予期せぬ出来事

翌日は、海岸沿いの朝市広場に行った。途中、これから出発しようとしているパレードに出会う。
虹色のシンボルから判断するに、ゲイパレードみたい。

ヘルシンキ

朝市は観光客目当てで、観光グッズや食べ物の屋台が多い。地元の食生活が覗けるかと思ったらがっかりだ。
屋台では鮭のグリルも売っていて(贅沢な!)そそられるけど、この寒さ、外で食べたら凍える。気温16度、今にも降りそうな空、海沿いは風も強い。
1889年からある屋内市場があって 駆け込んだ。

marche couvert

スモーク・サーモン屋。たくさん捕れるくせに値段はフランスと変わらない。

marche_saumon.jpg

おお出た!クマの缶詰、隣はトナカイ 。「おみやげに買おうか」とクマさんの缶詰を手に取ったら48ユーロ。

marche_ours.jpg

「4.8ユーロかと思った」と夫。

バスに乗ったら、クリスタからSMS:「何時に発ちますか?」
「アラ、発つのは明日ですけど」
「いえ、予約は2晩で、間もなく次の人が来るんですけど」
「ウソ・・・」
記憶をたどると、最初ヘルシンキ2泊でサンペテルスブルグ4泊にしていた。その後「北欧の旅」に変更して、ヘルシンキ、ストックホルム3泊ずつにしようね、と決めて、ヘルシンキを延泊にするのを忘れていた、という恐ろしい事実に気づいた。
夫はロシアのヴィザで、私は宿の予約でドジ、これでお相子ね、なんて言ってる場合ではない。
携帯でホテルを探し始めた夫は、
「週末だし、満室もある。それに高い・・・」
「ほら、昨日Holiday innの前通ったじゃない」
「Holiday inn “プロモーション価格スタンダードルーム175ユーロ”」
「それそれ!」とすぐ予約した。

アパートメントに荷物を取りに帰ったら、クリスタは掃除をする様子もなく、テレビの前でポテトチップスを食べていた。次のお客、本当に来るんだろうか?彼女の宿泊料は65ユーロだった。

タクシーを拾ってホテルの住所を見せたら、それは“昨日通った”のではなく、街はずれの国際展示場の隣にあるHoliday innだったのだ。周囲はひと気のないビルばかり、冷たい雨。タクシーを降りた私たちはしばしボーゼン。
これがヘルシンキ最後のイメージになるんだろうか・・・

ヘルシンキ


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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