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「クリスマスに何をもらった?」

と聞くのが好きだ。
日本語の生徒さんマリエットにSkypeで聞いたら、彼女はしばし考え込んで(この質問をするとしばし考える人が多い)
「本とセーター」
リタイアした未亡人の彼女はヴィレットのタワー13階にひとり暮らし、25階に住む息子さん家族とクリスマスを祝った。
「息子さんには何をあげました?」
「息子さんにジャケットをあげました」(何度か言ったけど自分の息子に“さん”をつける)
「息子さんは奥さんから何をもらいました?」(コレ、フランス人も苦労する『あげる・もらう・くれる』の練習になっている、フフフ)
「ルブータンのくつ」
「!!!」
そういう配偶者、わたしも欲しい。
母親からジャケット、妻からルブータンの靴なんて、
「息子さんはおしゃれなんですか?高かったでしょ?」
「60パーセントオフでした」
そういうセール、わたしも行きたい!
「ふつうのくつで、底が赤いだけ」

メンズも赤い底なのね。でも見せるためにはこういうスタイルをしなければならない・・・

leboutain homme
photo:pinterest.fr

肩こりがひどくて、週に一回通っているキネ(マッサージ)の先生にも同じ質問をした。
大柄でエネルギッシュな若い女性で、マッサージも力強く、時々押しつぶされそうになる。
何をもらったっけ?と彼女もしばし考え、
「パズル・・・」

地方出身でパリひとり暮らしの彼女のような人や学生にとって、外出禁止は一番つらい。
「夜は映画、お芝居、スポーツクラブ・・・寝に帰るだけだった」のに、映画館、テアトル、スポーツクラブが閉まり、仕方なくパズルをするようになった、という話を家族にしたら、クリスマスプレゼントはパズルだらけになった。
彼女はそんなに嬉しくないみたいで、
「来年はパズルをする時間がない年になるといいんだけど・・・」
ほんと、その通り。

出口の光が見え隠れするトンネルの中を歩いていたようなフランスの1年。
異常な1年の“ふつうの生活”におつき合いくださり、心からありがとうございます。
新しい年がより平穏で、2020年よりいい年になりますように!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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