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2021.02.01 | カテゴリー:ニュース
一月半ば『全国18時から夜間外出禁止』になってから、医療関係者は「早くロックダウンにすべき」と繰り返し、メディアも「ロックダウンは避けられない」というメッセージを流し続けた。
その結果、誰もが「いつ発表になるか?」とハラハラするようになっていた。
仕事の打ち合わせを決めるのに「ロックダウン解除後にしましょう」という返事も来て、アララ、そんな差し迫った話になってるの?
ところが金曜日の夜。マクロン大統領、首相、関係大臣が議論した後、出てきたのはカステックス首相。
しかし発表の場所がエリゼ宮なので「発表するのはわたしだけど、決めたのは親分(大統領)」という意味合いらしい。

カステックス首相ってアルベール・デュポンテルによく似てません?

(元へ)そして開口一番「ロックダウンにはしない」
ニュースキャスターも一瞬あっけにとられた。
その代わり、
〇EU圏外の国へ(からの)行き来禁止。
〇2万㎡以上の食料品を除くショッピングセンター&デパート閉鎖
という新たな規制も「ロックダウンにならない!」というニュースのインパクトで霞んだ。
よく考えると、日本には行けないということで、個人的には重大事なんだけど。
日曜日の朝、著名らしい心理学者が「フランス人の今の精神状態を考えた巧妙な方策だ」
どうして?
彼曰く「ロックダウン噂が流れ始めてから、不安で呼吸が苦しくなったり鬱状態になって精神科や分析医を訪れる人が一気に増えた。このニュースにほっと胸をなでおろした人が大多数に違いない」
さらに「今後ロックダウンになるか否かの鍵は、あなた方の手中にある」とカステックスの言葉を取り上げ、
「これまで政府は、外出するな、隠れパーティするな、マスクを外すな・・・とうるさく言い、守らないと罰してきた。つまり、国民を“子ども扱い”してきたのに『鍵はあなたたちの手中にある』と責任を投げた。これは、落ち込んでいた精神状態を持ち上げる効果がある」
ふむ、なるほど。
マクロンを躊躇させていた理由のひとつは”国民の許容範囲”だったから、この方策になったのか。
心理的にはよい方策でも、医療的、経済的には「したほうがいい」のかもしれない。
コロナ時代の指導者は、この3つを秤にかけなければならないのだ。
マクロン叩きしかしない野党の党首らに「そんなら自分でやってみろ」と言いたくなる。


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その結果、誰もが「いつ発表になるか?」とハラハラするようになっていた。
仕事の打ち合わせを決めるのに「ロックダウン解除後にしましょう」という返事も来て、アララ、そんな差し迫った話になってるの?
ところが金曜日の夜。マクロン大統領、首相、関係大臣が議論した後、出てきたのはカステックス首相。
しかし発表の場所がエリゼ宮なので「発表するのはわたしだけど、決めたのは親分(大統領)」という意味合いらしい。

カステックス首相ってアルベール・デュポンテルによく似てません?

(元へ)そして開口一番「ロックダウンにはしない」
ニュースキャスターも一瞬あっけにとられた。
その代わり、
〇EU圏外の国へ(からの)行き来禁止。
〇2万㎡以上の食料品を除くショッピングセンター&デパート閉鎖
という新たな規制も「ロックダウンにならない!」というニュースのインパクトで霞んだ。
よく考えると、日本には行けないということで、個人的には重大事なんだけど。
日曜日の朝、著名らしい心理学者が「フランス人の今の精神状態を考えた巧妙な方策だ」
どうして?
彼曰く「ロックダウン噂が流れ始めてから、不安で呼吸が苦しくなったり鬱状態になって精神科や分析医を訪れる人が一気に増えた。このニュースにほっと胸をなでおろした人が大多数に違いない」
さらに「今後ロックダウンになるか否かの鍵は、あなた方の手中にある」とカステックスの言葉を取り上げ、
「これまで政府は、外出するな、隠れパーティするな、マスクを外すな・・・とうるさく言い、守らないと罰してきた。つまり、国民を“子ども扱い”してきたのに『鍵はあなたたちの手中にある』と責任を投げた。これは、落ち込んでいた精神状態を持ち上げる効果がある」
ふむ、なるほど。
マクロンを躊躇させていた理由のひとつは”国民の許容範囲”だったから、この方策になったのか。
心理的にはよい方策でも、医療的、経済的には「したほうがいい」のかもしれない。
コロナ時代の指導者は、この3つを秤にかけなければならないのだ。
マクロン叩きしかしない野党の党首らに「そんなら自分でやってみろ」と言いたくなる。


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