寒波、大気汚染、車規制

最近、ニュースでよくParticules fines(粒子状物質)という言葉が登場する。Particulate matterのこと、つまり大気汚染物質。
フランスの大都市部に大気汚染注意報が出る日があり、車をナンバーで規制(今日は奇数、明日は偶数ナンバー・・・)したり、メトロ・バスを無料にしている。車のナンバー規制は、あまり守られていない様子。
「今日は奇数の車ですが、あなたのナンバーは偶数ですよ」というラジオのインタビュアーに、
「あたしのナンバーが奇数だなんて全然知らなかったわ、オホホ」というとぼけたマダムまでいた。
そこで今日(23日)は、登録が1997年以前の車禁止、1997~2001年の車は、高速A86(パリとその近郊を囲む高速)以内禁止になった。
ドライバーはこれを見分けるシールを購入。

pollution_vignettes.png

左端は電気自動車(優等生)、1997年以前はシールなし。右端の5は1997~2001年で禁止。
シールを貼っていない車は罰金、最初のうちは22ユーロ、後に約3倍になる。(シールの間違いを指摘していただいてありがとうございます。車どころか免許も持っていないとこういうことなる!)

この規制に反対する人がいて、
「古い車は美しく、パリの風景に一役買っている。禁止するなんてとんでもない」
というトンデモナイ理屈のオジサンはシトロエン2CVに乗っていた。

この規制、パリ、リヨンで始まり、パリは水曜日まで。火曜はグルノーブルでもやるそうだ。
うちは車がないので、シールとか偶数・奇数とかあまり関係ないけど・・・駐車料金と駐車違反罰金の高さに夫がキレて、BMWを友達にあげてしまったのだ。以来私は、誰かが車で送ってあげる、というと狂喜する。

それはおいといて、日本では酷暑のときよく光化学スモッグ注意報が出る気がするけど。
なぜ真冬の寒い時に?と理解に苦しんでいたら、車の公害に加えて、
-暖房、特に薪の燃焼(なるほど、この国は暖炉で暖房する家がある)
-高気圧:冷たい空気はより重いので、粒子状物質を含んだまま地表面近くにたまる。その上、風がないので(冷たい風が吹いている気がしたけど、気のせい?)動かない。
と聞いてやっと納得。そういえば物理・科学は昔から苦手だった・・・

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コメント
愈々、パリの大気汚染も北京市並みに「昇格」か?
長谷川さま:寒中お見舞い申し上げます。

 3日間にも及ぶ化粧品代理店の社員研修会の通訳、お疲れ様でした。フランスから日本への輸出品と云えば、矢張り文化面でアピ-ル出来る分野の製品に限られるのでしょうか、化粧品とは通訳者にも身近で格好な話題となったのではないでしょうか?
 娘さんへのお土産まで付いて、何よりですね。

 ところで、冬本番を迎えパリ市内でも大気汚染が進み、車両の交通規制が導入されたとの由、10年程前の北京市内の汚染事情と交通規制を想起させる措置ですね。
 確か、昨年12月頃の北京市では、降雪・積雪があった後で、市政府が市民に対して「危ないから、外出を控えろ。雪に触れるな」と警告していました。例の大気汚染指標(AQI)であるPM2.5も、結構な値でした。
 自家用車両のプレート番号の奇数・偶数で区別して市内への乗り入れや通行を規制するのは、確か、シンガポールが最初だったと思います。それに倣って、北京市も車両規制を導入したのでしょう。
 これで愈々、パリも北京と型を並べる位置に「昇格した」訳ですね。でも、これは余り嬉しくない「昇格」ですね。お元気で。
Re: Yozakura様
コメントありがとうございます。
指数でみると、パリは北京ほどひどくはないと思いますけど・・・ほんと、不名誉な昇格、ノン・メルシー!と言いたいです。
この週末から寒さがぐんと緩んで、公害警報もなくなりました。
お元気で。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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