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2019.05.09 | カテゴリー:旅
友達のひとりがラスコーの洞窟に行きたがっていた。でもあそこ、コピーしか見られないし、バカンス中(パリを含むCゾーンの復活祭休み)で人が多いよね、と話していたら、義弟が「じゃペッシュ・メルルの洞窟に行けば?」
フィジャックから約50㎞、1時間弱。“まだ本物が見れる”先史代洞窟のひとつ、Pech Merle/ペッシュ・メルル。
1922年、洞窟の中で遊んでいた男の子3人が、手で土を掘っていたら突然、通路が現れた。やっとひとり通れるくらいの果てしない通路を3人は這い進み、巨大な洞窟にたどり着いた。子供たちが外に出てきたのはなんと11時間後。

photo:pechmerle.com
すぐに、地元の神父兼考古学者によって、洞窟の壁画の調査が始められ、1926年に一般公開されることになる。
今から約16000年前、クロマニヨン人が木炭で描いた馬、野牛、マンモス。壁画の数は少ないけど、びっくりするプロのタッチ。ピカソがどこかの壁画を見て「脱帽」と言ったという話が信じられる。
この水玉が何を意味するか?水玉の馬がいた、という説もあるそうだ。

photo:pechmerle.com
マンモスさん!

photo:tripadvisor.fr
クロマニヨン人から「ハーイ!」 この手には感動する。

photo:pechmerle.com
当時、洞窟にはクマやライオンが住んでいたので、クロマニヨン人は外で暮らしていた。彼らは外で何回か練習してから、危険を冒して洞窟に入り、絵を描いたと言われる。
壁画だけでなく、鍾乳石(上から垂れ下がる)と石筍(下から生える)も幻想的。

自然の創造力、クロマニヨン人のアートレベルの高さ、何百万、何千万年という歴史の中で、なんとちっぽけな私たち、洞窟を発見した子供3人の勇気(無謀さ!)・・・震えたのは感動のせい?それとも足元から這い上って来る寒さのせい?(氷河期に生まれなくて良かった)
ガイドさんによると「遅かれ早かれ非公開になる」そうなので、この感動はお早めに。
こちらのサイトから予約できます。
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フィジャックから約50㎞、1時間弱。“まだ本物が見れる”先史代洞窟のひとつ、Pech Merle/ペッシュ・メルル。
1922年、洞窟の中で遊んでいた男の子3人が、手で土を掘っていたら突然、通路が現れた。やっとひとり通れるくらいの果てしない通路を3人は這い進み、巨大な洞窟にたどり着いた。子供たちが外に出てきたのはなんと11時間後。

photo:pechmerle.com
すぐに、地元の神父兼考古学者によって、洞窟の壁画の調査が始められ、1926年に一般公開されることになる。
今から約16000年前、クロマニヨン人が木炭で描いた馬、野牛、マンモス。壁画の数は少ないけど、びっくりするプロのタッチ。ピカソがどこかの壁画を見て「脱帽」と言ったという話が信じられる。
この水玉が何を意味するか?水玉の馬がいた、という説もあるそうだ。

photo:pechmerle.com
マンモスさん!

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クロマニヨン人から「ハーイ!」 この手には感動する。

photo:pechmerle.com
当時、洞窟にはクマやライオンが住んでいたので、クロマニヨン人は外で暮らしていた。彼らは外で何回か練習してから、危険を冒して洞窟に入り、絵を描いたと言われる。
壁画だけでなく、鍾乳石(上から垂れ下がる)と石筍(下から生える)も幻想的。

自然の創造力、クロマニヨン人のアートレベルの高さ、何百万、何千万年という歴史の中で、なんとちっぽけな私たち、洞窟を発見した子供3人の勇気(無謀さ!)・・・震えたのは感動のせい?それとも足元から這い上って来る寒さのせい?(氷河期に生まれなくて良かった)
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