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ウィルスより伝染力があるパニック

だから大騒ぎをする必要はない、と健康相。
コロナウィルスの致死率は3%、2003年のSARSコロナウィルスは9%、エボラは50%、ペストは60%だったそうだ。しかもペストの時代、人は今みたいにあちこち旅行していなかった。

でも「用心してください」と政府広報は:
自分と他人を護るために
-頻繁に手を洗う(フランス人の30%がトイレに行っても手を洗わない!この機会に手を洗う習慣がつくといいのにね)
-咳やくしゃみをするときは口に肘を当てる(手を当てる人が多いので握手は避けたほうがいい)
-ティッシュペーパーは一度だけ使い捨てる(ポケットに入れて何度も使う人がいる。フランスのティッシュは日本のよりずっと厚いけど)
-病気に罹っていたら使い捨て外科用マスクを着用する。

コロナウィルス、フランス

さらに、5000人を超える、閉所(と戸外の一部)の集会は禁止になった。5000人とは“大勢”という解釈で、4900人ならいいというわけではない。パリでは:
2月29日のハーフマラソン中止。
有名な農業市は一日早く終了。
ファッション・ウィークでアニエス.bはショーを中止。
国際ツーリズム・サロン(3月12日-15日)中止。
パリ・ブックフェア(3月20日-23日)中止。
・・・関係者は頭を掻きむしっているけど、相手がウィルスなんで何も言えない。

ルーヴル美術館の職員は「撤退権」を行使して、日曜閉館にしてしまった。
入場者数世界一を誇るルーヴルには一日5000人以上が訪れる。
「ルーヴルは広大で、入場者は色々な部屋を徘徊している。一か所に5000人集まることはありえない」という反論もあったけど、「中国人が多く、イタリア人もいて怖い」と職員は月曜も扉を開けなかった。

でも日常では殆ど変化がない。メトロでも道でもマスクをつけている人は皆無に等しい。週末の映画館はいつも通り混雑していた。
スーパーにトイレットペーパーはあるけど、コロナビールの売り上げが落ちたそうだ。なにソレ。全然関係ないじゃない。

日本から帰ってきた友人が「かなりのパニックになってた」。
小中高を休校にする、というのは急進的な措置にみえるけど、どれほど効果があるだろうか?親は満員電車で仕事に通っているのに。経済に影響のないところを選び「ちゃんと国民の安全を考えて対処している」とこを見せたかった、と言われても無理がない。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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