フレンチ・コスメ先端事情

フランスの高級コスメブランド、Sothys/ソティス。製品はパラファーマシーやデパートにおいていなくて、インスティテュートかスパでしか買えない。テレビドラマで「私、ソティス使ってるの」(わっハイソ!)というようなセリフが出てくるブランドだ。

その日本総代理店ソティス・ジャパンの研修団が毎年1月にパリに滞在し、研修の通訳をするようになって・・・もう5年!毎年3日間、新製品の成分、効用や、新しいエステ技術が紹介される。

このブランドの信念は、美しい肌は、サロンでのトリートメント+自宅での毎日ケアでしか得られない。つまりプロのエステティシャンの役割が大切なわけだ。貧富の差が大きいこの国で定期的にエステに通える人はほんの一握りで、当然その“一握り”に入っていない私は、時々「これでよいのだろうか?」と。

友人でエステサロンChichi Parisをやっているヴァンデック詩帆さんは「定期的に来ている人は本当に違う」と言うし、このソティスのインスティチュートには創立(1985年)以来、毎週1回ケアを受けにくるマダムがいるそうだ。
31年間、1年52週、そういうマダムは2か月はバカンスに行くだろうから44週×31年=1364回・・・“75歳にはなってるはずだけど、全然そうは見えない”というそのマダムに一度会ってみたいもんだ。

フォーブール・サントノレにあるInstitut Sothys

ソティス インスティチュート

これはVIPルーム。ドアの横には訪れた有名人のメッセージボードがあり、女優のエルザ・ジルベルスタイン、エマ・ドゥ・コーヌ、歌手のトマ・デュトロン(ジャック・デュトロンとフランソワーズ・アルディの息子)、前厚生相ロズリーヌ・バシュロ(あまり宣伝にならない?)など・・・

ソティス インスティチュート

第一、毎年お会いするソティス・ジャパンのスタッフも、5年来全然変わらない。「アラたかこさん、疲れてません?」なんて言われるとギョッとする。そんなわけで毎年1月は「今年はなんとかせねば・・・」と肝に銘じ、しかし長続きしない。

それはおいといて、最近の高級コスメの傾向のひとつ:
セラム(美容液)が不可欠:日本では長いこと“ローション+クリーム”だったような気がするけど、フランスでは、有効成分が凝縮されていて、値段も高めだけど少量ですむセラム(美容液)+クリームが増えている。

ネーミング:“アンチエイジング”という言葉を使わなくなり、その代わりjeunesse/若さ。
「肌の老齢化を防ぐ」より「若さ(自分の一番美しい時!)を維持する」という発想の転換?

そういえば日本語で「まあ、お子さん大きくなったわね!年を取るはずねぇ」というところを、フランス語では「ça me rajeunit pas/私が若くないってことね」というものね・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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