また渦中の人、ラシダ・ダチ

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法相ラシダ・ダチが帝王切開で出産して、5日目から任務に戻った。ぴったりしたスーツに高いハイヒール姿。43歳の初出産だ。

無謀だ、子供に影響が出ると、産婦人科医はもちろん、心理学者や女性の権利の運動家まで登場して喧々諤々。
「ラシダ・ダチはスーパーウーマンとしてメディアにさらされている人。彼女が出産後5日目で復帰したのを、憧れる女性が少なくないはず。これがお手本になるのは良くない」
「私も帝王切開で生んだけど、5日目なんて歩ける状態じゃなかった。その上、あんな高いヒールで!」
「あんまり早くお母さんから離れると、赤ちゃんは後々、お母さんにまとわりつくようになる。幼稚園に行くとき毎朝、泣いて別れたがらないとか」
「いつ仕事を始めようが、彼女の自由じゃないの。ほっときなさいよ、ただ、子供が可愛そうだけどね」

セゴレーヌ・ロワイヤルは「産んで5日目に、司法の重要な改革を提案するサルコジが悪い。私が彼女の立場でも同じようにしただろう。ラシダ・ダチを責めるのはお門違い」とサルコジ非難の発言だ。

とにかく、ラシダ・ダチが子供の父親が誰か明かさない、と言ったときよりずっと大きな論争になっている。

週末のアンケート調査によると、60%近くが超早い復帰を「良くない」と答え、「良い判断」とする人が33%、残りは「彼女の勝手」。
でも逆に長く産休を取れば「だから女に政治は任せられない」とか言われるんだろうから、結局、有名人の宿命でしょうね。

前首相のドヴィルパンが、世論に叩かれてブツブツ言っていたら、奥さんに「でもなりたくて(首相に)なったんじゃない」といわれて、何もいえなくなった、という話を思い出した。



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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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