8月の長い週末:フィジャック

フィジャックは、南西フランス、ロット県にあり、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にある町(ピレネー山脈を越えて、キリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラに至る巡礼。フランスだけではなく、世界中から巡礼者が通過する)。
パリから車で8時間かけてやってきたのは、巡礼者と一緒に歩くためでは全くなく、義弟夫妻に会うため、彼らが始めたションブル・ドット(民宿)を訪ねるためだ。

夫の弟、ジャン=ルイは、もと弁護士。有能だったのに、遊び好きで稼いだお金を全部使ってしまい、税金を払わなかったりして、弁護士を辞め(させられ)、ドーヴィルの近くでクラブを経営を始めたが、飲みすぎと過労(夜更かし)で黄疸になった。

独身で、“正規の彼女”は数年ごとに変わり、並行して一時的な恋人もいた。ある夏など、2人の彼女に、同じ日にバカンスに発つ約束をして、出発当日、実家に隠れるはめに。お母さんが「さあ、どこにいるんでしょうね・・・」と電話応対をさせられた。

50歳のとき、かって弁護したコルシカ女性(未亡人)と一緒になり、パリにコルシカ料理のレストランを開く。プラザ・アテネにいた料理人をシェフにして料理は美味しく、開店翌年にはミシュランにも掲載されたのに・・・従業員の雇いすぎ(つまり、働かなすぎ)で大赤字になり閉店。
2年前、フィジャックに家を買って、ションブル・ドットを始めた。もと弁護士だから口が達者で、話が面白く、サービス精神があって接客業には向いている。しっかり者のコルシカ・マダムが同じ失敗を繰り返さないように目を光らせ、今度はうまく行っている。

セレ河のほとり、13世紀から15世紀の建物が多い。人口1万人の町、フィジャック

フィジャック

“民宿”という名称が似合わない立派な民宿。4階建て400平米の建物を38万ユーロで買った、という信じられない話。パリでは20平米のスチュディオの値段だ。

フィジャック、ションブル・ドット

最上階の部屋はバスタブが部屋の中にある。カップル向き。一泊朝食つき85ユーロ。

フィジャック、ションブル・ドット

この風景を見ながらお風呂に入れる!

フィジャック、ションブル・ドット


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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