フランス人2人に1人がデブ

という調査結果が出て、一日話題になった。
2013年から3万人のパネル(男女同数、30歳~60歳)を対象に、健康&医学調査国立インスティテュートが行った調査によると、
*フランス男性の41%、女性の25、3%がsurpoids/超過(BMI:体重(体重÷身長(m)の2乗が25以上)
*BMI 30以上のobèse/異常肥満は男性15,8%、女性15,6%。
足すと男性の56,8%、女性の40,9%、ならして2人に1人が肥満。

フランス人2人に1人が肥満

日本のBMI 30以上は男性4,5%、女性3,3%・・・
『フランス女性は太らない』というような本タイトルに「え?誰のこと?」「それ、皮肉?」とフランス人が驚くはずだ。

男性のほうに肥満が多いのは、医学的には説明できないそうだけど、「太った男性は”恰幅がいい“と言われ、太った女性ほどネガティヴなイメージがない(差別!)ので、痩せる努力をしないのではないか」と調査に加わった研究者の意見。

年齢は男女とも年齢にほぼ比例し、60歳過ぎに肥満が多い。

フランス人2人に1人が肥満

逆に反比例は、収入と体重の関係:収入が減るほど体重が増える。

フランス人2人に1人が肥満

月収450ユーロ(約5万円)以下の女性の30%以上が超過体重、一方月収4200ユーロ(約45万)以上の女性はわずか7%。
男性ではこれほど格差がなく、低所得者23%、高所得者9%。
この理由は言うまでもなく、低所得者には“健康的でバランスのとれた食事”が取りにくい。ニュースキャスターの言葉を借りると「脂っこくて甘いものは安い、ということです」
更に、運動器具を買う余裕やスポーツをする機会がない。女性の格差は、高給取りの女性がスパやジムや健康食にお金を使っているから?きっとそうだ。

地域差も大きい。

フランス人2人に1人が肥満

ノール県(県庁所在地リール)が25,6%で不名誉な1位。原因はやっぱり食生活。北仏はラード(フライドポテト用)、ビール、アルコール類の消費が圧倒的に多い。パリは10,7%と肥満が一番少なく、リヨン、ボルドーの大都市もこれに近い12-13%。

ヨーロッパの口ではアイルランド、マルトが肥満トップ(男性の76%が過剰体重)、スイスが一番ほっそり(33%)、フランスはランキングの真ん中とか。
こっちで「日本人はなぜ太らない?」という本を出したら絶対売れそうだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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