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2018.11.03 | カテゴリー:パリ雑記
エリゼ宮はあちこち痛んでいて修復が必要、その工事費に当てるため、エリゼ宮グッズ(マクロン・グッズ?)が販売され始めた。
エマニュエル・マクロンのポスターや写真入りのマグカップが、文化遺産の日のエリゼ宮一般公開でも売られていた。
ネットショップはBoutique.elysee.fr

マグカップ24.9ユーロ。これで朝コーヒーを飲んだら、マクロンな気分?

サッカーワールドカップ、フランスが得点したときのポーズがTシャツに。55ユーロは高すぎ!

修復工事ができるほど売れるかね?と思っていたら、すぐにエリゼ宮グッズのパロディショップEnlyseeboutiqueが開店。

パロディのインスピレーションはエマニュエル・マクロンの“名言”(つまり失言)
「政府は最低限保証にすげえ金をつぎ込んでいる。でも貧乏人は相変わらず貧乏だ。貧乏に生まれた人は貧乏のまま、貧乏になった人もそのままだ。彼らはそこから抜け出さなくてはだめだ」
この発言はまたたく間にソーシャルネットワークで拡散。とりわけ“Un Pognon de dingue”(すげえ金)は、いくらマクロンが若いとは言え、大統領は使うべきでない俗語で流行語になる。
そこでTシャツ “わたしはすげえ金がかかる”。お値段20ユーロ

エリゼ宮一般公開の日、中庭に登場したマクロンに園芸家の若者が「仕事が見つからない」と訴えた。
大統領の返事は「わたしが道を横断すれば、あなたに仕事を見つける」
もっと動いて視野を広げれば、仕事はすぐ見つかるというニュアンス。
そこで横断歩道のマグカップ。10ユーロと”公式カップ”の半額以下。

この発言も野党からずいぶんバッシングされた。「一体どんな国に住んでるんだ!」と反マクロンを“政策”にしているメランション。
男性2人が考えたこのショップ、1か月で3万ユーロ(約415万円)を売った。売り上げはすべて“路上で暮らす人たちのため”、難民キャンプとピエール神父財団に寄付だそうだ。
こういうユーモア大好きだけど、趣旨を聞いてますます好きになる。
ラジオのインタビューで主催者のひとりは、
「マクロン大統領にゴッドファーザーになっていただきたい。そしてこれからもどんどん失言してもらってグッズを増やしたい」
エリゼ宮から文句は出なかったか?という質問に「全然。大統領はユーモアがわかる人だから」
と言われたら、もう文句言えないわね。
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エマニュエル・マクロンのポスターや写真入りのマグカップが、文化遺産の日のエリゼ宮一般公開でも売られていた。
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マグカップ24.9ユーロ。これで朝コーヒーを飲んだら、マクロンな気分?

サッカーワールドカップ、フランスが得点したときのポーズがTシャツに。55ユーロは高すぎ!

修復工事ができるほど売れるかね?と思っていたら、すぐにエリゼ宮グッズのパロディショップEnlyseeboutiqueが開店。

パロディのインスピレーションはエマニュエル・マクロンの“名言”(つまり失言)
「政府は最低限保証にすげえ金をつぎ込んでいる。でも貧乏人は相変わらず貧乏だ。貧乏に生まれた人は貧乏のまま、貧乏になった人もそのままだ。彼らはそこから抜け出さなくてはだめだ」
この発言はまたたく間にソーシャルネットワークで拡散。とりわけ“Un Pognon de dingue”(すげえ金)は、いくらマクロンが若いとは言え、大統領は使うべきでない俗語で流行語になる。
そこでTシャツ “わたしはすげえ金がかかる”。お値段20ユーロ

エリゼ宮一般公開の日、中庭に登場したマクロンに園芸家の若者が「仕事が見つからない」と訴えた。
大統領の返事は「わたしが道を横断すれば、あなたに仕事を見つける」
もっと動いて視野を広げれば、仕事はすぐ見つかるというニュアンス。
そこで横断歩道のマグカップ。10ユーロと”公式カップ”の半額以下。

この発言も野党からずいぶんバッシングされた。「一体どんな国に住んでるんだ!」と反マクロンを“政策”にしているメランション。
男性2人が考えたこのショップ、1か月で3万ユーロ(約415万円)を売った。売り上げはすべて“路上で暮らす人たちのため”、難民キャンプとピエール神父財団に寄付だそうだ。
こういうユーモア大好きだけど、趣旨を聞いてますます好きになる。
ラジオのインタビューで主催者のひとりは、
「マクロン大統領にゴッドファーザーになっていただきたい。そしてこれからもどんどん失言してもらってグッズを増やしたい」
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