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2000人のボランティア、民生委員、SAMU(救急隊)が深夜のパリを流して、SDF(路上生活者)の実態を調べるLa nuit de la solidalité、連帯の夜。
その結果、パリの路上、公園、地下鉄駅、ブーローニュ、ヴァンセンヌの森などで生活する人は3600人。
その10日後の18日、マクロン大統領が深夜、SDFのテントの前に跪いて、住人と話している写真。

エマニュエル・マクロン
photo:Alteia

この夜、大統領はSamu Social(困窮者援助のアソシエーション)に同行。ジャーナリストはお断りで、エリゼ宮の専属カメラマンが同行して、写真を自分のインスタに公開した。
すかさず、マクロン派の党員が、
「1000の言葉より多くを語る写真」
「マクロンは金持ちの大統領?ほんとに?(この写真を見て!)いつも国民のそばにいる人間的な大統領」
「大統領のキャラと意志を表している一枚」
・・・とツイート。

ジーンズに革ジャンというTPOに合わせた演出からして、ヤラセっぽいと言われても仕方ない・・・
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22日夜のセザール賞授賞式で一番話題になったのが、イケメン、ローラン・ラフィットの変わり果てた顔。
右が元の顔。念のため。

ローラン・ラフィット
photo:le Tribunal du Net

「ボトックス?」「整形に失敗した?」「ボグダノフ兄妹みたい!」

TVプロデューサー&司会者のボグダノフ双子。この変身の理由は謎。整形の失敗か、老化防止のため成長ホルモンを投与して先端巨大症になったか、と言われている。

ボグダノフ兄妹
photo:Public

ローラン・ラフィットは『最優秀処女作品賞』の授与者として登場し、
「年を取るにつれ、“初めてのこと”は少なくなります。それだけに私たち、アーティストは “初めて”を作れるよう、常に好奇心を持ち続けなければなりません。それから、会場にいる女優の方たちには賛同してもらえると思いますけど、やりすぎもよくありません」

本人の釈明によると、“やりすぎ”は整形のことで、スピーチに合わせてメイクしたんだと。ホントかねぇ。
ボトックスだか整形に失敗し、スピーチを書き直したんでは?と疑いたくなる。彼の話が本当なら、このメイクさんの腕はスゴイ。
遅かれ早かれわかることだけど。


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宿敵の男、最愛の女

パリに引っ越して2年経った1954年。カール・ラガフェルドは国際羊毛協会が開催するコンクールに出品。
コート部門で一位になる。ドレス部門の一位はイヴ・サンローラン。

左端がカール

カール・ラガフェルド、イヴ・サンローラン
photo:elle.fr

モード界の天才2人は一緒にスタートし、最初こそ“友達”だったが、間もなく道は分かれる。
1960年代、YSLは既にスター、カールはまだ”知る人ぞ知る”。

「嫉妬はしなかった。ある日、イヴ、ピエール(ベルジェ)と私でトランプ占い師のとこに出かけた。占い師はイヴに『順調です、でも長くは続きません』。カールには『あなたのキャリアは、ほかの人のは終わったときに始まる』」
嫉妬しなかった、とカールは言うけど、
「21歳で大成功したイヴに、カールが狂うほど嫉妬しなかったはずはない。同じような才能と野心を持った2人だけに、自分と同じような人間が近くにいることに耐えられなかった」
とアリシア・ドレイク。2人の天才デザイナーの愛憎と70-80年代のモード界を描いた『Beautiful People』の著者だ。

決裂を決定的にしたのは、カールの愛人、ジャック・ドゥ・バシェール(左)がイヴの愛人にもなったことだ。

カール・ラガフェルド
photo: garçon magazine

この恨みは年月が経っても薄れなかった。二股かけたジャックも恨むべきでは?と思うけど、彼は1988年にエイズで亡くなっている。
1982年、シャネルのデザイナーに任命は、勝利と同時にイヴに対する報復でもあった。

