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うちに入ろうとすると、ドアの前に瓶が置いてある。手書き文字でFleur de sel(天下塩)。
誰が置いていった?なんか気持ち悪い、と思うのは、“不審物”に敏感になっている(なりすぎ?)せい?
私は瓶をそのままにうちに入った。
間もなく帰ってきた娘も「ママン、見た?何コレ?」
彼女は瓶を持って入ってきた。
「ほんとに塩?」と私。
「ヘロインはずっと細かい粒子よ」
「よく知ってるわね」
と話していたら、ベルが鳴ってロベールが立っていた。
「それ、お土産」
「 お土産?」ロベールがベルを押すのは何かねだりに来るときと決まっていた。
「ホラ、留守の間、花に水をやってくれたでしょ。母と僕からのお礼」
「ありがとう!嬉しい!Fleur de selを使うと料理の味が違うのよ。バカンス、どこに行ってたの?」
「Ile de Ré/レ島」
なるほど。レ島の天下塩はゲランドと並んで有名だ。
フルール・ド・セル、サン=クレモン・デ・バレーヌ。Saint-Clément des Baleines はレ島の町。クジラのサン=クレモン。

ロベールはちょっと見ない間に背が伸びて、青年ぽくなっている。でも画期的に変わったのは中身のほうだ。
小さいときから反抗的で悪知恵があり、夫は「養子はやっぱり難しい。いずれ非行少年だ」と自信を持って言っていた。
ロベールのようなロシアからの養子に問題児が多いそうだ。
中学に入ったとき、それがただの非行ではなく、アスペルガー症候群とわかる。
母親はむやみに怒鳴るのをやめ、間もなく中学を変わった。
彼が通っていたシャルルマーニュ中・高校はうちの子供も行っていたけど、進学校として知られ、平均以下の生徒を持ち上げる努力をせず、逆に追い出そうとする。
息子の時代(10年以上前)で既に追い出し傾向はあったから、今はさらにエリート志向に違いない。
対人関係に問題ありで、集中力のないロベールが苦労したのは当然だ。
より人間的な公立中学に代わり、セラピストがつき、人が違ったようになった。
よかったね。
ロベールの手書き文字の塩は、より美味しい気がする。
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誰が置いていった?なんか気持ち悪い、と思うのは、“不審物”に敏感になっている(なりすぎ?)せい?
私は瓶をそのままにうちに入った。
間もなく帰ってきた娘も「ママン、見た?何コレ?」
彼女は瓶を持って入ってきた。
「ほんとに塩?」と私。
「ヘロインはずっと細かい粒子よ」
「よく知ってるわね」
と話していたら、ベルが鳴ってロベールが立っていた。
「それ、お土産」
「 お土産?」ロベールがベルを押すのは何かねだりに来るときと決まっていた。
「ホラ、留守の間、花に水をやってくれたでしょ。母と僕からのお礼」
「ありがとう!嬉しい!Fleur de selを使うと料理の味が違うのよ。バカンス、どこに行ってたの?」
「Ile de Ré/レ島」
なるほど。レ島の天下塩はゲランドと並んで有名だ。
フルール・ド・セル、サン=クレモン・デ・バレーヌ。Saint-Clément des Baleines はレ島の町。クジラのサン=クレモン。

ロベールはちょっと見ない間に背が伸びて、青年ぽくなっている。でも画期的に変わったのは中身のほうだ。
小さいときから反抗的で悪知恵があり、夫は「養子はやっぱり難しい。いずれ非行少年だ」と自信を持って言っていた。
ロベールのようなロシアからの養子に問題児が多いそうだ。
中学に入ったとき、それがただの非行ではなく、アスペルガー症候群とわかる。
母親はむやみに怒鳴るのをやめ、間もなく中学を変わった。
彼が通っていたシャルルマーニュ中・高校はうちの子供も行っていたけど、進学校として知られ、平均以下の生徒を持ち上げる努力をせず、逆に追い出そうとする。
息子の時代(10年以上前)で既に追い出し傾向はあったから、今はさらにエリート志向に違いない。
対人関係に問題ありで、集中力のないロベールが苦労したのは当然だ。
より人間的な公立中学に代わり、セラピストがつき、人が違ったようになった。
よかったね。
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廊下に娘のショートパンツとTシャツが脱ぎ捨ててある。セミの抜け殻みたいに。
「またやられた!」
私のクローゼットをかき回し、何か着ていった証拠だ。

証拠を消さないとこが可愛いとはいえるけど。
外で私の服を着た娘に出会うとびっくりする。
娘は誰に似たのか、バストもヒップあり8の字型。だから入らない服も(幸い)あるけど、私より似合う服もあって腹立たしい。
とくにシャツは、胸の厚みがある娘のほうが断然似合う。3Dと2Dの違い。
私の部屋で次々試して、
「それは時々貸してあげる」
「ニットで伸びるからダメ」
バストが違うのでファスナーが上まで閉まらないのもある。
あまり着ない服だから「ファスナーを変えて、背中デコルテにしちゃえば?」
と言うと、「まあ、いずれそうするわ」
“いずれ”とは私が死んでから?・・・と思うのは決して被害妄想ではない。
すごく大事にしているYSLのトレンチがあり、
「それはダメ」というと、ため息をついて、
「110歳まで待つってこと?」
「 ナニ、110歳って?!あたしが110まで生きるっての?」
「だってあなた、よく動くし、ちゃんと食べるし・・・長生きしそうじゃない」
息子が小さい頃、夫が乗っていたBMWを、
「死んだらぼくにくれる?」
「いいよ」
その後、私に「いつ死ぬの?」とはさすがに聞けなかったらしく、
「ねぇ、パパ元気?」
「元気よ、どーして?」
「別に・・・」
父子の”約束”を知らなかった私は、息子ががっかりする訳がわからなかった。
まったく、ひとりもひとりも・・・
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私のクローゼットをかき回し、何か着ていった証拠だ。

