロの買い物を頼んだら、僕は10ユーロ取る」
「ちょっとそれ高すぎ。よく考えてよ。20ユーロの買い物が30ユーロになるなら誰だって自分でするでしょ」
ロベールは考え込む顔。
「30分ですむ買い物に5ユーロなら頼む人あるんじゃない」
そこへ犬を連れた住人が階段を降りてくると、
「あ、僕のクライアントだ!用事がないか聞いてくる」
と駆け出して行った。
この調子だと、毎日聞きに来るだろうなぁ。何が頼めるかマジに考えないと・・・


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子離れ日記 2

アングレームのアパルトマンに家財道具を運んだあと、娘は学校が始まるまでパリに戻ってきた。大学や高等教育の学校は10月初めに始まるところが多い(なんと3か月のバカンス!)
うちに戻るなり、ヴィールス性の咽頭炎になり、喉を診たお医者さんが「おお!」とのけぞるくらい扁桃腺が腫れて、その晩には私がうつされた。しかも金曜の夜で、“週末病気になる”という最も避けたい事態に。

お粥作ってぇと言うので、「寒気がする・・・頭が痛い」と言いながら、卵とじのお粥を作る。
「アングレームで病気になったら誰も作ってくれないんだ」
そんなこと今頃気がついたの?
人に何か頼むときはグッタリしているくせに、最後だから、と友達が来ると急に元気になり、その後またグッタリするというパターンが1週間。
10月最初の日曜日の早朝、まだ咳をしながら発っていった。

娘に買ったTGV maxという定期券は、一カ月79ユーロでTGV乗り放題。パリ-アングレーム往復は120ユーロ以上かかるので超お得だけど、選択肢が限られている。早朝とか深夜のあまり乗客がいなそうな時間帯しか選べない。

サンドイッチを作って見送った後、バスルームに行って私は愕然とした。
いつもクレンジングやクリームやメイクのパレットがゴチャゴチャと並んでいる洗面台にぽっかり空白ができている。そういえば、
「ママン、コーダリーのクリーム持って行っていい ?」「・・・」
「By Terryの口紅は?」ダメに決まってる。
「Avèneのファンデは絶対必要なの」「・・・」
のような会話があり、結局、一緒に使っていたコスメの大半を彼女が持って行ったということ。
でも私が愕然としたのは、その空白が象徴的だったからだ:服、メイク、猫のYoutube、日本の昔話をテーマにした卒業制作、ボーイフレンドとの諍いの相談・・・彼女とは日常のたくさんのことを共有していた、ということを実感したからだ。

その晩、電話で、重いスーツケースを引きずって階段を7つも上がって死にそうになったこと(アングレームは実に坂道や階段が多い)、疲れ果ててお昼寝して目が覚めたときブルーになったことを話し、
「Tと電話して泣いちゃった」
Tは1年続いているボーイフレンドだ。
「どっちが?」
「あたしに決まってるじゃない!知らない町で友達もいないし」
娘は小さい時から泣かない子で有名だった。
私は、バスルームで立ちすくんだことなどおくびにも出さず、
「すぐに友達できるよ」と慰めると、
「うん、でも木曜の夜に帰る」
「 !!!」
「授業が始まるのは月曜なのよ」
木曜日って4日後じゃない・・・


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絶滅の危機にあるカップルたち

ニースの夜、結婚したばかりの若い2人、ジョセフィーヌとトマは幸せに酔い、シャンパンに酔っている。

映画『Especes menacees/絶滅の危機にある生物たち』

ところがその夜から、ジョセフィーヌは夫の性格に不安を抱き始める:苛立ちだすと抑制がきかなくなる。
ワルの役が多いヴァンサン・ロティエ。

映画『Especes menacees/絶滅の危機にある生物たち』

果たして1年後、彼女は夫の暴力に怯えて暮らし、心配する両親を遠ざけて閉じこもっていた。

同じ街のどこかで、インテリ風の中年男が大学生の娘メラニーと電話で話している。
「パパ、私、結婚するの」
「そりゃすごいニュースじゃないか」
「でも言いにくいことがあるのよ。怒らないで聞いて」
「なんだ?」
「彼は・・・63歳なの」
「・・・」
「パパ?」
「メラニー!おまえ、自分の父親より18歳年上の男と一緒になるっていうのか !?」

同じ街のどこかで。母親が突然おかしくなり精神病院に入り、実家に帰ってきた研究生のアントニー。
父親は別の女と出ていき頼りにできない。アントニーは滅茶苦茶に散らかった居間に座って呆然とする。
「ひとりじゃ片付けきれない。お手伝いの女性に来てもらってる」
「その女と寝たの?」
「いいや、でも寝ればよかった。後悔してる」
病院でシュールなやりとりをする母と息子。

3つの”カップル”、3つのドラマ。それをハイフンのように繋げるニースの風景。
『Espèces menacées/絶滅の危機にある生物たち』
監督は『Renoir/ルノアール 陽だまりの裸婦』(2013)のジル・ブルドス。

