長谷川たかこのパリのふつうの生活
気になるニュース、お薦めの映画、
おかしな友達、子供の暮らし・・・
パリのふつうの日常
daisys

春になると(そう、フランスはやっと春!)必ず一度は買ってしまうのが雛菊。丸く小さい花が、丸く小さいブーケになって、短い間花屋さんの店先に登場する。衣食住が優先して、滅多に花を買わないけど、買ったときは「花のある生活は素敵!」と喜ぶ。

雛菊のブーケを買った夜、ゴミを捨てに行ったら、赤い薔薇の花束が捨ててあった。ちょっと元気がないけど、まだまだきれい。なぜ捨てたんだろう?・・・と花束を持って家に入ると「わー誰にもらったの?」と娘。
そんなんじゃないって、と水切りをして薔薇を花瓶にさした。深紅で美しい。

roses

「好きでもない男性から贈られたので捨てたのかな」と私。
「好きな人からもらったけど、その後喧嘩別れになって、悔しくて捨てたんだ」と娘。
2人で薔薇をめぐる物語を作る。

素敵なシーンに出くわしたことがあった。花屋の前で近所の知人にばったり会い、立ち話をしていたら彼の奥さんが通りかかった。「何をしているの?」と奥さんが尋ねると「君に薔薇を贈ろうかと思って・・・」

翌朝、水を吸った薔薇はピンと元気を取り戻していた。突然、ブーケが2つも。花があると文字通り、生活に彩が加わる。豊かな気分。
それだけに、日本で起こっているチューリップ荒らしはショックだ。
page top

コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
Copyright © 2007 長谷川たかこのパリのふつうの生活 :: french-code blog. all rights reserved.