証拠を消さないとこが可愛いとはいえるけど。
外で私の服を着た娘に出会うとびっくりする。
娘は誰に似たのか、バストもヒップあり8の字型。だから入らない服も(幸い)あるけど、私より似合う服もあって腹立たしい。
とくにシャツは、胸の厚みがある娘のほうが断然似合う。3Dと2Dの違い。
私の部屋で次々試して、
「それは時々貸してあげる」
「ニットで伸びるからダメ」
バストが違うのでファスナーが上まで閉まらないのもある。
あまり着ない服だから「ファスナーを変えて、背中デコルテにしちゃえば?」
と言うと、「まあ、いずれそうするわ」
“いずれ”とは私が死んでから?・・・と思うのは決して被害妄想ではない。
すごく大事にしているYSLのトレンチがあり、
「それはダメ」というと、ため息をついて、
「110歳まで待つってこと?」
「 ナニ、110歳って?!あたしが110まで生きるっての?」
「だってあなた、よく動くし、ちゃんと食べるし・・・長生きしそうじゃない」
息子が小さい頃、夫が乗っていたBMWを、
「死んだらぼくにくれる?」
「いいよ」
その後、私に「いつ死ぬの?」とはさすがに聞けなかったらしく、
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2019.07.27 | カテゴリー:モード・コスメ
燃えるような赤毛、黒づくめの魔女、ソニア・リキエルが86歳で亡くなって3年後、彼女のブランドが倒産した。

photo:Bestimage
60年代終わりに生まれたブランド、ソニア・リキエル、ピッタリしたセクシーなニットは“女性の解放”を謳い、パリジェンヌのイメージで忽ち人気になる。

photo:le vif weekend
身体のラインを綺麗に見せてくれる気がして、私もファンだった時代がある。80年~90年代のセーターをまだ持っている。
ずっと高級プレタの先頭を走っていたブランドは、2018年、3500万€の売り上げ、3000万€の損失。
倒産時に従業員はたった131人になっていた。
なぜ?
2012年、数少ない独立(コングロマリットの傘下に入らない)ブランドのひとつで、従業員400人。でもソニアは、中国の投資会社First Heritage Brandsに80%の譲渡を決める。つまり決定権がなくなったわけだ。
First Heritage Brands-ベルギーのバッグブランドDelvauxも傘下-はソニア・リキエルの資本金を倍にしたのはいいけど、
「ブランドのトレードマークであるニットやストライプは続けず、よりリュクスなラインを目指し、アイディンティティを失った」と30年ソニアで働いたスタッフ。
さらにソニアの死でさらに落ち込んだ。彼女のカリスマとイメージで持っていたブランド、代替えはきかなかったのかもしれない。
「ソニア・リキエルは2度死んだ」と嘆くのはアニエスb。「彼女は一生頑張ったのに悲しい最後。モードの一時代が終わった、と感じる」
「だってディオールもYSLも今はブリンブリン。パリジェンヌのエレガンスはもうないじゃない」
bling bling/ブリンブリンとはヒップホップカルチャーで、宝石をジャラジャラつけたファッションのこと。フランスでは見せびらかしの成金趣味の意味でも使われる。
例:ニコラ・サルコジはブリンブリン。
お金だけあって、モードもエレガンスわからないコングロマリットが、歴史あるブランドをダメにしてしまうのは本当に残念。
日本でも人気のDelvauxがブリンブリンにならないといいけど。
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photo:Bestimage
60年代終わりに生まれたブランド、ソニア・リキエル、ピッタリしたセクシーなニットは“女性の解放”を謳い、パリジェンヌのイメージで忽ち人気になる。

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身体のラインを綺麗に見せてくれる気がして、私もファンだった時代がある。80年~90年代のセーターをまだ持っている。
ずっと高級プレタの先頭を走っていたブランドは、2018年、3500万€の売り上げ、3000万€の損失。
倒産時に従業員はたった131人になっていた。
なぜ?
2012年、数少ない独立(コングロマリットの傘下に入らない)ブランドのひとつで、従業員400人。でもソニアは、中国の投資会社First Heritage Brandsに80%の譲渡を決める。つまり決定権がなくなったわけだ。
First Heritage Brands-ベルギーのバッグブランドDelvauxも傘下-はソニア・リキエルの資本金を倍にしたのはいいけど、
「ブランドのトレードマークであるニットやストライプは続けず、よりリュクスなラインを目指し、アイディンティティを失った」と30年ソニアで働いたスタッフ。
さらにソニアの死でさらに落ち込んだ。彼女のカリスマとイメージで持っていたブランド、代替えはきかなかったのかもしれない。
「ソニア・リキエルは2度死んだ」と嘆くのはアニエスb。「彼女は一生頑張ったのに悲しい最後。モードの一時代が終わった、と感じる」
「だってディオールもYSLも今はブリンブリン。パリジェンヌのエレガンスはもうないじゃない」
bling bling/ブリンブリンとはヒップホップカルチャーで、宝石をジャラジャラつけたファッションのこと。フランスでは見せびらかしの成金趣味の意味でも使われる。
例:ニコラ・サルコジはブリンブリン。
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2019.07.25 | カテゴリー:フランスの男と女
しかしアンケート結果を読み進むと、思ったより奥深く、社会階層的な分析になっている。
肥満は:
-50~59歳に一番多く(50%)
-学歴が低いほど多く(49%)
-田舎に行くほど多く(48%)
-プロテスタントに多く(59%)逆にムスリムに少ない(21%)
-政治傾向は急進右派に多い(49%)
確かにジャン=マリー・ルペンもマリーヌ・ルペンも細くはないわね。
左:フランスで肥満の域に入る女性は5か国中4位だけど、年々増えてきているの図。
右は肥満は北フランスに多いの図。

次なる質問、「現在の配偶者はあなたより美しいか?美しくないか?」で、フランス女性の29%が「配偶者のほうが自分より美しい」と答えている。
スペイン:28%
イギリス:27%
イタリア:23%
ドイツ:19%
つまりフランス女の3人に1人は「配偶者のほうが美しい」と思い、ドイツ女は5人に1人。
フランス女性は近隣ヨーロッパの国の女性より謙虚ってこと?と思わないでもないけど、分析は違う。
「女性は以前として社会的プレッシャーを受けている。容姿の自信なさは、今日の“美しさのステレオタイプ”に支配されていることの結果だ。フランスではその支配が他のヨーロッパの国より強いということ」
なるほど。雑誌や広告に登場する美しい(フォトショップされた)女性に、少しでも近づこうとする傾向が強い、ってことらしい。
また、
「パートナーの態度も自己評価に大きく影響する:パートナーが関心を持つほど、女性は美しいと感じ、無関心ならその逆だ」
フランス男はドイツ、イタリア男に比べて、無関心で注意を払わないってこと?
イタリア男にすればよかったかな、なんて、もう遅すぎる・・・
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肥満は:
-50~59歳に一番多く(50%)
-学歴が低いほど多く(49%)
-田舎に行くほど多く(48%)
-プロテスタントに多く(59%)逆にムスリムに少ない(21%)
-政治傾向は急進右派に多い(49%)
確かにジャン=マリー・ルペンもマリーヌ・ルペンも細くはないわね。
左:フランスで肥満の域に入る女性は5か国中4位だけど、年々増えてきているの図。
右は肥満は北フランスに多いの図。