2017年、France2の番組に出演したカール、9年前に亡くなっているサンローランに嫌味を言うのを忘れない。「彼は3か国語も話せなかった」
4か国語(ドイツ語、仏語、英語、イタリア語)話したカールにとって、少なくとも3か国語話せないと“田舎もん”だった。

カール・ラガフェルドの猫、シューペット
photo:cBanque.com

2011年、男性モデルから託された猫のシューペットをカールは熱愛した。彼が旅行の時、お守り役は、シューペットの写真を毎時間送らなければならなかった。

「優雅で面白く目が離せない、でも犬と違って優しくはない。世界一エレガントな女性は誰かと聞かれたらシューペットと答える。彼女のように毛皮のコートを着こなす女性は他にはいない」
これだけ愛してくれた主を亡くし、シューペットは誰が引き取るんだろう?
彼女はドイツの自動車と日本のコスメのCMに登場し、300万ユーロ( !?)稼いだというから、お金の心配はなさそうだけど。


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「85歳 !!?」
「70は過ぎてると思ったけど」
「でもさ、老いが出るのは目と首じゃない」
「両方隠してればわからないか」
カール・ラガフェルドが亡くなった日、子供たちの会話を聞いてびっくり。
“老いが出るのは目と首”、どうしてそんなこと知ってるの?

1月22日、シャネルのデフィレの最後に現れなかったときから噂は流れていたけど、カールの死は、仏モードのひとつの(黄金!)時代の終わりを感じさせる。

そんなに”年齢を感じさせる”目ではないのに

カール・ラガフェルド
photo:Paris match

でも85歳は推定年齢。誕生年については最後まで秘密で、インタビューの度に違う年を言っていた。
確かなのは1930年~40年の間ということ。ティエリー・アルディソンの番組では1938年と答え、2008年9月10日に70歳の誕生日を祝った。
一方、ドイツの新聞Bild am Sonntagは、カールの洗礼届け、同級生や先生の証言をもとに1933年説を主張(つまり85歳没)。

パリマッチのインタビューでは「1938年でも1933年でもない。その中間、1935年だ。母が8や3より覚えやすいので5にした」とふざけた答えをしている。
秘密は最後まで守られた。

クチュリエ、デザイナーによくあるように、カールも母親の影響が大きい。
父親が働き、姉妹が寄宿舎にいる間、カールは母エリザベスに育てられた。
「誰でも自分の思い通りに動かそうとする人で、私が仕事で成功することを望んだ」

でも一番カールの印象に残っているのは彼女の毒舌。
「私の鼻の孔が大きすぎる、“カーテンをかけたほうがいい”と言い続けた」
「当時、私の髪はマホガニー色だったんで“あんた、古箪笥に似てる”とよく言われた」
母親の専横と毒舌は、
「私には上手く行った、鍛えられた(毒舌は受け継いだ!)。姉妹はズタズタに傷ついたけど、私は母の意地悪で可笑しい実用主義にうっとりしていた」

10年くらい前、ジレ・ジョーヌを着て交通安全ポスターに登場。
「黄色くて、不細工で何とも合わない。でもあなたの命を救うことができる」

カール・ラガフェルド


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『美しい息子』を父親は救えるか?

「誰よりも愛している」
これまでデヴィッドは、息子のニック(ニコラ)に何回このセリフを繰り返して抱きしめたことか。
輝かしい未来が待つ18歳の息子と、強い絆で結ばれていると信じていた。
離婚した後一緒に暮らす息子に母親の分まで愛情を注いできた。
それなのに、ニックが12歳からドラッグを始め、深刻な依存症になっていることにすぐ気づかなかった。

ドラッグがこれまでの親密な関係も愛情も押し流してしまったように、今のニックにはどんな言葉も届かず、別人のようだ。
それでもデヴィッドは、別れた妻(ニックの母)、現在の妻の助けを借り、息子を泥沼から救い出そうとする。

ベルギー人監督フェリックス・ヴァン・フルーニンゲンの『My Beautiful Boy』(原題はmy なし)
アメリカ人ジャーナリスト、デヴィッド・ジェフの自伝小説の映画化だ。

