絵画のような町、シディ・ブサイド

「シディ・ブサイドを見ないでチュニジアを発つな」とガイドの人に何度も言われた。
砂漠からチュニスに戻った翌日、私たちは彼の言葉に従い「青と白の天国」と呼ばれる町を訪れる。

17世紀から、チュニジアのブルジョアたちは、海を見下ろす高台にあるこの町を愛し、白い壁、青い扉と窓の家を建て始めた。1915年8月からは、この町に白と青以外の建物を作ることが禁止され、絵画のように美しい風景になる。

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20世紀にはフランスの多くのアーティストや詩人、作家が惹かれ、シャトーブリアン、フロベール、ラマルティーヌ、ボーヴォアールなどが訪れた・・・フランスのウィキペディアの受け売りだけど。

観光客が多く、おみやげ物屋も多い、家の表札がない(有名人の家?)・・・どっかにこんな一画なかったけ?と考えたら、そうモンマルトルだ。坂道の多い高台で、細い道を曲がると予期しない光景が広がる。そこだけでひとつの世界を作っている。


向かい側の岬に大統領官邸がある。サルコジさん、羨ましくない?
b said merpetit

チュニジアに来て始めての快晴で、光を浴びる白い家々と青い海がそれは美しかった。
でも私には、ベルベル人の家に明かりが灯る砂漠の夕刻や、2000年の時の流れを生きているオリーヴの林のほうが印象的に残った。

3日半、色々な表情を見せ、たくさんの物語を語ってくれたチュニジア。あと数日残る夫と娘を残して、空港に向かう。
送ってくれた友達が「短くて残念だったけど、チュニスには家族がいると思ってまた来なさい」
そんなこと言うと、ほんとに毎月来るからね!

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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