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パン屋がパンを焼けない日

ある日、行きつけのパン屋に行ったら、いつも林のように並んでいるバゲットが一本もない。どこかの大集団がやってきて全部買っちゃったとか?それでも行列している人は、ケーキやサンドイッチ、サラダを買うつもりらしい。諦めて回れ右。

オーナーの奥様が日本人で、東京にこれよりずっと立派な店舗があるメゾン・ランドゥメンヌ

パン屋メゾン・ランドゥメンヌ

後日のある日、またパンがない。
「全部売れちゃったんですか?」と聞くと、
「いえ、水曜日はパンを焼いちゃいけないんです」
「??」
「法律で決まってるんです」
「マクロンが決めた?」
「もっとずっと昔の法律、マクロンが生まれる前の」
店員さんは、その法律が許せないという怖い表情になった。

手ぶらでパン屋を出て、そういえば!と思い出した。オーブ地方のパン屋が無休で営業したかどで3000ユーロの罰金を取られたというニュース。スーパーやガソリンスタンド(でもパンを売っている)から小さな自営業を護るため、県や都が7日間営業の許可を出すことができる。このパン屋さんは許可なしで開けていた。

私のパン屋は以前水曜定休だったけど、数ケ月前から無休になった。でも許可を取っていないので水曜日はパンなし。パンがないパン屋なんてギャグじゃない。花がない花屋みたい(花屋も無休営業を申請できる)。

これがパン屋の正しい姿!

パン屋メゾン・ランドゥメンヌ

しかしケーキやサンドイッチは売られている。ということは、今まで自家製と信じていたものが、実はどこか別のところで作られていたってこと。なるほど。
さて、水曜日はどこでパンを調達しよう?


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コメント
冷凍の時代?
ケーキやサンドイッチが売られている。
自家製?でないということ?
なのかもしれませんが。
実は菓子類はもうほとんどがどんな有名な菓子屋でも自家製であっても冷凍品の時代です。
サンドイッチのパンは前日のを使うのが普通です。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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