半世紀経っても色あせない『男と女』

ドーヴィルの寄宿学校に入っている娘と週末を過ごし、パリに戻る電車に乗り遅れるアンヌ。
同じ寄宿学校に入っている息子と週末を過ごしたジャン=ルイは、アンヌを乗せて車でパリへ。

映画『男と女』

アンヌは映画のスクリプター、俳優でスタントマンの夫を撮影中の事故で亡くしている。
ジャン=ルイはレーサー、やはり妻に死なれている。
彼女と彼は急速に接近する・・・美しすぎる2人の、美しすぎる恋物語『男と女/Un homme et une femme』。

若いころのジャン=ルイ・トランティニアンは(若いころの)ケビン・コスナーに似てない?
2012年『愛、アムール』で久しぶりに姿を見せた

映画『男と女』

1966年の作品だからちょうど50年前。カンヌ映画祭のパルムドール、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など取りまくり、主題歌とドーヴィルを世界的に有名にした。
デジタル・リマスター版がパリで上映されている。最後に観たのは10年前?もっと?また観たいと思っていたので、娘に「一緒に来る?」というと意外にも「行く」
美術学校の先生から「古い映画を観ろ」と言われていて、秋休みはエリック・ロメールを観ていた。

冬のドーヴィル、誰もいない海岸を歩く2人、走り回る小さな子供たち・・・ロマンチックに浸っていると、アンヌがジャン=ルイに電報を打つシーンで「携帯電話なかったのね」と娘。
あるわけないだろ。電話だって、交換手に「モンマルトル1525お願いします」だ。
観に来ている人たちは、70代以上が多い。「年代を感じる」と言う声に振り向くとかなりのおじいさんだった。
そうかな?私は逆に、口説き方、突進する男、躊躇う女・・・何も変わっていないと感じた。
でも今日、こういう“美しい男女の、映画のような恋物語”を作ったら、「なにコレ?」と言われるかも。

『男と女』はルルーシュ、アヌーク・エメ、ジャン=ルイ・トランティニアン、冬のドーヴィル、ダバダバダ・・・だからできた不滅のマジックだ。
『Un homme et une femme』(1966)
クロード・ルルーシュ監督
主演:アヌーク・エメ、ジャン=ルイ・トランティニアン、ピエール・バルー
1時間40分

パリではレンヌ通りのArlequin、ゴブランの Escurial、
東京は恵比寿ガーデンシネマで上映中。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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