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世界の終わりの前の最後の食事!

マクロン大統領の「全学校休校」から48時間後に、フランスはコロナウィルス第3段階に突入し、フィリップ首相が、
「すべてのカフェ、レストラン、クラブ、映画館、商店を14日の午前零時をもって閉鎖」を発表した。

いつもより怖い顔のフィリップ首相。この人、あご髭がメッシュになってるのね。

コロナウィルス、第3段階
photo: rfi:fr

友達夫婦が夕食に来るので、ラジオを聞きながらご飯を作っていた私は、文字通り飛び上がった。
商店も閉鎖!? 今、冷蔵庫と冷凍庫にあるもので何日食い繋げるだろうか?
すぐネットで見たら、
「国民の日常生活に不可欠でない公共の場所」が閉鎖。
不可欠な食料品店、朝市、薬屋、銀行、ガソリンスタンド、タバコ屋は開けていい。ホッ。

この決定の発端は、ここ3日で感染者倍増したこと(目下、計4499人、死者91人)。
さらにフィリップ首相が外に出たら、カフェには人が一杯で、頭を突き合わせておしゃべりしているではないか。
「必然の用事以外出かけるな」というお達しをフランス人が護っていない!と断固たる措置になった。

感染を食い止めるに正しい判断、ではあるけど、「ついに!」というショックはありますね・・・
夕食を作りながら、友達は果たして来るだろうか?
というのも、友達妻が心配して、
「明日どうする?私たちはともかく、ダンナたちが危なくない?」と電話してきた。
彼女のダンナもかなり年上で持病持ちなのだ。
「ウチは大丈夫だけど、あなたたちがいいように決めて」
「あなた、どうする?」と友達妻が夫に聞いている。
「僕は行きたい」
「じゃ、キスなし、握手なしで来てよ」
「何、持っていく?」
「ポーランドのウォッカ・・・ハハ、ジョーダンよ。白ワイン」
ということになっていた。

20時過ぎに2人はやってきた。
「世界の終わりの前の最後の食事!」と笑いながら。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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