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スパイ小説みたいな・・・

ピオットル・パヴレンスキーは郊外のホテルで捕まり拘留された。
去年の大晦日の暴力行為とバンジャマン・グリヴォーのプライバシー侵害のダブルの容疑。

「ピューリタニズムと偽善を告発」などと大義名分を掲げているけど、どう見ても彼はチンピラ。裏にもっと大物がいて、彼はマリオネットに過ぎない、という説が有力だ。
ロシアの専門家という人がインタビューで、
「バンジャマン・グリヴォーは真の標的ではなかった」
そうなの?
「なぜなら彼(グリヴォー)は大物ではない。スキャンダルがなくたってパリ市長選には勝てなかった(確かに)。セックステープ暴露は『自分たちはこうやって一日で政治生命を絶ってしまうことができるんだぞ』という脅しだと思います」
では本物の標的は?というと、エマニュエル・マクロン。

マクロンは土曜日、グリヴォーのことには触れず、
「ヨーロッパの民主主義を揺るがそうとしているロシアに要注意」という発言をしている。
なんかスパイ小説みたい。

ロシアまで行かなくても国内で、グリヴォー氏の失墜でトクするのは誰か?というと・・・あまりいないんだわ。
パリ市長選はアンヌ・イダルゴVSラシダ・ダチ、女2人の争いになっていて、彼女たちが蹴落としたいのはライバルの女、グリヴォーではない。

何はともあれ、大統領の党から立候補者がいないと恰好つかないので、ラ・レピュブリック・アン・マルシュ党は、大急ぎで代替え候補を選出しなければならなかった。
メディア露出が大きく、知名度のある人物・・・で白羽の矢が立ったのは厚生相、アニエス・ビュザン。

agnes buzyn
photo:AFP

年金改革の旗頭であり、コロナウィルス以来は、毎日メディアに登場。武漢帰還者をすぐにバカンス村に隔離した処置は、反マクロン派からも評価された。
頼りになるオバサンという風貌で、印象に残るハスキーヴォイス。でも市長選挙まであと4週間弱、時間との競争だ。
誰がなるかわからないけど、次期パリ市長は女性、ということは確かになった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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