奥さんペネロープに50万ユーロを超える架空人件費を払っていたことが暴かれたフィヨン。
翌日TF1の20時のニュースに登場し、
「妻は、常に私のために働いてきた。彼女の協力なしに今日の私はありえない」
「弁護士である私の子供たちに仕事を頼み、報酬を払ったこともある」
「なぜこのスキャンダルが選挙の3か月前に炸裂するのか?」
「妻が架空雇用だったというメディアを告訴する」
「私の潔癖を司法の前で証明する」
・・・と熱く抗弁した、つもりが墓穴を掘る結果に:フィヨンが“仕事を頼んだ”という2005-2007年、2人の子供はまだ弁護士になっていなかったのだ。すぐにバレることなのに、どうして?

更にカナール・アンシェネの2/1号は「マダム・フィヨンに払われた額は実は831.440ユーロだった」
つまり、フィヨンが「最初はボランティアだった」と言った時期も払われていた。
これにマダム・フィヨンの2つ目のお仕事、出版社の報酬10万ユーロ(実際に働いたことを証明できない)+2人の子供に払われた8400ユーロを合計すると100万ユーロを超える。

更に、昨日(2/2)のEnvoyé spécial/特派員(France2のスクープ番組)は、2007年のペネロープ・フィヨンのインタヴューを見つけ出し放映した(このスキャンダルではメディアの速さにびっくり。フランス人もやろうと思えばできるじゃない・・・)
Sunday Telegraphのジャーナリストに、
「夫のアシスタントや、その種のことはやったことがありません。コミュニケーションだってしたことがないの」

ペネロープ・フィヨン インタビュー

番組は21.5%の視聴率で(私も観た)フィヨン夫妻に致命的だった。
政治家が家族を雇うことは禁止されていないし、奥さんや子供がアシスタントはよくあること。フィヨンの場合は、奥さんが実際に仕事をしたか?が実証できないこと。そして桁違いの額。
「お城に住めるわけだ」と夫。
「スーツも全部オーダーだもんね」と私。

ロワール地方、サルトにあるフィヨンのお城

フランソワ・フィヨンのお城


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから20年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書2冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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