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山道で出会った猫、名前は“嵐”

敷地の周囲を歩いてみる。何分かかるだろう?
これが林。管理は樵さんに任せているそうで、誰も入らないみたい。じゃなぜ買ったの?

trados foret

木陰でガサゴソと物音がした。門も囲いもないこの敷地、どこかに変質者が隠れていても不思議じゃない!隠れるべきか逃げるべきか、一瞬迷っていたら、小さな猫が現れた。
脅かさないでよ!猫が3匹いると聞いていたけど、あなたがその一匹なの?

tempete.jpg

シマシマの猫は、用心深く私を見ていたが、近寄ってきた。撫ぜるとグルグル言い出し、脚にすり寄って来る。しばらく私の手にじゃれついて遊んでから、突然用事を思い出した、というようにどこかへ走り去った。

その晩、母屋からプティット・メゾンまでの帰り道、昼間の猫がまた現れ、一緒に家に入ってきた。また用事を思い出して出ていくだろうと思ったら、ベッドに飛び乗り、先に寝ていた夫の足元で、脚を舐め始める。
外泊していいの?ヴィヴィアンヌたち、心配しない?

tempete2.jpg

夜中に目を覚ますと、子猫は夫に蹴飛ばされたのか私の横に寝ていて、撫ぜるとグルグル。猫の温かい重みは子守歌のようだ。

翌朝、一緒に寝た話をすると、「誰とでも寝るのよ」(?!)とヴィヴィアンヌ。
私だけと思っていたら、ちょっとガッカリ。名前はTempête/嵐。
5ヘクタールの“庭”を駆け回っているせいかほっそりしていて、幅はタマの半分もない。若く見えるけど2児の母。
2匹の息子たちも時々見かけるけど、懐っこいのは“嵐”だ。
「猫って鎮静作用があるわね。私、いつもせかせかしてるでしょ(自覚はあるんだ)。猫が膝にいるとなんか落ち着くの」

その晩、留守番している娘に電話。
「昨日SMS送ったのに返事がないから・・・」
「殺されたかと思った?」
「誘拐されたかと」
「それで誰が猫の世話をするか心配になった?」
「・・・・」


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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