次なる質問、「現在の配偶者はあなたより美しいか?美しくないか?」で、フランス女性の29%が「配偶者のほうが自分より美しい」と答えている。
スペイン:28%
イギリス:27%
イタリア:23%
ドイツ:19%
つまりフランス女の3人に1人は「配偶者のほうが美しい」と思い、ドイツ女は5人に1人。
フランス女性は近隣ヨーロッパの国の女性より謙虚ってこと?と思わないでもないけど、分析は違う。
「女性は以前として社会的プレッシャーを受けている。容姿の自信なさは、今日の“美しさのステレオタイプ”に支配されていることの結果だ。フランスではその支配が他のヨーロッパの国より強いということ」
なるほど。雑誌や広告に登場する美しい(フォトショップされた)女性に、少しでも近づこうとする傾向が強い、ってことらしい。
また、
「パートナーの態度も自己評価に大きく影響する:パートナーが関心を持つほど、女性は美しいと感じ、無関心ならその逆だ」
フランス男はドイツ、イタリア男に比べて、無関心で注意を払わないってこと?
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2019.07.23 | カテゴリー:モード・コスメ
特にパリジェンヌは魅力的な女性の代名詞、みたいになっている。
ところが、フランス女性の60%が自分の容姿を「凡庸」「ふつう」と思っている。
「美しい」と思っている女性は22%(そのうち18%が「けっこう美しい」4%が「すごく美しい」)という意外な結果。
18歳以上の女性を対象にイギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアで行われたアンケート結果だ。回答者数は5026人。

意外なのは自分を美しいと思っている人が5か国の中で一番少ないこと。
イタリア:39%(!)
スペイン:28%
イギリス:28%
ドイツ:27%
フランス:22%
それに比例して、「美しくない」と答えている人はフランスがトップで18%(そのうち14%が「あまり美しくない」4%が「全然美しくない」
「あなたの身長と体重は?」の質問から「肥満」といえる女性の割合は、
イギリス:21%
ドイツ:20%
スペイン:17%
フランス:16%
イタリア:13%
つまり、フランス女性の6人に1人はデブで、約5人に1人はブスで、ほっそりした美人はイタリアに多い、ということ?
イタリア女性はうつりのいい鏡を使ってない?
このアンケートはダイエットのアドバイスをしている会社の依頼、と知って、以前かかってきた電話を思い出した。
「・・・のアンケートにご協力いただけますか?」
「ちょっと急いでいるんで」(別に急いでいなかったけど)
「2分ですみます!」
ほんと2分ね?と念を押し、最初の質問は確か、
「あなたは植物由来の製品を使っていますか?」
「はい」
「あなたのパンツのサイズは?」
「身長と体重は?」
そんな立ち入ったことを!
その次の質問が、
「あなたにとって女性の理想パンツサイズはいくつでしょうか?」
なにソレ?!
「身長や骨格はそれぞれ違うから、自分の理想サイズはあっても、ジェネラルな理想サイズなんかありえないでしょう? その質問、性差別じゃないですか?」
電話の男性は慌てて、
「あ、そうですね、その通りです。あなたはあと何キロ痩せたいですか?」
「なんで痩せなくちゃいけないんですか?もう2分経ちました」
もしかして、あの電話がこのアンケートだったのかしら?
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ところが、フランス女性の60%が自分の容姿を「凡庸」「ふつう」と思っている。
「美しい」と思っている女性は22%(そのうち18%が「けっこう美しい」4%が「すごく美しい」)という意外な結果。
18歳以上の女性を対象にイギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアで行われたアンケート結果だ。回答者数は5026人。

意外なのは自分を美しいと思っている人が5か国の中で一番少ないこと。
イタリア:39%(!)
スペイン:28%
イギリス:28%
ドイツ:27%
フランス:22%
それに比例して、「美しくない」と答えている人はフランスがトップで18%(そのうち14%が「あまり美しくない」4%が「全然美しくない」
「あなたの身長と体重は?」の質問から「肥満」といえる女性の割合は、
イギリス:21%
ドイツ:20%
スペイン:17%
フランス:16%
イタリア:13%
つまり、フランス女性の6人に1人はデブで、約5人に1人はブスで、ほっそりした美人はイタリアに多い、ということ?
イタリア女性はうつりのいい鏡を使ってない?
このアンケートはダイエットのアドバイスをしている会社の依頼、と知って、以前かかってきた電話を思い出した。
「・・・のアンケートにご協力いただけますか?」
「ちょっと急いでいるんで」(別に急いでいなかったけど)
「2分ですみます!」
ほんと2分ね?と念を押し、最初の質問は確か、
「あなたは植物由来の製品を使っていますか?」
「はい」
「あなたのパンツのサイズは?」
「身長と体重は?」
そんな立ち入ったことを!
その次の質問が、
「あなたにとって女性の理想パンツサイズはいくつでしょうか?」
なにソレ?!
「身長や骨格はそれぞれ違うから、自分の理想サイズはあっても、ジェネラルな理想サイズなんかありえないでしょう? その質問、性差別じゃないですか?」
電話の男性は慌てて、
「あ、そうですね、その通りです。あなたはあと何キロ痩せたいですか?」
「なんで痩せなくちゃいけないんですか?もう2分経ちました」
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2019.07.20 | カテゴリー:ニュース
2018年にブリジット・マクロンにかかった額は27万9,144ユーロ(約3360万円)です、と会計監査院。
といってもひとりで使っているわけでなく、彼女を補佐している人たちの給料だ。まず顧問2人、秘書2人。彼らはファーストレディと内外の要人とのアポイントを調整し、その準備をし、エリゼ宮での昼食・夕食会、大統領との外国訪問などの準備もする。
ただし外国訪問の費用は“大統領職”の出費につけられるので、約28万ユーロには入っていない。
ヴァンドーム広場の旧貴族館、オテル・エヴルーの6室は「マダム・ウイング」と呼ばれ、ブリジット・マクロンがオフィスにしている(エリゼ宮は狭すぎる?)
そこに上記の4人やセキュリティグループ(ボディガード)、そして「手紙係」が働いている。
ブリジット・マクロンが2018年に受け取った手紙は19500通。全部読むのか、返事は書くのか、書くなら誰が書くのか・・・気になることは明らかにされていないが、手紙係として7人(!)が雇われた。
さてもっと気になるヘア・メイク代も28万ユーロに入っていない。これも大統領職の出費として、エマニュエル&ブリジット・マクロンまとめて、毎月同じ人に税込み5200ユーロが払われている。
さらに気になるブリジットの服。ご存知のようにニコラ・ジェスキエールが好きでルイ・ヴィトンのドレスやスーツが多いけど、これはすべて“貸出し”。プライベートの服は買うだろうけど、公の場で着る服はきっちり返しているそうだ。
大阪G20のオレンジドレス。スタンドカラーが好きみたい。ある年齢から首を見せない、賢い選択。

