6年ぶりの再会!

カミーユ(娘)とサルヴァトールはいつも一緒で、将来結婚・・・?を噂される仲だった。
サルヴァトールはお父さんがイタリア人(正確にはシチリア人)、お母さんはギリシャ人。
「・・・ということは、子供ができたらイタリア・ギリシャ・フランス・日本の混血になるってわけか。イタリアもギリシャもファミリーの結束が強いっていうから、家族付き合いが大変じゃないか」と夫は気の早い心配をしていた。

当事の2人(5歳)
SC0

小学校に入るとき、カミーユは区の指定の公立へ、サルヴァトールはちょっと遠い私立へ、と2人の道は別れる。「一緒に行けたらよかったのに・・・」とカミーユはがっかりした。
それ以来、2人はそれぞれの友達や宿題で忙しく、電話をかけ合うことも、道ですれ違うこともなく、6年の歳月が流れた。

最近、ばったり父親に出会った。
「おお、たかこ、久しぶり!」ひとしきりカミーユやサルヴァトールの話をした後、父親は、
「今夜は君の国の料理を食べに行くんだよ」と目の前の中華レストランを指差す。
「アタシ、日本人なんですけど」
「あーそうだった!まあ同じようなモンさ」
と笑い飛ばして、レストランに入っていった。
自分は「ご出身はスペインでした?」なんて言われると激怒するくせに。

数日後、今度は母親に出会った。ギリシャのミューズのような彫の深い顔立ちの美人だ。
そしてカミーユとサルヴァトールを再会させよう、ということになった。
カミーユに話すと「会ってもいいわよ」という返事。
「今更会ってどうすんの?オムツの頃の友達じゃない」という返事を予期していた私は意外や意外。
サルヴァトールの家によばれて6年ぶりの再会が実現した。

最初は2人ともはにかんで、私を介して間接的に話していたけど、しばらくすると2人でサルヴァトールの部屋に入っていった。のぞいてみると肩を寄せ合って・・・プレイステーションに興じている。

SC1

妹のフローラが一緒に遊びたくて、ひっきりなしに割り込もうとするので、なかなか2人だけになれない。

SC2

離れがたいようだったけど8時近いので「今度はうちに遊びにおいでよ」と帰った。
「なかなかいい感じだったよ」と夫にいうと、
「・・・というこは、子供ができたらイタリア・ギリシャ・フランス・日本の混血に・・・」とまた心配しだした。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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