親子4人惨殺:信じられない動機

犯人は、取り調べを受けていた、トルデック一家の父親パスカルの義弟(義兄かもしれないけど年齢が若いので一応義弟)。
家の中と車から見つかったDNAで疑いが向いた。

動機は6年前に亡くなったパスカルの父親の遺産問題。義弟は、パスカルが受け継いだ実家で金貨を見つけた、と信じ込んでいた。おそらくパスカルは否定し、それが原因で殆ど会わなくなっていた。
自供によると2月16日夜、義弟は一家の会話を盗み聞こうと、トルデック家に赴く(“赴く”といっても350㎞の距離、聴診器まで持っていたという執念)。11時半を過ぎ一家が寝ると、ガレージに忍び込み、家に入るカギを見つける。そのカギを取り落とした音で、パスカルと妻ブリジットが寝室から降りてきて鉢合わせ。パスカルは鉄梃を持っていて争いになり、義弟がそれを奪って夫婦を殴り殺す。次いで子供たちの寝室に行き、セバスチャンとシャルロットを殴り殺した。

義弟は自宅に戻って伴侶、つまりパスカルの実妹に反抗を話す。
数日後、2人はトルデック家に戻り、4人の死体をセバスチャンの車に積み、家の中の血痕を消した。
死体はバラバラにし一部は埋め、一部は焼いた、という想像するも恐ろしい自供。記者会見をした判事が言葉に詰まるほど。

死体は見つかっていない。

一家惨殺
photo:AFP

実在するかどうかしらないけど“金貨”に取りつかれた義弟の執念が年々膨れ上がり、計画的な犯行になった。

「つまりおばちゃん(夫の妹)夫婦が、遺産が理由で私たち4人を殺すのと同じ?」と娘。
例は悪いけど、構図としてはそういうこと。
「お金のために 、身内を殺すってこと??」
義弟だから血の繋がりはないけど、実の妹も共犯になっているから、まぁそういうことだ。
一時息子のセバスチャンに疑いが向いて、喜んだに違いない。
この事件は6年前のデュポン=ドゥリゴネス一家惨殺よりさらに震撼とさせる。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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