photo:abaca press
7月14日のパリ祭パレード。彼女、髪の毛まとめたほうが似合うと思うけど、バラシていることのほうが多い。

photo:public
彼女の着こなしは“国際的に賛辞”されていて、2018年のベストドレッサーのひとりに選ばれたとか。
トランプ大統領が来仏したとき、ブリジットに「あなたはナイスバディ」と言ったそうだけど「アンタには言われたくない」と言いたかったでしょうね。
さてブリジット・マクロンの費用は過去のファーストレディに比べてどうかというと、
ベルナデット・シラクは約96万ユーロ。
カーラ・ブルニーは顧問&秘書8人抱え43万7,400ユーロ。
フランソワ・オランドのガールフレンド、ヴァレリー・トリエルヴェレールが23万6,900ユーロ。
つまりブリジットはリーズナブルな出費と言えるけど、ベルナデット・シラクのときにはジレ・ジョーヌなんかなかったものね・・・
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といってもひとりで使っているわけでなく、彼女を補佐している人たちの給料だ。まず顧問2人、秘書2人。彼らはファーストレディと内外の要人とのアポイントを調整し、その準備をし、エリゼ宮での昼食・夕食会、大統領との外国訪問などの準備もする。
ただし外国訪問の費用は“大統領職”の出費につけられるので、約28万ユーロには入っていない。
ヴァンドーム広場の旧貴族館、オテル・エヴルーの6室は「マダム・ウイング」と呼ばれ、ブリジット・マクロンがオフィスにしている(エリゼ宮は狭すぎる?)
そこに上記の4人やセキュリティグループ(ボディガード)、そして「手紙係」が働いている。
ブリジット・マクロンが2018年に受け取った手紙は19500通。全部読むのか、返事は書くのか、書くなら誰が書くのか・・・気になることは明らかにされていないが、手紙係として7人(!)が雇われた。
さてもっと気になるヘア・メイク代も28万ユーロに入っていない。これも大統領職の出費として、エマニュエル&ブリジット・マクロンまとめて、毎月同じ人に税込み5200ユーロが払われている。
さらに気になるブリジットの服。ご存知のようにニコラ・ジェスキエールが好きでルイ・ヴィトンのドレスやスーツが多いけど、これはすべて“貸出し”。プライベートの服は買うだろうけど、公の場で着る服はきっちり返しているそうだ。
大阪G20のオレンジドレス。スタンドカラーが好きみたい。ある年齢から首を見せない、賢い選択。

photo:abaca press
7月14日のパリ祭パレード。彼女、髪の毛まとめたほうが似合うと思うけど、バラシていることのほうが多い。

photo:public
彼女の着こなしは“国際的に賛辞”されていて、2018年のベストドレッサーのひとりに選ばれたとか。
トランプ大統領が来仏したとき、ブリジットに「あなたはナイスバディ」と言ったそうだけど「アンタには言われたくない」と言いたかったでしょうね。
さてブリジット・マクロンの費用は過去のファーストレディに比べてどうかというと、
ベルナデット・シラクは約96万ユーロ。
カーラ・ブルニーは顧問&秘書8人抱え43万7,400ユーロ。
フランソワ・オランドのガールフレンド、ヴァレリー・トリエルヴェレールが23万6,900ユーロ。
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2019.07.17 | カテゴリー:ニュース
先週からニュースに頻繁に登場するフランソワ・ドゥ・リュジーとオマール海老。
「自分にウソはつけない」と辞任したニコラ・ユロの後にエコロジー相になった人だ。

photo:lemonde.fr
有料ニュースサイトMediapartが、彼のびっくりする贅沢ライフを暴いた:2017~2018年、彼が国民議会(下院)議長だったとき、公金でプライベートな夕食会(複数)を開き、テーブルには巨大なオマール海老やら、議会のカーヴから持ち出した最高級シャンパン&ワインが並んだ。
2年前に一緒になったマダムは、ゴシップ雑誌Galaのジャーナリスト。派手そう・・・

photo:20secondes.fr
また官舎(既に設備の整った)の内装工事費63.000ユーロは“国民の税金”から出た。
運転手は3人(原則2人まで)抱え、妻の息子の学校の送り迎えをさせていた。
フランソワ・ドゥ・リュジーの最初の言い訳、
「オマール海老は好きじゃない。妻はアレルギーだ。シャンパンは頭痛がするので飲まない」を聞いた人は思わず吹き出した。
そういう問題じゃないだろうに!
国民が食べるパンがない、と言われ「じゃブリオシュを食べればいいじゃない」と言ったマリー・アントワネットといい勝負だ(実はこの台詞、アントワネットではなく他のお姫様だそう)。
この人たちはバカでも的外れでもなく、全く別の世界に住んでいるのだ。
大統領選立候補者だったフランソワ・コッペがTV番組でパン・オ・ショコラの値段を聞かれ「10~15サンチーム」(実はこの約10~15倍)と答えたのも然り。
それを聞いたブローニュのパン屋女主人が15サンチームの「ムッシュー・コッペのパン・オ・ショコラ」を作った。

それに大笑いして、女主人に会っちゃうユーモアがコッペにはあったけど、もう一人のフランソワ(ドゥ・リュジー)は可愛くない。
「フランスは、“スウェーデン大臣のチョコバー”が手本ではない」と開き直る。
職務用クレジットカードでトブラローネ2本を買い、辞任に追い込まれた労働相のこと。
しかし2017年には「諸外国の議会が実践していることをお手本にしたい、例えばスウェーデンの“透明さ”」と言っている。
言ってることとやってることが違い、違う金銭感覚の世界に生きている人たち。
「大統領、首相までは国の顔だから仕方ないとして、議員まで贅沢させる必要がどこにある?」と息子。
「ルイ16世をギロチンにかけて人民主権の共和制を確立したはずなのに、結局中身はそう変わっていないんじゃない?」
片や、公共病院や学校はお金がなくヒーヒー言っているのに。
さすがにフランソワ・ドゥ・リュジーは昨日辞任した。「メディアのリンチだ」「訴える」という捨て台詞を残して。
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「自分にウソはつけない」と辞任したニコラ・ユロの後にエコロジー相になった人だ。

photo:lemonde.fr
有料ニュースサイトMediapartが、彼のびっくりする贅沢ライフを暴いた:2017~2018年、彼が国民議会(下院)議長だったとき、公金でプライベートな夕食会(複数)を開き、テーブルには巨大なオマール海老やら、議会のカーヴから持ち出した最高級シャンパン&ワインが並んだ。
2年前に一緒になったマダムは、ゴシップ雑誌Galaのジャーナリスト。派手そう・・・

