長谷川たかこのパリのふつうの生活
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パリのふつうの日常
Mention assez bien!
DATE : 2008-07-10-Thu Comment 0
bac grand

バカロレアについて色々と書いて、色々書いたのは息子が受けたからだけど、その後の結果を何もお話していなかったので、受からなかったのではと心配している方がいたら申し訳ありません。

発表は7月4日。さすがに息子は朝からイライラしている。発表は17時で、指定の高校に合格者の名前とmention(モンション)が張り出される。獲得点の合計が20点満点に換算され、半分の10点以上取れば合格、12点〜14点取るとmention assez bien(良)、 14点〜16点がmention bien(優)、16点以上mention tres bien(秀)、と3段階の評価がつく。進路によっては、合格だけでなくモンションつきが要求される。
8点〜9,9点の「あと一息」だった生徒は、発表の後に口頭の追試が行われる。

夕方5時が近づくにつれて私もソワソワ。
5時15分に電話がかかってきた。「受かった!哲学が15点、地理・歴史が17点・・・平均が13,8でmention assez bien」「すごい!良かったね」を私もどなり返して、あとは周囲のワーワーという声でよく聞こえなくなった。

バカロレアは日本の大学入試とすごく異なり、受かるのは(比較的)簡単、大学に残るのが大変、とくに1年目に落第する学生が多いらしい。だから内心受かるとは思っていたけど、良かった!ひと安心。そこでハタと息子の電話を思い出した:哲学15点、歴史で17点で平均が13,8点?
じゃ何が足を引っ張ったの?答えは文学と数学だった。


試験問題は全部、記述式。歴史は「冷たい戦争について」か「大衆民主主義について」に解説せよ、だった。こういう教育を受けたかった、と悔やまれる。年代を覚えることに必死で流れなんか頭に入っていなかった私の受験勉強。年代を忘れた暁には見事に何も残っていない。
そういえば、バカロレア受験者は毎年65歳くらいまでいるから、遅くないかもしれない・・・なーんて、受験勉強はもういいなあ。
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