Beutiful boy

父デヴィッド役のスティーヴ・カレルは『Welcome to Marwen』(暴行を受けたトラウマと記憶障害で社会生活ができず、人形の世界で暮らす男の話)でもよかった。

Beutiful boy

そして息子はティモシー・シャラメ!(フランスでは”ティモテ”と発音。お父さんがフランス人)

Beutiful boy

君の名前でぼくを呼んで』より大人っぽくなって相変わらずの存在感。もともとラリッタようなトロンとした目だし、脆さと頑固さの混じった中毒者になりきっている。

少し前に封切りになった『Ben in back』は、やはりドラッグ依存の息子を救おうとする母(ジュリア・ロバーツ)の話(観なかったけど)。
こういう映画は、観る前にストーリーがある程度読めてしまうけど、この『My beautiful Boy』は原作があるせいか、俳優がハマっているせいか(両方でしょうね)説得力があった。

ニックの「(ドラッグの)恍惚とした充足感がない生活なんて、生きていく価値がない」というセリフ(正確ではないけど)

Beutiful boy
photos:allociné

2年前に亡くなった夫の従弟はアルコール依存症で、何回か中毒患者治療所にも滞在したけど、結局やめられなかった。
彼も「お酒のない生活なんて生きていてもしょうがない」と思っていた・・・

父親の必死の努力にも拘らず、映画から伝わるメッセージは:
アルコールでもドラッグでも賭け事でも、依存している本人が”やめよう”と決めなければ、誰も助けることができない。

余談ですが、ティモシー・シャラメはマドンナの娘と一緒にいて別れて、今はリリー・ローズ・デップと暮らしているんだって!
有名人の娘が好きなの?

My beautiful Boy

フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン監督作品
主演:ティモシー・シャラメ、スティーヴ・カレル
2時間1分
フランスで上映中


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バレンタインと春の気配

バレンタインデーの日、花束を持っている男女がやけに多かった(夫は何か買ってくるだろうか?)
そのせいか街の風景が春めいて見えた。
女性が意中の人にチョコレートで愛を告白する、というのは日本特有のバレンタイン。発案はモロゾフとか?
誰が考えたにしろ、チョコレート業界にとって画期的なシナリオだ。
フランスではやっぱり花が多いかな。
バラのブーケを買う男性を横目で見ながら、私はずっと探していたネコヤナギを買った。
「なんていう名前?」と花屋さんに聞いたら、
「chaton」子猫!
このフワフワの花を見て連想するものは同じってこと?

では猫の反応は・・・「なんだ、食べ物jじゃないんだ」

ネコヤナギ

Waxというピンクの花を加えたら、おお!春らしい。

ネコヤナギ

ネコヤナギ

夫からのプレゼントは花ではなく本2冊。私は定評ある養毛剤(!)とオーガニックの石鹸を贈った。

娘はボーイフレンドから贈られたラ・デユレのマカロンを見せてくれた(そう、見せるだけ!)

バレンタインのマカロン

「真ん中のハートのマカロンを最初に食べたら“Je t’aime”が出てきた!」
ひとつ食べるごとに《passionnément/情熱的に》《à la folie/熱烈に》・・・とメッセージが現れる。
娘の説明を夫は不機嫌な顔で聞いている。
この人、「娘にはどんな男も相応しくない」と思っているお父さんのカリカチュアみたいだ。

ネコヤナギとマカロンの箱で、春の気配を感じた日でした。


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4度目の正直 『グリーン・ブック』

1度目はジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)デモの催涙ガスで映画館までたどり着けなかった。
デモ参加者はみんなマスクをしていたけど、マフラーで鼻と口を塞いだって喉はヒリヒリ、涙が出た。
2度目は1週間後の週末。再びジレ・ジョーヌでバスティーユ広場を横断できず、果てしない遠回りを強いられる。たどり着いたとき映画館は満員。
3度目。土曜日(ジレ・ジョーヌの日)に行くのが間違っていた、ということにようやく気付き、日曜に再度チャレンジ。上演15分前に着いたのに、残り12席。最前列はイヤなので退散。
4度目。執念の勝利。ついに映画館に入れた。