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また官舎(既に設備の整った)の内装工事費63.000ユーロは“国民の税金”から出た。
運転手は3人(原則2人まで)抱え、妻の息子の学校の送り迎えをさせていた。
フランソワ・ドゥ・リュジーの最初の言い訳、
「オマール海老は好きじゃない。妻はアレルギーだ。シャンパンは頭痛がするので飲まない」を聞いた人は思わず吹き出した。
そういう問題じゃないだろうに!
国民が食べるパンがない、と言われ「じゃブリオシュを食べればいいじゃない」と言ったマリー・アントワネットといい勝負だ(実はこの台詞、アントワネットではなく他のお姫様だそう)。
この人たちはバカでも的外れでもなく、全く別の世界に住んでいるのだ。
大統領選立候補者だったフランソワ・コッペがTV番組でパン・オ・ショコラの値段を聞かれ「10~15サンチーム」(実はこの約10~15倍)と答えたのも然り。
それを聞いたブローニュのパン屋女主人が15サンチームの「ムッシュー・コッペのパン・オ・ショコラ」を作った。

それに大笑いして、女主人に会っちゃうユーモアがコッペにはあったけど、もう一人のフランソワ(ドゥ・リュジー)は可愛くない。
「フランスは、“スウェーデン大臣のチョコバー”が手本ではない」と開き直る。
職務用クレジットカードでトブラローネ2本を買い、辞任に追い込まれた労働相のこと。
しかし2017年には「諸外国の議会が実践していることをお手本にしたい、例えばスウェーデンの“透明さ”」と言っている。
言ってることとやってることが違い、違う金銭感覚の世界に生きている人たち。
「大統領、首相までは国の顔だから仕方ないとして、議員まで贅沢させる必要がどこにある?」と息子。
「ルイ16世をギロチンにかけて人民主権の共和制を確立したはずなのに、結局中身はそう変わっていないんじゃない?」
片や、公共病院や学校はお金がなくヒーヒー言っているのに。
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2019.07.16 | カテゴリー:モード・コスメ
娘の誕生日に、息子が緑の石がついたピアスをプレゼントした。
シンプルで素敵!と言ったら、「今度一緒に行く?好きそうだよ」
私はいつもプラチナの小さいピアスをしていて、それが身体の一部みたいになっている。
一度、片耳失くして家中四つん這いになって探したけど見つからず、買った店もなくなっているので絶望していたら、食洗機の中にあって大喜びした。
でも時々色物もつけたい、と思っていたところ。それに珍しく息子が誘ってくれるし(ただし「一緒に行こう」で、プレゼントしてくれる気はなさそう)後日一緒に行くことに。
Turennes通りの、見過ごしてしまいそうな小さな店、Zooloo/ズールー。
日本語の響きは美しくないけど覚えやすい:ズルズル、ズルい・・・

30代のカップルがやっていて、指輪やピアス、ネックレスはすべて彼らの手作り。
碧玉、ラピスラズリ、カーネリアン、砂金石・・・などの貴石、金具は真鍮のゴールドめっき。
材料はすべてMade in France。これにこだわる人が最近増えている。つまり、儲けるために人件費の安い国で作っていない、ということ。
ブレスレット70ユーロ。リング65ユーロ、ピアス35ユーロ~。

「私には可愛いすぎる?」思ったら、そうでもない。夏はワンピースやTシャツの色でピアスを変えたくなり、値段も35ユーロと買いやすい。何色も欲しくなってしまう。
ミニマルなピアスには「Petite dormeuse/可愛い寝坊」という名前がついている。

ただしすべてゴールドなので「シルバーが好きだから」とつぶやいたら、
「シルバーも作り始めています」と店員さんが引出しから出してくれた。Amazoniteという淡いブルーの貴石に決める。
それをつけて帰ったら、「マネした!」と娘が騒いだ。
そういえば最近、子供に教わることが多くなっている。
ZOOLOO
73 rue de Turennes 75003
営:11h30-19h30
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シンプルで素敵!と言ったら、「今度一緒に行く?好きそうだよ」
私はいつもプラチナの小さいピアスをしていて、それが身体の一部みたいになっている。
一度、片耳失くして家中四つん這いになって探したけど見つからず、買った店もなくなっているので絶望していたら、食洗機の中にあって大喜びした。
でも時々色物もつけたい、と思っていたところ。それに珍しく息子が誘ってくれるし(ただし「一緒に行こう」で、プレゼントしてくれる気はなさそう)後日一緒に行くことに。
Turennes通りの、見過ごしてしまいそうな小さな店、Zooloo/ズールー。
日本語の響きは美しくないけど覚えやすい:ズルズル、ズルい・・・

30代のカップルがやっていて、指輪やピアス、ネックレスはすべて彼らの手作り。
碧玉、ラピスラズリ、カーネリアン、砂金石・・・などの貴石、金具は真鍮のゴールドめっき。
材料はすべてMade in France。これにこだわる人が最近増えている。つまり、儲けるために人件費の安い国で作っていない、ということ。
ブレスレット70ユーロ。リング65ユーロ、ピアス35ユーロ~。

「私には可愛いすぎる?」思ったら、そうでもない。夏はワンピースやTシャツの色でピアスを変えたくなり、値段も35ユーロと買いやすい。何色も欲しくなってしまう。
ミニマルなピアスには「Petite dormeuse/可愛い寝坊」という名前がついている。

ただしすべてゴールドなので「シルバーが好きだから」とつぶやいたら、
「シルバーも作り始めています」と店員さんが引出しから出してくれた。Amazoniteという淡いブルーの貴石に決める。
それをつけて帰ったら、「マネした!」と娘が騒いだ。
そういえば最近、子供に教わることが多くなっている。
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2019.07.13 | カテゴリー:パリ雑記
私がよく使うカフェはバスティーユ広場に面したカフェ・フランセ。

高い、サービスがそんなによくない( “ルックスだけで選ばれた”と雰囲気の スタッフ。お尻すれすれのミニスカートを履いたウェイトレスはモデルのようなポーズで立ち、なかなかやってこない)、という短所はあるけど、だだっ広く、テーブル間隔が十分とってあり、椅子が座り心地いい。つまり長い打ち合わせにはちょうど良くて、考えてみたら今週は8時間近くここで過ごした、暮らしたといってもいい。
このカフェは有名なコスト兄弟カフェのひとつ。
アヴェイロンのレストランで働いていた兄弟はパリにやってきてカフェで働き始める。
80年代、フィリップ・スタルクと出会い、地元の融資を得てシャトレにカフェ・コストを開く。モダンなインテリア、美形のギャルソン&ウェイトレス、行きたくなるトイレ。つまりそれまでのカフェのイメージの逆をやって大当たり。コスト・ブランドが生まれた。その後、ホテル・コスト、カフェ・ボブールなど次々と40件、すべてメトロ1番線沿いに開く。とりわけホテル・コストは芸能人やモード関係が出入りするスノッブ・パラダイスとなった。
今、カフェ・フランセがある場所には昔(1990年代終わりごろまで)2件の伝統的なカフェがあった。コスト兄弟は2件とも買って、ぶち抜き、大きなカフェにしたというわけ。
私がこのカフェを選ぶもうひとつの理由は猫。カフェに住んでいる猫がいるからだ。
小柄で美しい猫は空いている席で眠り、

