あれから1年経つんだ・・・11月13日の連続同時テロ。
スタッド・ド・フランスでは試合が再開され、11区のレストランも前のようなお客数になっている。
死者90人、怪我人130人を出したバタクランだけが扉を閉ざしていた。あのコンサート会場の前を通るたび、テレビの実況にかじりついていた夜が蘇る。

バタクラン再開

1年後、11月12日(土)にバタクランが扉を開ける。全面改装(以前通りに)され、ステージに立つのはスティング!
「事件直後の最優先は犠牲者(とその家族)に話すことだった。メディアへの沈黙も、犠牲者たちの苦痛を考えたからだ。1年後の今日は、バタクランが生きていること、前進していることを世界中に見せなければならない」とディレクターのジェローム・ロングレ。
テロ当日、コンサートをしていたイーグルス・オブ・デスメタルも申し出たけど、犠牲者にとって生々しすぎる、と断ったそうだ。

その役目を買って出たのがスティング。ポリスのバタクラン・コンサートから37年後。

バタクラン、スティングのコンサート

彼は1サンチームのギャラも受け取らず、売り上げはすべて2つの犠牲者アソシエーションに贈られる。
チケットは8日(火)の朝からバタクラン公式サイトで発売。
・・・というニュースは11月4日、つまりかなり直前に発表された。
その日からチケット買いのスターティング・ブロックに立った私。
「バタクランの前に並んだら?」と息子。
「明け方から?」
「寝袋持って前夜から行くべき。スティングなら僕も行きたい」
彼は、ポリスとデヴィッド・ボウイとクィーンを聴かされて育ったという。いい教育じゃない。
でも私に並ばせて?この寒さにそんなことできるか!第一、サイトでしか売らないみたいだ。

8日朝10時発売と聞いて、10時前からバタクランの公式サイトへ。
「夥しいアクセスのため、少々お待ちください」とサイトは表示すらされない。4%・・・6%・・・読み込みのパーセントを時々見ながら、表示されたときは「完売」なんだろうな。1500席だし、犠牲者たちは招待される。
果たしてその通り。なんでも30分足らずで完売したとか。

行けなくても、バタクランが蘇るのは素晴らしい。前を通るとき気持ちがざわめくのは変わらないだろうけど。


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村




スポンサーサイト
コメント
もう一年経つのですね。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。私の親しい友達の友達が家族を失いました。悲しみは癒えることはないと思いますが、心から犠牲になられた方達のご冥福をお祈りしています。残された人たちの悲しみが少しでも軽くなりますように。
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