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麻酔医はシリアルキラー

ブザンソンのサン・ヴァンサン・クリニックの麻酔医、フレデリック・ペシエ、47歳。ここ数日、何回もニュースに登場した。
2006~2016年に、患者24人の麻酔に、過剰な部分麻酔薬かカリウムを混入。どの手術も生死の危険のないものだったのに、患者は手術中に心臓停止になり、そのうち7人は死亡している。被害者は4~80歳。
アデノイドの切除で麻酔をした4歳の男の子は、2度の心臓停止を生き延び、両親が訴えた。

「私は自分の好きな仕事をし、それに多くの時間を費やし、常に向上させようとしている。その私が麻酔に毒性のある薬を混入し、そのあとで蘇生したというんですか?そんなバカげた話がありますか?」

frederic pechier
photo:l'Est Republicain

と本人は否定するけど、捜査官は“バカげた話”とは思わない。
「昏睡させてから蘇らせ、全能感を感じる、それが動機だった」
“消防士が放火魔”と同じロジック。
その通り、同僚の多くからスター扱いされ、一方で、「高飛車」「自分に自信がありすぎる」と敵意を持つ者もいた。

フレデリック・ペシエは2017年から司法監視下(医療に一切携わってはいけない、フランス領土を出てはいけない)だったが、今度新たに17件の疑いが加わり拘留された。勾留時間切れの48時間後、一時釈放され、ラグビーマンのような体躯の彼が“娘の腕の中に崩れこんだ”とか。心臓専門医の奥さんは現れなかった。
ブザンソンの検事は確信ありげで、終身刑になる可能性大と言われる。
そりゃそうだ。お医者さんの姿をしたシリアルキラーなんて怖すぎる・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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