「まあカワイイ、こっちにお出で」というお客を無視し、広いカフェを自由に歩き回っている。

友人に大の猫嫌いがいて(前世はネズミだったそうだ)、当然うちには寄り付かず、このカフェに猫がいるのを知らずに(ほんとに)連れてきたら大変なことになった。
でも他にそのようなパニックシーンを見たことがないので、パリも猫好きが多いのかも。
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高い、サービスがそんなによくない( “ルックスだけで選ばれた”と雰囲気の スタッフ。お尻すれすれのミニスカートを履いたウェイトレスはモデルのようなポーズで立ち、なかなかやってこない)、という短所はあるけど、だだっ広く、テーブル間隔が十分とってあり、椅子が座り心地いい。つまり長い打ち合わせにはちょうど良くて、考えてみたら今週は8時間近くここで過ごした、暮らしたといってもいい。
このカフェは有名なコスト兄弟カフェのひとつ。
アヴェイロンのレストランで働いていた兄弟はパリにやってきてカフェで働き始める。
80年代、フィリップ・スタルクと出会い、地元の融資を得てシャトレにカフェ・コストを開く。モダンなインテリア、美形のギャルソン&ウェイトレス、行きたくなるトイレ。つまりそれまでのカフェのイメージの逆をやって大当たり。コスト・ブランドが生まれた。その後、ホテル・コスト、カフェ・ボブールなど次々と40件、すべてメトロ1番線沿いに開く。とりわけホテル・コストは芸能人やモード関係が出入りするスノッブ・パラダイスとなった。
今、カフェ・フランセがある場所には昔(1990年代終わりごろまで)2件の伝統的なカフェがあった。コスト兄弟は2件とも買って、ぶち抜き、大きなカフェにしたというわけ。
私がこのカフェを選ぶもうひとつの理由は猫。カフェに住んでいる猫がいるからだ。
小柄で美しい猫は空いている席で眠り、

「まあカワイイ、こっちにお出で」というお客を無視し、広いカフェを自由に歩き回っている。

友人に大の猫嫌いがいて(前世はネズミだったそうだ)、当然うちには寄り付かず、このカフェに猫がいるのを知らずに(ほんとに)連れてきたら大変なことになった。
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バス停に着いたら、中年のフランス男と韓国人らしき女性が路線図をのぞき込んでいる。
女性は20代そこそこの若さで、綺麗な子。
「ホラ、ここで降りればいいんですよ」と英語で中年男。
「サンキュー」
そこで会話は終わるかと思ったら、
「どこから来たんですか?」と中年男。
「は?」
フランス人の英語ってわかりにくい。
「ど・こ・か・ら・き・た・の?」
「ソウル」(やっぱり)
「ソウルのどこ?」
「北の方・・・」
「パリにはいつまで?」
目の端で観察していると、中年男は少しずつ距離を縮めて接近し、それにつれて女の子は少しずつ後ずさりして、私の視界から見えなくなる。
中年男は、誰と来たのか?パリのどこに行ったか?とかつまらない質問を次々にし、こいつ、お茶にでも誘うつもりだろうか?

image:les brèves d'ans
バスが来るまで後3分。ヤダ、男は女の子の肩に手をかけたりしている。
そこへやっとバスが来た。
女の子はグッバイと入り口に向かい、男は、バスに乗らず(つまりバスを待っていたんじゃなく)手を振っている。
ちょうど私の向かい側に座った女の子は「まったく、ヤレヤレ」という顔をした。
まったく。こういう暇でマメな男がいるんだわ。
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女性は20代そこそこの若さで、綺麗な子。
「ホラ、ここで降りればいいんですよ」と英語で中年男。
「サンキュー」
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「どこから来たんですか?」と中年男。
「は?」
フランス人の英語ってわかりにくい。
「ど・こ・か・ら・き・た・の?」
「ソウル」(やっぱり)
「ソウルのどこ?」
「北の方・・・」
「パリにはいつまで?」
目の端で観察していると、中年男は少しずつ距離を縮めて接近し、それにつれて女の子は少しずつ後ずさりして、私の視界から見えなくなる。
中年男は、誰と来たのか?パリのどこに行ったか?とかつまらない質問を次々にし、こいつ、お茶にでも誘うつもりだろうか?

image:les brèves d'ans
バスが来るまで後3分。ヤダ、男は女の子の肩に手をかけたりしている。
そこへやっとバスが来た。
女の子はグッバイと入り口に向かい、男は、バスに乗らず(つまりバスを待っていたんじゃなく)手を振っている。
ちょうど私の向かい側に座った女の子は「まったく、ヤレヤレ」という顔をした。
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2019.07.09 | カテゴリー:映画/TVシリーズ
ネヴァダの草原、野生の馬が群れている。
寝そべっていた馬が突然ピンと耳を立てて起き上がる。人間が感知できない音か気配に気づいたのだ。
数秒後にヘリコプターの音が聞こえてくる。馬の群れはヘリから逃げようと駆け出す。自由で美しい馬たちのギャロップ。しかしその先には囲いができていて、馬たちは追い込まれる。
ネヴァダの刑務所では野生の馬、ムスタングの調教を受刑者の《社会復帰プログラム》に組み込んでいた。
調教された馬は、競売にかけられ国境警備隊や警察に引き取られていく。
受刑者のロマンは人間関係を一切拒絶し、面会に来た娘にさえ「もう2度と来るな」と。

怒りや後悔を自分の中に閉じ込め、それは突然、暴力になって噴出する。
刑務所の教育者は野生馬の調教にロマンを加えた。とりわけ手懐けにくい馬を与えられ、性格の似た人間と馬の戦いが始まる。

ネヴァダの刑務所で実際に行われていることをもとにした『Nevada/ネヴァダ』(原題は『The Mustang』)

堂々とした体躯に甘いマスク、寡黙で何を考えているか読めない元殺人犯がはまり役、マティアス・スーナールツのために作られたような物語だ。
馬を調教するうちに、自分でコントロールできなかった感情も調教していく。
土色の荒野と馬、オレンジの囚人服、常に警戒していないと生き延びられない刑務所の暮らし・・・シンプルなシナリオだけど引き込まれる。女性監督なのね、びっくり。
私は猫で十分で馬を飼おうとは思わないけど、物言わぬ動物には愛おしさを感じて、最後で泣いた。
でもこのシーンではない。

photos:allociné
NEVADA
監督:ロール・ド・クレモン=トネール
主演:マティアス・スーナールツ、ジェイソン・ミッチェル、ブルース・ダーン他
1時間36分
フランスで上映中(お早めに)
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寝そべっていた馬が突然ピンと耳を立てて起き上がる。人間が感知できない音か気配に気づいたのだ。
数秒後にヘリコプターの音が聞こえてくる。馬の群れはヘリから逃げようと駆け出す。自由で美しい馬たちのギャロップ。しかしその先には囲いができていて、馬たちは追い込まれる。
ネヴァダの刑務所では野生の馬、ムスタングの調教を受刑者の《社会復帰プログラム》に組み込んでいた。
調教された馬は、競売にかけられ国境警備隊や警察に引き取られていく。
受刑者のロマンは人間関係を一切拒絶し、面会に来た娘にさえ「もう2度と来るな」と。

