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密集、密接の抗議デモ!

土曜日、娘のボーイフレンドがうちでブラブラしているんで、買い物を頼もうとしたら、
「デモに行くから・・・」
ジョージ・フロイドの死がきっかけでフランスでも警官の差別&暴力に抗議するデモが各地で起こっている。
土曜日の午後、レピュブリック広場で抗議デモが予定されていた。
前回のデモには娘も行くといい、
「パパには言わないで」
「・・・でも催涙ガスが始まったらすぐ逃げるのよ」
「わかってるって」
「メッセージ送ってよ、送らないとバラすから」
「はいはい」
と出かけて行ったが、今回はバイトで参加できない。

娘の彼、ティボーはコートジボワールとフランスのハーフで、警官から理由なく身分証明書を見せろ、と言われることがあるという。そういえばウチは猫までハーフ(動物の場合は雑種と呼ぶべきか)なので、私と夫がマイノリティになっている。

夕方、デモから帰ってきたティボーに、どうだった?と聞くと、
「警察が、広場の周囲をプレクシグラスの壁で囲ったんで動けなかった」
予定では、デモ隊はレピュブリック広場からオペラまで歩くことになっていた。
「じゃ、何時間もただ立ってたの?」
「そう・・・3時間くらい」
彼は、黒山の人が広場を埋めている写真を見せてくれる。

パリ、警官の差別&暴力抗議デモ
photo:yahoo.fr

「ソーシャルディスタンス」なんて存在しない恐ろしい光景(みんなマスクしてたよ、とティボーは言うけど)。
これでクラスターにならなければ、Covidは本当に撤退しつつあるということ。

パリ、警官の差別&暴力抗議デモ
photo: huffingtonpost.fr


メトロが怖いからと自宅勤務を続けている人たちが、こういう密集、密接、ほぼ密閉の集会には行っちゃうんだわ。

デモ隊と警官の小(大)競り合いはなかったものの、政党Génération identitaire が建物の屋根に上り「白人差別の犠牲者たちに正義を」という垂れ幕を降ろした。

パリ、警官の差別&暴力抗議デモ
photo:francetvinfo.fr

有色人差別に抗議しているデモ隊は「降りろ!降りろ!」と叫び、建物の最上階の住人は怒って、ハサミで垂れ幕を切りデモ隊の拍手を浴びた。
『Génération identitaire/アイデンティ世代』という政党は、マリーヌ・ルペンもビビる超右翼だ。

この日のデモ人数は警察発表で1万5000人、主催者側は10万人。実際はその中間だろうけど、あまり過小評価、過大評価すると真実味がなくなる。
デモ参加者はヴィデオで見ても若い人が圧倒的に多い。「環境問題」「貧富の格差」「フェミニズム」などのデモがあると、娘たちは出かけていく。政治に関心があるのはいいことだけど、2人とも「疲れた」というので、結局わたしが買い物に行くハメになった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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