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フランス式テレワーク

ラジオで、労働問題専門のジュリストがテレワークの問題について答えていた。

-プライベートの時間と仕事時間の区別がなくなりグチャグチャになる。
「それは自分でオーガナイズしなくてはいけません。例えば夜10時に来たメールは、よほどの緊急事態でないかぎり、返事しなくてよろしい。『明日の返事でかまいません』と書く良心的な上司もいれば、すぐ返事しろという上司もいます。後者は職権乱用です。」
ふむ。日本人ならすぐ返事してしまいそうだ。

-子供がうるさくて集中できず、仕事が進まない。
「子供の学校や保育園がコロナのせいで閉まっている場合は『仕事の能率が落ちるのは仕方ないので、上司は大目に見ること』という労働相のお達しがありました。どうしても無理な場合はパートタイムか部分的失業が適応されることがあります。」

-テレワーク中の事故は労災が認められるか。
「はい。例えば勤務時間中に階段から落ちたとか、熱いコーヒーをこぼして火傷したとかは仕事中の事故とみなされ、カバーされます」
へぇ、そうなのね。日本だと「業務に内在する危険有害性が現実化したと認められることが必要」だそうだけど、階段やコーヒーに「内在する危険有害性」があるとは思えない。
何につけ、フランスは従業員が守られている国だ。

20年以上前、勤務時間中に何かの用事で出かけ、バスに撥ねられたことがあった。
「もう少し小さいもの-自転車とか-選べなかったのか?」と周囲に言われたものだ。
肋骨2本、鼻と前歯3本が折れ、それらの修復は(肋骨はくっつくのを待つしかないけど)すべて労災がカバーしてくれた。
何の用事ででかけたか、聞かれることもなく、事故は勤務時間中に遭うのに限る、と思った。

ところでテレワークは通勤時間がないし、上半身だけ着替えればいいのでラクに思えるけど、
(ちょっと立膝はまずいんじゃない?)

テレワーク

実際にやってみるとけっこう疲れる。無駄口をきいたり動いたりする“余白”の部分がなくて、ずっと集中していなくてはならない。

いつになったらコロナ以前の生活が戻ってくるんだろう?


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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