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ある日突然、滞在許可証が

間もなく切れることに気づいた。1月23日。
パスポートの時は「この写真、やけに若い」と思ったら、もう切れていたので、事前に気づいただけでもマシだ。

すぐに警視庁のサイトを見たら、コロナのせいできっちりアポイントを取らないといけないことになっている。
確か10年前は、番号札を取って、大きな待合室で待ったような・・・あれは20年前?
10年前のときは、間際で写真が小さすぎるか大きすぎると言われ、外に撮りに出るハメになった。
感じの悪い係員オバサンに腹を立て、ちゃんと説明を読まなかった自分に腹を立て、世の中にウンザリという表情の写真になった。更新すればこの写真ともおさらばできるのだ。

サイト上でアポイントを取ろうとしたら一番早くて3月10日!
仕方なくそれを選び、でも1月24日から1か月半、どうする?
と夫に言ったら、「ゼ・パ・グラーヴ」。自分のことは何でも重要なのに、人のことは「大した事ない」になる。
「隠れてればいいじゃないか?」
「・・・・」
サイトで「contact」のページ(簡単には見つからないようになっている)を探し出し「こういうわけなので、レセピセをください」というメッセージを送った。
Récépissé/レセピセとは更新願いの受領書のことで、滞在許可証代わりになる。

滞在許可証レセピセ

間もなく自動返信が来た。
「あなたのメッセージを受け取りました。8日間経って返信がなければまた連絡してください」

フランスは役所仕事がのろいというか融通がきかないので有名だ。
コロナワクチン接種が遅々として進まないのも、ひとえに行政の複雑さのせいと言われている。
ワクチンはEhpad/エパッドと呼ばれる老人ホームの入居者が最優先で始まった。
接種は義務ではないので(義務にするほど数がない)本人の同意が必要だ。
本人が納得してサインすれば問題ないけど、認知症の患者さんは家族か後見人を呼び出してサインしてもらう。
大して複雑な話じゃないのに、Ehpadの責任者に健康省から送られた「コロナワクチン接種要綱」は48ページもあった。
1ページで済むものを48ページもの要綱を作るから時間がかかり、責任者が読むのも時間がかかり、スタートが遅れたのだ。

だから8日以内に返事が来るとは思えない。
文句を言えば「ぎりぎりでアポイントを取ったあなたが悪い」と言われそうだ。その通りなんだけど。
この国にいると忍耐力が養われる。(続く)


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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