映画『Especes menacees/絶滅の危機にある生物たち』

一番深刻なのは“ジョゼフィーヌとトマ”のカップル。親が介入したらその後の暴力がもっとひどくなるのを恐れて、殴ったりものを壊したりしたあと、夫が泣いて謝るのを愛情の印と信じて、歪んだ関係の中に閉じこもるジョセフィーヌ。観ているほうは「なぜさっさと逃げ出さないの!」とイライラするけど、暴力を受ける妻の多くが助けを求めないという現実が見える。

トマ役のヴァンサン・ロティエは上昇中で、先週封切りの『Money』にも主役で出ている。現金が詰まったアタッシュケースを盗んだら、それがとんでもない曰く付きのお金で、政治家がらみの事件に巻き込まれていく話。

娘の婚約者の年齢に仰天する父親は、気持ちはわかるけど可笑しく、演じるエリック・エルモスニーノがすごくいい。

映画『Especes menacees/絶滅の危機にある生物たち』

うちの娘も年頃だから重なって、
「暴力夫と63歳の夫、どうしても選ばなくちゃいけないとしたら後者だね」と私。
「どっちも嫌だ」と夫。
たしかに。

Espèces menacées
ジル・ブルドス監督作品
主演:アリス・イザーズ、ヴァンサン・ロティエ、エリック・エルモスニーノ
1時間45分
フランスで上映中

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親離れ日記

「アングレームのアパルトマンに家具はあるの?」
「冷蔵庫とミニ冷凍庫。家具はなし」
ということは、すべて揃えなくちゃいけないってこと。一目惚れしたカシミアニットを買えなかった所以だ。
9月はあちこち買い物に駆けずり回った。

シャンパーニュの田舎にハイパーLeclercがあって、家電は夫がここで買った。

leclerc bar sur aube

電子レンジ:79.9ユーロ
オーヴン(オーヴントースターじゃなくて鶏の丸焼きもできるヤツ):89.9ユーロ。ひとり暮らしでなぜ鶏の丸焼き?と言われそうだが、娘はお菓子作りが好きで食べきれないほど大きなケーキを焼く。
テフロンのフライパン2個セット:15.3ユーロ
掛け布団:39.9ユーロ・・・
「えーっ!じゃこれからventeprivéeで買わないでLeclercで買おう!」と興奮する私。
今までフライパンや掛布団やシーツ、タオルはストックを安く売るネットショップventeprivéeで買っていた。
「でも往復の電車賃を足さないと」と夫。
確かに。

細々した台所用品やバス用品はパリのHEMAで。オランダのチェーンで生活雑貨、服、食品、文房具・・・と何でもあり。無印やHabitatほど洗練されていないけどLeclercよりダサくなく安い。

パリのHEMA

食料品はお菓子が多い。

パリのHEMA

娘を”引きはがす”のに苦労したメイク用品売り場

パリのHEMA

ベッド、タンス、食器は田舎の物置にあったのを持っていくことに。
その結果、トラックがパリで段ボールを積み込み田舎の家に行き(250㎞)、翌日ベッドや家具、家電を積み込んでアングレームに向かう(540km)という二段階の引っ越しになる。
トラックは夫と手伝ってくれる友人が乗り、娘は友達2人と車で行き、“使い物にならない”私は除外される。
朝寝坊し、久しぶりのひとりの週末!と出かけると娘から電話。アングレームに向かっているところだ。
「大変なことになった」
「??」
「ガソリンを入れたらカードの限度額に達してて10ユーロ足りないんで動けない」
レストランだったら皿洗いっていうテがあるけど。
「3人いて10ユーロないっていうの?現金渡したじゃない!」
「あれパリに置いてきちゃった。Tのカードも限度額で、Eはカード持ってないし現金もないって」
ウソだろ・・・
「私に言われたって・・・パパに来てもらってよ、近くを走ってるでしょ?」
「ううん、かなり距離を離された」
荷物を満載したトラックのほうがゆっくり走るのにどういうこと??
「満タンにしたガソリンを10ユーロ分戻せないの?」
「ママン、それ冗談でしょ?」
いえ、かなり本気だったんだけど、運転しない人の発想か。

結局、娘のカードの限度額を上げる操作をやってみよう、とレアールにいた私は回れ右。メトロに乗ったらまた電話。
「大丈夫だった!結局足りないのは3ユーロで車の中をくまなく探したらあった。ハハハ」
「・・・・」
大体、若者が3人いて合計3ユーロの所持金というのがシンジラレナイ。これでひとり暮らし始めて、どーなるんでしょう?