怒りや後悔を自分の中に閉じ込め、それは突然、暴力になって噴出する。
刑務所の教育者は野生馬の調教にロマンを加えた。とりわけ手懐けにくい馬を与えられ、性格の似た人間と馬の戦いが始まる。

ネヴァダの刑務所で実際に行われていることをもとにした『Nevada/ネヴァダ』(原題は『The Mustang』)

堂々とした体躯に甘いマスク、寡黙で何を考えているか読めない元殺人犯がはまり役、マティアス・スーナールツのために作られたような物語だ。
馬を調教するうちに、自分でコントロールできなかった感情も調教していく。
土色の荒野と馬、オレンジの囚人服、常に警戒していないと生き延びられない刑務所の暮らし・・・シンプルなシナリオだけど引き込まれる。女性監督なのね、びっくり。
私は猫で十分で馬を飼おうとは思わないけど、物言わぬ動物には愛おしさを感じて、最後で泣いた。
でもこのシーンではない。

photos:allociné
NEVADA
監督:ロール・ド・クレモン=トネール
主演:マティアス・スーナールツ、ジェイソン・ミッチェル、ブルース・ダーン他
1時間36分
フランスで上映中(お早めに)
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2019.07.07 | カテゴリー:モード・コスメ
服もそうだけど、いい中級ブランド靴を見つけるのが難しい世の中。
Heyraudというブランドは200ユーロくらいで足に合った靴が見つかったけど、安ブランドErumに買収され、店の殆どがなくなっている。
あちこちにあるJonakで買った娘の靴は、靴修理に持っていったら「靴底が革じゃないんで修理できない」と言われた。「ほら、これ段ボールだよ」 段ボール!!
つまり、中級だったブランドは下降し、ピンキリ二極化が進んでいる。その中で生き残って欲しいのはCarel。
適度に流行で、私の足に合い疲れない。
ちょうどディオールのニュールックの頃生まれたグルノーブル出身のブランドで、最初のブティックは1952年にできた。
当時の広告。

photo:carel.fr
昔、これの猫バージョンを持っていた。

photo:carel.fr
サンダルはここのソルドを狙おうと、サイトで下調べ。
色が綺麗なんで赤にも惹かれたけど、服を選ぶからね・・・

carel.fr
結局、ギャラリー・ラファイエットで右下のキャメルのサンダルを買う。255ユーロが30%引きで178.5ユーロ。

carel.fr
そういえば、ネットでCarelを検索したら、いきなりブリジット・マクロンが出てきた。

ドレスはLouis Vuitton, 靴はCarelだって。
大抵LVの服を着ているから靴までそうかと思ったら、靴は自分の好きなブランドを選ぶのかな、とちょっと身近に感じた。
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Heyraudというブランドは200ユーロくらいで足に合った靴が見つかったけど、安ブランドErumに買収され、店の殆どがなくなっている。
あちこちにあるJonakで買った娘の靴は、靴修理に持っていったら「靴底が革じゃないんで修理できない」と言われた。「ほら、これ段ボールだよ」 段ボール!!
つまり、中級だったブランドは下降し、ピンキリ二極化が進んでいる。その中で生き残って欲しいのはCarel。
適度に流行で、私の足に合い疲れない。
ちょうどディオールのニュールックの頃生まれたグルノーブル出身のブランドで、最初のブティックは1952年にできた。
当時の広告。

photo:carel.fr
昔、これの猫バージョンを持っていた。

photo:carel.fr
サンダルはここのソルドを狙おうと、サイトで下調べ。
色が綺麗なんで赤にも惹かれたけど、服を選ぶからね・・・

carel.fr
結局、ギャラリー・ラファイエットで右下のキャメルのサンダルを買う。255ユーロが30%引きで178.5ユーロ。

carel.fr
そういえば、ネットでCarelを検索したら、いきなりブリジット・マクロンが出てきた。

ドレスはLouis Vuitton, 靴はCarelだって。
大抵LVの服を着ているから靴までそうかと思ったら、靴は自分の好きなブランドを選ぶのかな、とちょっと身近に感じた。
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オデオンに行く用事があって87番のバスに乗った。
最近のバス路線大変更で、これまでPorte de Reuilly⇔Champs de Marsだった87番は、Porte de Reuilly⇔Invalidesになった、のはまだ許せるけど、オデオン、セーヴル・バビロンを通らなくなり、セーヌ左岸を通る。
つまりオデオンへはサン・ミッシェルで降りて歩くしかない。
見づらいけど、ピンクの部分が変わった。

バスがトゥルネル橋を渡ったところで運転手さんが突然、
「このバスはアンヴァリッドまで行かず、まっすぐ行ったとこで終点になります」とアナウンスした。
車内ザワザワ。
デモとか渋滞で、バスが急に路線変更するのは珍しくない。
すると中年のオジサンが運転席までやってきて、
「まっすぐ行かれると困るんで、ちょっとそこを右に曲がってもらえないかな」
あんた、タクシーと間違えてない?
「いえ、まっすぐ行って終点です」と運転手さん。
「でも原則として右に曲がるじゃない?」とオジサン。
たしかに通常のコースは右に曲がって河岸を走るんだけど、
「でも事故だか何だか知りませんが、曲がるなという指示なんで」
「でもちょっとだけだから」とオジサンはしつこい。
メトロにだって「そこを曲がれ」と言いそうだ。
そこへオバサンが2人が席を立ってきて、
「あの、ボン・マルシェに行きたいんですけど、行かないんですか?」
いかにもボン・マルシェで買い物しそうなマダム。
路線変更になってからセーヴル・バビロンは通らないの、ちゃんと路線図見てよ。
そしたら「右に曲がれ」のオジサンが、
「ちょっと僕が話してんだから」とオバサンたちを威嚇。この人、ヤバそう。
運転手さんもイラついてきて、
「“ちょっとだけなら”ここで降りて歩けばいいでしょう」
そして乗客全員に、
「ここで降りたい人は降りて、次のバスを待ってください」
「僕は降りない」と絡みオジサン。
「次のバスはいつ?」とボン・マルシェのマダム。
運転手さんは「知るか!」という顔。
そこへ思いっきりブランドで決めた中年マダムがやってきて、
「次のバスに今のチケット使えるかしら?」
金持ちほどケチなんだわ。
そこへバスの後部から、
「急いでるんです、早く出てください!」
一人も一人も自分勝手なこのやり取りを、私は最初面白がり、段々腹立たしく聞いていて、「オデオンに行くには降りるべきか降りないべきか」を検討していなかった。
降りるべき、と気がついたとき、乗客の大半は降り(結局、絡みオジサンも降りていた)扉は閉まっている。
「スミマセーン!降ります」と言うと、運転手さんから恐ろしい目で睨まれた。
アタシは四の五の言ってないのに・・・
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最近のバス路線大変更で、これまでPorte de Reuilly⇔Champs de Marsだった87番は、Porte de Reuilly⇔Invalidesになった、のはまだ許せるけど、オデオン、セーヴル・バビロンを通らなくなり、セーヌ左岸を通る。
つまりオデオンへはサン・ミッシェルで降りて歩くしかない。
見づらいけど、ピンクの部分が変わった。

