鼻にピアス ?!

娘が、鼻の穴と穴の間に穴を開けてワッカをつけたいと言い出した。セプタムと呼ばれているヤツ。
「牛みたいじゃない」
「ひどい!可愛いんだから・・・ホラ」
とFKA twigsの写真を見せる。ファンで、パリのコンサートにも行った。

FKAツイッグス

「全然危なくないし、アタシに似合うと思うけど」
と、娘は小さなワッカを鼻につけて見せる。確かに似合わないことはないけど、やっぱり牛みたいだ。
「私は反対」
「なぜ?」(子供の“なぜ?”は要注意。考えて答えないと突っ込まれる)
「鼻のピアスは、耳たぶよりずっとスタイルの主張があるでしょ、先住民スタイルだかネオヒッピーだか知らないけど。それに軟骨に穴を開けるのはやっぱり怖い。鼻が変形したらどうするの?」
「・・・・」
議論はそこで終わったが、どうしてもやりたければ隠れてやるだろうね、ヤレヤレ・・・

翌日、娘が突然
「やめたわ」
「?」
「鼻ピアス。ポーリーヌ(友達)が、親の反対を押し切って鼻ピアスをやっちゃったら、それ以来、母親は彼女の鼻しか見ないんだって。強迫観念みたいに。それで母親との関係が悪くなっちゃったって。だからやめた」
「あ、そう」と私はまじまじと娘を見た。
骨に穴開けるのが怖い、とか、自分のスタイルに合うかどうか?が問題ではなくて。この子は、親との関係が悪くならないほうがいいと思ってるんだ。お見それしました。
子供との付き合いは、こういう嬉しい驚きと不測の驚きの繰り返し。

数日後、娘宛に小包が届いた。「ネットで買った」という鼻ワッカが3つ。
「ね、似合うでしょ?」
髪を三つ編みにすると、確かに似合う。認めない訳にはいかない。
「見かけは全く同じじゃない。痛い思いして穴を開ける必要がどこにある?」
「まぁそうだね」
鼻ピアスは今のところ一件落着、次は・・・タトゥーかな?

『ワカメちゃんがパリに住み続ける理由』のKindle版がでました。大幅に書き下ろしていますので、ブログを読んでくださっている方も是非!よろしくお願いします。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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