バカロレア英語の試験問題のひとつに抗議して、受験生たちがこの問題を“無効”にしてくれ、とネットで署名運動を始めた。
既に1万1000の署名を集めたとか。

「英語バカロレアの最初のテキスト無効」の署名用紙
バカロレア英語の試験問題に抗議

問題になっているのは読解力テスト。アリス・ホフマンの『The Museum of Extraordinary Things』からの抜粋で、20世紀にマンハッタンが飛躍的に発展したことが描かれている。で、最初の質問が、
「この場面はどこの都市で起こっているか?文中、2つの根拠から説明せよ」
抗議している受験生たちはマンハッタンがNYにあることを知らなかった、というわけだ。
「これは、一般教養についての質問で、授業でやったこととは全然関係ない」
「私の成績は総合平均17点(20点満点の17点は非常にいい成績)なのに、マンハッタンでしくじるなんて(試験問題が)許せない」
「マンハッタンとハドソン河がNYにあるなんて、すごい個人的知識が必要だ」
“すごい個人的知識”かね・・・抗議に答えた英語教師は「バカロレア試験は授業でやったことだけでなく、一般教養、文化知識を動員して答えるもの」そりゃそうだ。誰も知らない田舎町ならともかく、それに英語の試験だもの・・・
一方、NYと知っていた受験生たちは署名組をあざ笑い、ネット上は喧々諤々になっているみたい。

日本の18歳の何割が、マンハッタンはNY、と知っているだろうか? “受験勉強”だけやっていた学生が陥りやすい“罠”・・・そういう私だって、マンハッタンはいくらなんでも知ってるけど、「ハドソン河はどこ?」と聞かれたら、「ロンドン・・・?」とか言いそうだ。

しかし。労働法改革反対のストにしろ、この国の人間は抗議・示威運動がとことん好きなんだ。

うちの猫たちもまだ「もう旅行に行くな」ストを続けている。あまり寝心地良さそうじゃないのにね・・・

タマ&リュリュのスト

「このスーツケースは猫にやるしかないか」と夫。そこで折れちゃダメなんだって!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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