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本は“生活必需品”か?

10月30日から生活必需品以外の小売店-衣料品店、本屋、花屋、化粧品屋・・・-はすべて閉まった。
花屋は死者の祝日用に大量の菊を仕入れていたので、数日の執行猶予になる。

一年に一度、お墓は菊で埋め尽くされる。

cimetiere-toussaint.jpg

怒りだしたのは本屋だ。
3月-5月のコンフィヌマンでも本屋は閉まり、Amazonと書籍コーナーを持つ大スーパーの2人勝ちになった(Amazon Franceは3月以来、売り上げが2倍以上)。
「本は精神の糧、必需品だ」「外出禁止の時こそ本が必要」「本屋が総倒れになる」・・・おっしゃる通り。
本屋だけでなく、出版社、作家の生計もかかっている。
「ワイン&アルコール店が開いているのになぜ?」という声もあった。
タバコやアルコールのアディクション系を閉めると国民の一部がキレるからでしょうね。
市長たちも「店内の人数、間隔を護るから本屋を開けてくれ」と言い出し、署名運動が始まり、カステックス首相が“決断”を下すことになった。
「衛生問題ではなく“公正さ”が問題になっている。そこで、スーパーの書籍、衣料品、化粧品、花の販売も禁止することにする」
ガーン!最悪。出版社をやっている夫は頭を抱える。
不公平ではないかもしれないけど、本の購入方法が恐ろしく限られ、業界の損失は大きい。
それにAmazonの一人勝ちってこと。Amazonが嫌いなわたしはどこで本を買う?

必需品じゃないものを隠すのに、スーパーには明日まで猶予が与えられた。
田舎にいる娘たちに言っとかなくちゃ。ま、田舎のスーパーで服を買うとは思わないけど。
「ハロウィーンでメイク買ったからもう大丈夫」と娘。

すごい!力作!不自由な隔離でも楽しめるのは”若さ”でしょうね。

halloween560.jpg

村の子供たちにあげようとキャンディーやチョコを買ったのに、
「誰も来ないから、自分たちで食べた」
この村でハロウィーンは流行らないのか、それともパリから来た人間を恐れているのか・・・?


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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