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外出許可証のズル60%

10月30日以来、わたしたちは許可証が許可する以下の場合しか外出できない、ことになっている。

-自宅と仕事場、学校、研修場所の往復。テレワークではできない業務上の移動や試験。
-業務上、または日常生活に最低限必要なものの購入
-医療検査、診察、薬の購入
-病弱、不安定な家族に付き添うため、子供の世話のためのやむを得ない移動
-ハンディキャップのある人の移動、その付き添い
-一日1時間、1㎞内の個人的運動。動物の散歩。
-司法、行政上の呼び出し
―行政機関の要請で公共利益のミッションに参加
―子供の学校の送り迎え

アンケートによると2週間の間に、“少なくとも1回、許可証違反をした”人は60%。
違反の内容は、許可以外の用事で外出した(26%):4人に1人!
1時間以上出かけた(17%):これは誰でもやってない?
家族・親戚に会いに行った(23%、1回目に比べて8ポイント増)
友達に会いに行った(20%)
そして9%がセックスフレンドに会いに行った、で前回より3ポイント増。
アンケートに正直に答えた人がこれだけなら、実数はもっとあるはず。

今回はまだコントロールに出会っていない。

フランス ロックダウン

その原因のひとつとして、今回の方が国民のモラルを低下させていること。52%が「隔離のニュースを聞いてから鬱っぽい」
一日中不機嫌な顔で、ご飯を食べる時とテレビシリーズを観る時だけ機嫌が良くなる夫がその例。
昨日電話した田舎の従妹も「今度の方がシンドイ。抗うつ剤を飲むときもある」
3年前に未亡人になった彼女は、よく村の団体旅行に参加し、姪っ子の子供たちを預かったり、精力的に孤独を紛らわせていた。今は人に会えず、大きな家にひとり。彼女が落ち込むのは夫より理解できる。

ひとつは季節のせいでしょうね。陽気がよくなり、夏(=バカンス)が近づいてくる春と、長い冬に向かう今ではモラルが違って当然。冬の唯一の(?)お楽しみであるクリスマスや大晦日のどんちゃん騒ぎもできるかどうかわからない。
さらに春は「2か月大人しく閉じこもっていれば、夏にはコロナがなくなる」という期待があった。
コンフィヌマンという初めての体験はあまりに非日常的で、SF映画の中にいるような感覚さえあった。
今は、閉じこもればなくなる、とは誰も思わない。ワクチンが行き渡るまで、隔離と解除が交互に来るのでは、という暗い予感。
そして1回目コンフィヌマンの驚きもない。だから落ち込む・・・なんて落ち込みを正当化してはいけない。
田舎で籠っている娘も、東京の息子も、不機嫌な夫も、2匹のネコも元気でありがたい。
会いたい友達にせっせと電話しよう。
今夜はポトフ―の煮汁でロールキャベツを作ろう・・・ロールキャベツが”前向きな”メニューであるかどうか議論の余地があるけど。


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コメント
変換ミス?
いつも楽しく拝見させていただいてます。
文中の「子供の世話のためのやむを得ない移動」のやむを得ないが「止む負えない」になっていました(汗)。もしかしたら変換エラーかな?と思ってお知らせしますね!
よろしければコチラを参照に・・・https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=301
Re: ブリュッセル様
アララ、ありがとうございます!この凄まじいエラーに気が付かないなんて!
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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