バスティーユ・レピュブリック界隈のブティックやレストランは、去年11月末から売り上げが激減で悲鳴を上げている。
映画館に行けなかったくらいで文句は言えない・・・
さて映画のお話。

1962年、ナイトクラブの用心棒トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、世界的に有名な黒人ピアニスト、ドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の地方公演運転手として雇われる。実際は、運転手兼ボディガード。人種差別の強い当時のアメリカで、黒人の主人を護らなければいけない。
出発前に、トニーは『グリーン・ブック』を渡される。それは有色人種が入れるレストランやホテルのガイドブックだった。
善良だけど粗野なトニーと、繊細でエレガントなドン・シャーリー。その上、トニーには、平均的アメリカ人の差別意識がある。
水と油のように相容れない2人の珍道中が始まる。

ピーター・ファレリーの『Green Book』

ピーター・ファレリー『グリーン・ブック/Green Book』

実在した2人(2人とも2013年に死去)の、実際にあった話の映画化は、ただ一言、傑作!

10㎏(もっと?)太ったヴィゴ・モーテンセンが-この人、いつも上手いけど-すごくいい。

ピーター・ファレリー『グリーン・ブック/Green Book』

意外と知られていない天才ピアニスト、ドン・シャーリーを演じるのは『ムーンライト』にも出たマハーシャラ・アリ。

ピーター・ファレリー『グリーン・ブック/Green Book』
photos:allociné

町から町へと演奏し、陰湿な人種差別-コンサートには呼ぶけど、レストランで食事はさせない-に出会い、トニーの見方が変わっていく。
ドン・シャーリーは、防御を少しずつ解き、2人の距離は縮まっていく。

60年代のアメリカ、40年後にオバマが大統領になるなんて誰が想像しただろう?
今だに黒人が警官に撃ち殺される今日に、肌の色で差別することの愚かしさを思い出させてくれる。でもそれは教訓的でなく、ユーモアと、人と人との出会いの温かさに包まれている。

映画が終わったとき、拍手が起こったのは久しぶりだ。

Green Book
監督:ピーター・ファレリー
主演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
脚本にはトニー(実物)の息子も参加している。
2時間10分
フランスで公開中
日本は3月1日封切り予定


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2016年6月、ルノーは“芸術保護協定の一部として”5万ユーロ(約650万円)をヴェルサイユ城に支払う。その代償として、社の祝賀会やパーティにヴェルサイユ城のひと間を使わせてもらう約束。
その年の10月、カルロス・ゴーンは2人目の妻との盛大な結婚式をヴェルサイユ城で行った。芸術保護費が、この会場費用(ちょうど5万ユーロ)に当てられていた。

カルロス・ゴーン ヴェルサイユ城
photo:town&country magazine

ルノーは11月、カルロス・ゴーン逮捕直後から社内捜査を始め、結婚式の請求書を発見。
カルロス・ゴーンの結婚式が芸術保護?のわけない。ルノーは証拠が揃い次第、訴訟を起こすそうだ。
翌日、ゴーンの弁護士がインタビューで「単なる誤解で、カルロス・ゴーンはは5万ユーロを返済する」
単なる誤解?
「ゴーン氏はタダだと思っていた」
どこの惑星に住んでいるヤツなんだろう?
日本のニュースでは、なぜか結婚式ではなく“誕生日”になっている。

追記:その訳は、結婚式と誕生日、両方やったから!2014年、3月9日、カルロス・ゴーンは60歳の誕生日をヴェルサイユ城で祝った。お城の賃貸料、アラン・デュカスの料理、花火、招待客の”お車代”など、計63万ユーロ(約8000万円)をルノー・日産が払った。
今年の誕生日は、多分まだ刑務所でしょうね・・・