バスがトゥルネル橋を渡ったところで運転手さんが突然、
「このバスはアンヴァリッドまで行かず、まっすぐ行ったとこで終点になります」とアナウンスした。
車内ザワザワ。
デモとか渋滞で、バスが急に路線変更するのは珍しくない。
すると中年のオジサンが運転席までやってきて、
「まっすぐ行かれると困るんで、ちょっとそこを右に曲がってもらえないかな」
あんた、タクシーと間違えてない?
「いえ、まっすぐ行って終点です」と運転手さん。
「でも原則として右に曲がるじゃない?」とオジサン。
たしかに通常のコースは右に曲がって河岸を走るんだけど、
「でも事故だか何だか知りませんが、曲がるなという指示なんで」
「でもちょっとだけだから」とオジサンはしつこい。
メトロにだって「そこを曲がれ」と言いそうだ。
そこへオバサンが2人が席を立ってきて、
「あの、ボン・マルシェに行きたいんですけど、行かないんですか?」
いかにもボン・マルシェで買い物しそうなマダム。
路線変更になってからセーヴル・バビロンは通らないの、ちゃんと路線図見てよ。
そしたら「右に曲がれ」のオジサンが、
「ちょっと僕が話してんだから」とオバサンたちを威嚇。この人、ヤバそう。
運転手さんもイラついてきて、
「“ちょっとだけなら”ここで降りて歩けばいいでしょう」
そして乗客全員に、
「ここで降りたい人は降りて、次のバスを待ってください」
「僕は降りない」と絡みオジサン。
「次のバスはいつ?」とボン・マルシェのマダム。
運転手さんは「知るか!」という顔。
そこへ思いっきりブランドで決めた中年マダムがやってきて、
「次のバスに今のチケット使えるかしら?」
金持ちほどケチなんだわ。
そこへバスの後部から、
「急いでるんです、早く出てください!」
一人も一人も自分勝手なこのやり取りを、私は最初面白がり、段々腹立たしく聞いていて、「オデオンに行くには降りるべきか降りないべきか」を検討していなかった。
降りるべき、と気がついたとき、乗客の大半は降り(結局、絡みオジサンも降りていた)扉は閉まっている。
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2019.07.03 | カテゴリー:モード・コスメ
アクセサリーで特に好きなスカーフ&マフラー。持ち服(特にコートやジャケット)の表情を変えてくれますよね。
しかし。ソルドが始まった先週はあまりに暑すぎて、首に何か巻く、と考えただけで汗が出た。冷たいタオル以外巻きたくない心境。
やっと平年並みになった今週、精を出して物色せねば。
高級ブランドじゃなくて、上質で個性的なスカーフなら最近迷わずイヌイトゥーシュ。
北フランスの海辺で、デザイナーの女性2人が書いた絵と、インドの機織り、印刷、刺繍の技術が出会って10年。
-デッサンに1週間
-デザイナーがインドに赴き、布地、印刷方法を検討に2週間
-布織りに3週間
-シルクスクリーンに1日
という工程で生まれるスカーフは毎シーズン40点以上。デザイナーも5人に増えた。
テーマは自然、動物、風景・・・だけど、巻いているときはモチーフみたいに見え、

広げると絵になっている。2CVというタイトル。


ライオンさんでした、という“開けてびっくり”が愉しい。

同じ絵柄の色違いもある。夏はコットン、コットン&シルク。秋・冬コレクションの素材はウール100%が中心。シルク、カシミア混もある。
目下春夏コレクションが30%オフ。例:75€→53€。
正方形のシルクスカーフもあるけど、このブランドは長方形がいい。一重巻きで両側に垂らすか、二重巻きでクシャクシャッとするか、鏡の前で試行錯誤。
デパートで最初にコーナーを作ったのが“敷居の高さ”で知られるボン・マルシェ。今はギャラリー・ラファイエット、BHVにもコーナーがあるけど、充実しているのはやっぱりオデオンとマレの路面店。

プレゼントにもいいし・・・夫にブルーの2CVを買ってあげようか?
Inouitoosh/イヌイトゥーシュ
オデオン店
21 rue de l’Odéon 75006
マレ店
17 rue des Blancs Manteaux 75004
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しかし。ソルドが始まった先週はあまりに暑すぎて、首に何か巻く、と考えただけで汗が出た。冷たいタオル以外巻きたくない心境。
やっと平年並みになった今週、精を出して物色せねば。
高級ブランドじゃなくて、上質で個性的なスカーフなら最近迷わずイヌイトゥーシュ。
北フランスの海辺で、デザイナーの女性2人が書いた絵と、インドの機織り、印刷、刺繍の技術が出会って10年。
-デッサンに1週間
-デザイナーがインドに赴き、布地、印刷方法を検討に2週間
-布織りに3週間
-シルクスクリーンに1日
という工程で生まれるスカーフは毎シーズン40点以上。デザイナーも5人に増えた。
テーマは自然、動物、風景・・・だけど、巻いているときはモチーフみたいに見え、

広げると絵になっている。2CVというタイトル。


ライオンさんでした、という“開けてびっくり”が愉しい。

同じ絵柄の色違いもある。夏はコットン、コットン&シルク。秋・冬コレクションの素材はウール100%が中心。シルク、カシミア混もある。
目下春夏コレクションが30%オフ。例:75€→53€。
正方形のシルクスカーフもあるけど、このブランドは長方形がいい。一重巻きで両側に垂らすか、二重巻きでクシャクシャッとするか、鏡の前で試行錯誤。
デパートで最初にコーナーを作ったのが“敷居の高さ”で知られるボン・マルシェ。今はギャラリー・ラファイエット、BHVにもコーナーがあるけど、充実しているのはやっぱりオデオンとマレの路面店。

プレゼントにもいいし・・・夫にブルーの2CVを買ってあげようか?
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