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日曜の昼過ぎ、モンパルナス駅の転轍機システムが故障して、電車は出発することも到着することもできなくなって完全にマヒした。
モンパルナス駅は、ボルドー、トゥールーズ、ブルターニュ、ロワール地方へのTGV、ノルマンディへの特急列車が発着していて、週末地方の実家に帰っていた人、逆にパリに来ていた人、観光客などみんな立ち往生。

モンパルナス駅マヒ

平均3時間遅れで、TGVが到着し始めたのは夜の9時過ぎだった。
払い戻しは2~3時間の遅延で50%、3時間以上75%というけど、他の線やバス、車の乗り合いでなんとかたどり着こうとした人たちには大いに不十分だろう。
モンパルナス駅は故障の前科があり、運輸相は「ありえない!」と激怒、翌朝SNCFフランス国鉄の社長を呼びつけたとか。

ニュースでは日本の新幹線が引き合いに出された。
「フランスのTGVは1時間に5分の遅れから“遅れ”とみなされる、つまり3時間の旅なら15分から“遅れ”とみなされます。一方日本のシンカンゼン(SひとつだからZと発音する・・・気持ちはわからないじゃないけどキャスターならちゃんと発音しろ)は1秒から“遅れ”になります。そしてプラスマイナス1分以内の定時運行率が95%!どうしたらこんなことができるんでしょう?」
フランス人にとっては殆どSFの世界。
鉄道専門家のような人がそれに答えて、
1.耐震設計で最新化の線路。
2.乗客がちゃんと整列して待ち、乗り降りの時間が最短ですむ。
3.ホームに車掌さんがいて発車の合図をする。
・・・からだそうだ。

11月半ば、日本のつくばエクスプレスが20秒早く発車し、鉄道会社が「大変ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪したことがニュースがフランスまで伝わった:9時44分40秒に発車すべきを44分20秒に発車してしまった。でも乗り遅れた人はいなかった・・・
この話を友達にしたら、「早く出た?それは困る」
たしかに、フランスだったら乗り遅れる人が出るだろう。

Twitterの反応で、
「9時44分じゃなくて9時44分に発車したことを謝るの?行きすぎ」
「みんなもっとリラックスしたら?」
は同感。
フランス人のいい加減さと、足して2で割ったらちょうどよさそうだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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