一家5人惨殺犯人の仮釈放要求が却下
ジャン=クロード・ロマン。自分は世界保健機関に勤める医師であると、18年間家族を騙し続けた。
株の売買のため父から預かった大金を使いこんだり、詐欺行為で暮らしていたが、ついに妻にウソがバレそうになり、麺棒で撲殺。子供2人(当時7歳と5歳)を銃殺。
その後、新聞を買いに行き、うちでテレビを観て過ごした。
翌日、両親の家で一緒に昼食を食べたあと、2人を銃殺。犬まで殺した。
その翌日、家にガソリンを撒き、10年前に使用期限切れになった睡眠薬を飲んで火をつけたが、消防隊が駆け付けて助かった。1993年のこと。
最低禁錮機関22年(23年目から釈放の可能性あり)の無期懲役の判決が下り、去年から、条件つき釈放を要求していたが2月9日、却下された。

ジャン=クロード・ロマン
photo: LCI

映画のような事件。逆に、この実話をもとにエマニュエル・カレールが『L’Adversaire/敵』を書き、映画にもなった。
一家を殺した後、テレビを観ているような人間は釈放しないほうがいい。


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人類が月を歩いたなんて作り事、ダイアナ妃の事故死、実は殺人・・・などは、世界的に有名な陰謀説/ Théorie de complot。
フランスでは10人に1人が、12月13日のストラスブルグ・テロは「政府が、ジレ・ジョーヌの抗議から注意をそらすため仕掛けた」と思っている。
半分近い43%が「健康省は製薬業者とグルになって、予防注射の有害性を国民に隠している」というアンケート結果。
左派の政治研究・調査機関、ジャン・ジョレス基金の依頼で行われたアンケート結果から、“陰謀説”を信じる人のプロフィルが浮かび上がった。
年齢:
18-24歳がトップで28%、25-35歳27%。50歳以上ではガクッと下がる。
学歴:
ディプローム(卒業証書、バカロレア)なし27%、職業適性証あり28%
生活程度:
低所得者層67%
2017年の大統領選挙で投票したのは:
マリーヌ・ルペン27% 、ニコラ・デュポン=エニャン23%(2人とも極右)

つまり、比較的若く、学歴がなく貧しく、陰謀説を「おかしい」と思う分析力がない人が信じる、という結果。

マリーヌ・ルペンの「外国人を追い出せば失業者が減る」「ユーロ圏から抜けて国の貨幣にすれば景気が上昇する」という単純でわかりやすい政策を支持する人たちのプロフィルに重なる。

もちろんこのプロフィルに入らない、陰謀説支持者もいるだろうけど。
「アンケート結果は水着と同じ。(ボディの)大体のところはわかるけど、すべてが見えるわけではない」、と言ったのは誰だったっけ?


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88歳で監督・主演!

園芸家アール・ストーンの情熱は仕事。妻や子供は二の次三の次で、花や植物の世話をし、園芸コンクールに出品し、夜は同業者とバーで過ごす。

園芸祭ではオバサンたちにモテていた。

クリント・イーストウッド『運び屋/La Mule』

娘の結婚式にさえ来なかったのだから日本のお父さんよりヒドイ。
それ以来、娘は口をきかず、妻からは離婚され、ひとりで仕事と暮らしていた。

その仕事もインターネットの発展でしぼみ続け、このままだと会社は差し押さえられる。

クリント・イーストウッド『運び屋/La Mule』

80歳を過ぎてアールは孤独と金欠に直面し、家族に会いに行くが、シカとされる。

そこへ見知らぬ男がアルバイトの話を持ってくる:トラックで荷物を遠くへ運ぶだけ。なのに報酬はいい。
安全運転はお墨付き。古い歌を聴きながら、自分のトラックでアメリカを走るうち、家族を顧みなかったことを後悔しはじめる。
何を運んでいるか知らず(または、知らないふり)2回3回と繰り返し、ある時、運んでいるのがメキシコのカルテルへのドラッグだとわかり驚愕する。
しかし、そこで止めるかと思いきや、これが最後と言いつつ運び続けるのだ。