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子離れ日記1

「寂しくなるね」と友達から言われるたびに、
「でもいつかは出ていくんだから」と答えている。
だってそれ以外何と答えればいい?
「そうね・・・グスッ」と目を潤ませる?
「やっと出て行ってくれるわ」とにっこり笑う?
どちらもピッタリ来ない。

娘がこの秋からアングレームのボザールに通うことになった。正確にはEESI(Ecole Européenne Supérieure d’Image)、ヨーロッパ・イメージ高等学校。絵、イラスト、バンドデシネ、写真、ヴィデオ・・・などヴィジュアルアートをひっくるめた学校だ。
パリの美術学校Ecole Estienne/エコール・エスティエンヌは2年で、入ったかと思ったら次の年はもう卒業制作、この6月卒業。
あと2-3年、いろんなテクニックを試したいと、娘はストラスブルグのアールデコとアングレームのEESIに願書を送っていた。
「パリのアールデコは?」と言ってみたけど、
「あたしのやりたいことと合わない」と却下され、つまりどっちみち地方に行くことになっていたのだ。

結局、ストラスブルグは面接まで行って落ち、アングレームに受かった。
個人的にはストラスブルグは寒すぎ。アングレームは、漫画の仕事をしていたとき国際コミックサロンで毎年行っていたので、懐かしい街だ。
娘はストラスブルグに行きたかったのでは、と思ったら、
「授業内容がアングレームのほうがいいみたい」と満足で、めでたしめでたし。
彼女はエスティエンヌのディプロームがあるので2年に編入できる。

EESIの校舎は殺風景だけど、

アングレーム、ボザール

目の前に広がる景色で救われる。

アングレーム、シャラント河

ちょうどEESIを卒業する女子学生がいて、彼女が借りていたアパルトマンを娘と見に行った。
最後にコミックサロンに来たのは2000年だから17年ぶり!のアングレーム 。駅前は前よりちょっと寂れた感じがする。
画期的だったのはこの街の地理を覚えていたこと:アパルトマンの住所は中央市場の建物の近く、中央市場には駅からバスで行ける。
私の有名な方向音痴が治ったかと一瞬思ったけど、もちろんそんな奇跡は起こらなかった。ただの偶然。

歴史的建造物に指定されている鉄とガラスの建物、中央市場。。
アングレーム、中央市場


間もなく出ていく間借り人のクレマンティーヌ(ミカンちゃん)、大家のオバサンが立ち会って見学。
このメインの部屋+バスタブがある広めのお風呂場+玄関の踊り場=32㎡

アングレーム、アパルトマン

家賃は・・・340ユーロ!
パリではこの半分の大きさのステュディオが500~600ユーロするのを考えると夢のような値段。若者がパリから出ていくはずだ。

一通り見て、暖房や湯沸かし装置を確かめて、では早急にお返事します、と帰ろうとすると、「ちょっと待った」と大家のオバサン。ほかにも希望者がいるのでウィかノンをすぐ、たった今、言っていただきたい。
娘を見ると頷くので「ではウィ」、仮契約書にサインする。娘の新居が一件目で決まった。

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悪ガキの変身

モノプリのシリアルがずらりと並んだ棚の前で、何を買ったらいいのか途方に暮れていると、傍らで立ち止まる男の子。
「あら、ロベール」
同じ建物に住む彼は、動物愛護協会に寄付すると見え透いたウソでお金をせびりにきたり、公園の砂場で他の子供に砂をかけたりで悪評高い。でも不思議と私は嫌いじゃない。
「また背が伸びたね、元気?」
ロベールは現行犯で見つかったみたいにソワソワして、
「うん、いや、その元気じゃない」
「?」
「ママンがお金くれるの忘れて・・・」
またか。
「何買いたいの?いくらいるの?」
「お菓子・・・6ユーロ」
この子、お金がなかったら万引きするかも・・・するだろう。
私がお財布を出すと、びっくりした顔。こんなに簡単に出すと思わなかったらしい。
「20ユーロ札しかない」
「僕はかわまないけど」
「私はかまうの。おつり持ってきてね」
ロベールは既にいなくなっていた。

やっとシリアルを選んでレジに行くと、ロベールも並んでいた。彼の計算通り6ユーロちょっとで、私におつりを渡した。
「メルシーボクー!」
そういえばこの子からメルシーなんて言われたことなかった。
うちに帰ってその話をすると、
「毎回、モノプリで待ち伏せしてお金をせびられたらどうするの」と娘。
その可能性を考えなかったわけじゃないけど。まあその時はその時で。

後日、私が物置きの整理をしていたらロベールが通りかかった。
「手伝おうか?」
一瞬、聞き間違いかと思った。今までボンジュールと言っても返事すらしなかったから。
「あ、もう終わりだから大丈夫。ありがとう」

ロベールは養子で、養母と2人暮らし。その養母の女性が問題ありで、怒鳴ってばかりいる。彼女の声が建物全体に鳴り響くと「また始まった」
ロベールはもう慣れっこになっている。つまり母親が声を枯らして怒鳴っても全然効き目なし。9月に中学生になって、これから思春期で難しい時期なのにどうなるんだろう。
「養子を取るには厳しい審査があるんだけど、よく許可が下りたな」と夫。
あの養母に当たらなかったら、ロベールの人生は違っていただろうと私は同情してしまう。

そのまた数日後の夜。台所にいたらベルが鳴って、娘の友達かと思ったら、
「ロベールだよ、ママンに用事じゃない?」
ドアを開けて「なに?」と聞くと、
「こんばんはって言おうと思って」
「・・・・」
ジーンときたわね・・・私が彼の味方ってことをやっとわかってくれた?
モノプリで待ちかまえていたことも一度もないし。若い友達がひとり増えたみたい。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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