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暑すぎ巡礼地、ロカマドゥール

なぜ巡礼者たちはサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して歩くのか?というと、聖ヤコブの遺骸があるとされているからだ。
ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地になっている、とウィキペディア。

“サンティアゴ・デ・コンポステーラへの道”上にあるフィジャックでもバックパックに2本の杖を持った巡礼者と時々すれ違う。
“道”の出発点のひとつがスペイン国境の近くのサン・ジャン・ピエ・ド・ポールで、そこからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで約800㎞、歩くと31日~33日。ということはフィジャックで出会う巡礼者は出発点にたどり着こうと歩いていることになる。
もちろん一気に歩く人は稀で、毎年何十㎞か制覇し、各拠点で巡礼手帳に証明のスタンプを押してもらう。つまりスタンプラリー。

巡礼者の数は年々10%ずつ増え、20万人を超えるそうだ。その理由のひとつに宗教的な理由なしで、歩きたくて歩く人が増えているとか。

“サンティアゴ・デ・コンポステーラへの道”の拠点のひとつ、ロカマドゥール。20年くらい前、息子がロカマドゥールというチーズが好きで、私はチーズの名前かと思っていた。

ロカマドゥール チーズ


後に、崖っぷちに建てられた教会と黒い聖母で有名な町の名前と知って、一度行ってみたかった。
義弟ジャン=ルイに聞くと、
「まあ、風景は素晴らしいけど」
「けど?」
「人が多すぎる」
巡礼は4月からボチボチ始まり、8月がピークなのだ。
「少し離れたところから観たほうがいい」つまり一緒に来る気はなさそなので、夫と2人で出かける。

遠くから見ると「おお、壮観!」150mの断崖にしがみつくように建てられた教会とシャトー。
しかし、どうやったらあそこまでたどり着ける?

ロカマドゥール

道がみつかった。平坦な道なのに既にバテている。暑すぎ。

ロカマドゥール

城門をくぐるとそこは“モン・サンミッシェル状態”(=聖地グッズや全然関係ないもののお土産屋ばかり)

ロカマドゥール

ここから上の聖域(12世紀に建てられ、19世紀に修復された7つの教会、12世紀に遺骸が見つかった聖アマドゥールのお墓、黒い聖母・・・)へは巡礼者用の道(もちろん上り坂、最後の216段の階段は膝をついて上る・・・人もいる)と、救いのエレベーター!
巡礼者たちが何分かけて上るか知らないけど、この暑さでエライ、同じ人間とは思えない。信仰の力だろうか。
信心深かった祖母なら、歩いて上ったでしょうね。
私たちは軟弱に2つのエレベーターを乗り継いで、3分くらいで頂上に着いた。

ロカマドゥール

帰ってからジャン=ルイに「黒い聖母がみつからなかった」
「 ??!!」
よく話し合ってみると、大きな聖母像を思い描いていた私たちは、聖堂で小柄な聖母像を見て、それがあの有名な黒い聖母とは思わなかったのだ。

ロカマドゥール 黒い聖母

「もう一度行ってこい!」とジャン=ルイ。
はいはい、涼しい時にもう一度・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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