”暗黒の木曜日”ふたたび

3月19日はまたゼネストだ。Jeudi noir(暗黒の木曜日)と呼ばれた1月29日のゼネストから50日後。スト常連のSNCF(フランス国鉄)、RATP(パリ市交通公団)はもちろん、学校(職員の削減など、改正案に反対)、社会保障、税務署、郵便局など、公務員だけではなくて、民間企業では、ルノー、プジョー、トータル、ハイパーチェーンのオーシャン、カルフールなどのサラリーマンが解雇に反対して。
スト予告を提出した機関は以前より多く、参加者200万人に達するという噂だ。
早い話、“お金持ちを優遇し、庶民を顧みない”ばかりか“つい最近カーラと2人、メキシコで超豪華な週末を過ごした”サルコジへの不満が爆発、というとこだろう。

「えっもう始まってるの?」「いえいえ、1月29日の写真です」
ストやデモが得意のフランスには写真のストックも豊富。
greve.jpg

ストの予定は、SNCFはTGV の60%を運行、パリのバス・メトロはほぼ平常どおり、RER(郊外電車)は線により25%~50%の運行。
幼稚園・小学校は50%が休み。最低限受け入れ保証(授業はなくても、学校に行けて、宿題をしたり遊んだりできる)もできない、といっている学校が多い。
例えば、パリ郊外に住んでいる共働き子供2人のカップルは、1人はいつもの2倍の時間をかけて会社に行き、もう1人は有給を取って子守をしなければいけないということ。それにも拘らず、フランス人の78%が、19日のストを「理解できる」といっているのだ。

「私は自分の分野のためではなく、私たちの民主主義を守るためにデモをしている」というプラカード

greve

パリでのデモ行進は、14時にレピュブリック広場を出発、バスティーユを経てナシオン広場に向かう。
ほとんどのデモの拠点となる場所に住んでいるので、いつも傍観しているけど、参加者たちは、概して緊迫感がなくて“みんなでお散歩”のような雰囲気だ。バスティーユ広場にはメルゲス(ソーセージ)の屋台が出て、ビール片手に歩いている人もいる。

そういえば、12時過ぎで19日に変わったとたん、聞いていたラジオもストに入った。もう寝よう・・・

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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