88歳になったクリント・イーストウッドが監督・主演の『La Mule/運び屋』
自分の監督作品に出るのは『グラン・トリノ』以来。

クリント・イーストウッド『運び屋/La Mule』
photos:allociné

これを見た直後、テレビで『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』がかかった。
第二次大戦の硫黄島の戦いをアメリカ側、日本側の視点で撮ったクリント・イーストウッドの作品。
公開当時に観てから10年以上ぶりで観たらやっぱりすごい。
「日本軍兵士もアメリカ軍兵士と変わらないとわかったから、日本側ヴァージョンも撮ることにした」というクリント・イーストウッドの言葉とは裏腹に、世界もメンタリティーも全然違う。夜と昼のように違う。

何日も食べるものがなく心身とも限界に来た日本兵士たちには非壮観があり、負けるとわかったら自決を強いられる。
一方、ステーキを食べて育ったアメリカ兵たちは明るく、持久力があり、生きて戻った“硫黄島のヒーローたちが戦勝ビジネスのマスコットにされる。

こんな大作を立て続けに撮った12年前のクリント・イーストウッドはなんとエネルギッシュ。そしてなんという才能。

『La Mule』は観て後悔はしないけど、『ミリオンダラー・ベイビー』や『グラン・トリノ』に比べても薄味な気がした。
夫は、映画が終わった時隣の男性に「老後の仕事のヒントになりました?」と言われたそうで、
そんなに年取っちゃいない、と怒っていた。

La Mule
監督&主演:クリント・イーストウッド
出演:ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュボーン他
1時間56分
フランスで公開中


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お風呂場の“娘のコーナー”には、ティーツリー、ラヴェンダー、パルマロサグラスなどなど、エッセンシャルオイルが並んでいる。

aromazone2 (2)

「ラヴェンダーは枕に数滴たらすとよく眠れる、ニキビにも効く。ティーツリーは風邪のひきかけにハチミツと飲むの。パロマロサは殺菌効果、コブや青あざにはイモーテル・・・」
ふむふむ。
私が、爪が折れやすいと言ったら、Ricinという植物油を薦めてくれた。
「まつげにもつけたら?増強するって」
私のまつげがどうだって言うの?
Ricinの日本語訳を調べたら「ひまし油」!ひまし油って日本では下剤じゃない。私の知る限り、爪やまつげにはつけない。

このフィトテラピー(植物療法)ブームは、自然志向のボボだけでなく全国的。市場は毎年20%増だそうだ。
エッセンシャルオイルを扱う薬局が増え続け、オデオンのAroma Zoneはいつも混んでいる。この写真じゃわからないけど。

Aroma zone/アロマ・ゾーン
photo:challenges.fr

ここには植物性オイル、エッセンシャルオイル、植物の粉末が揃っていて、自家製コスメのレシピも紹介している。このDIY(Do it yourself)もウケていて、娘も原料を買って自分で作ると言うんで、
「でも餅は餅屋っていうじゃない」
「なに、モチワモチワって?」
「何でも、その道の専門家に任せるのがいいってこと」
「フン」

フィトテラピーに詳しい友人に言わせると「Aroma Zoneのエッセンシャルオイルは質がちょっとねぇ・・・」
たしかに安い:オーガニック・ラヴェンダー200mlで3.9ユーロ、ティーツリー30mlが5.5ユーロ。娘が色々買っているはずだ。
高い方が効くというわけじゃないけど、質の違いは当然あるはず。

オーガニック・エッセンシャルオイルを組み合わせたドゥース・アンジュヴィヌの美容液マニフィカを使っているけど、値段はもとより、ランクの違いを感じる。最初は「薬草っぽい」と感じる香りもやみつきになる。

自家菜園のオーガニック薬草をエッセンシャルオイルに漬け込んで作っている。

ドゥース・アンジュヴィヌ
photo:douces angevines

「40種以上のオイルを調合するなんて薬草学の専門家じゃないとできないでしょ」
「でもママンが使ってるのはエイジングケアでしょ。あたしには必要ないのよ」
今度は私が「フン!」と言う番だった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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