FC2ブログ

まだ本物の壁画が見れる洞窟

友達のひとりがラスコーの洞窟に行きたがっていた。でもあそこ、コピーしか見られないし、バカンス中(パリを含むCゾーンの復活祭休み)で人が多いよね、と話していたら、義弟が「じゃペッシュ・メルルの洞窟に行けば?」

フィジャックから約50㎞、1時間弱。“まだ本物が見れる”先史代洞窟のひとつ、Pech Merle/ペッシュ・メルル。
1922年、洞窟の中で遊んでいた男の子3人が、手で土を掘っていたら突然、通路が現れた。やっとひとり通れるくらいの果てしない通路を3人は這い進み、巨大な洞窟にたどり着いた。子供たちが外に出てきたのはなんと11時間後。

先史代洞窟ペッシュ・メルル/Pech Merle
photo:pechmerle.com

すぐに、地元の神父兼考古学者によって、洞窟の壁画の調査が始められ、1926年に一般公開されることになる。
今から約16000年前、クロマニヨン人が木炭で描いた馬、野牛、マンモス。壁画の数は少ないけど、びっくりするプロのタッチ。ピカソがどこかの壁画を見て「脱帽」と言ったという話が信じられる。

この水玉が何を意味するか?水玉の馬がいた、という説もあるそうだ。

先史代洞窟壁画ペッシュ・メルル/Pech Merle
photo:pechmerle.com

マンモスさん!

先史代洞窟ペッシュ・メルル/Pech Merle
photo:tripadvisor.fr

クロマニヨン人から「ハーイ!」 この手には感動する。

先史代洞窟壁画ペッシュ・メルル/Pech Merle
photo:pechmerle.com

当時、洞窟にはクマやライオンが住んでいたので、クロマニヨン人は外で暮らしていた。彼らは外で何回か練習してから、危険を冒して洞窟に入り、絵を描いたと言われる。
壁画だけでなく、鍾乳石(上から垂れ下がる)と石筍(下から生える)も幻想的。

先史代洞窟ペッシュ・メルル/Pech Merle

自然の創造力、クロマニヨン人のアートレベルの高さ、何百万、何千万年という歴史の中で、なんとちっぽけな私たち、洞窟を発見した子供3人の勇気(無謀さ!)・・・震えたのは感動のせい?それとも足元から這い上って来る寒さのせい?(氷河期に生まれなくて良かった)
ガイドさんによると「遅かれ早かれ非公開になる」そうなので、この感動はお早めに。
こちらのサイトから予約できます。


ランキングに参加しています。クリックしていただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村



スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