午後4時半の思い出

ヴォージュ広場の周りの回廊を歩いていたら、ある扉の前に人だかりがしている。2秒くらいかかって、そこがカミーユの通っていた幼稚園だったことに気がついた。4時半に子供たちが出てくるのを待っている人たちだ。幼稚園らしさの少しもない、厳しい建物なので、人だかりがなかったら通り過ぎていた。
懐かしさがこみあげて、立ち止まって見ていると、間もなく扉が開いて、小さな子供たちが出てきた。お母さんやおばあちゃんやベビーシッターに手を引かれて、散っていく。

ecole maternelle

珍しく夫が迎えに行ったとき「カミーユ!今日はおじいちゃんですよ」と先生に言われたと、傷ついていたっけ。

帰りがけによくこの砂場で遊んだ。うちに帰ってお風呂に入れるとお湯が黒くなるくらい砂まみれになった。
どこにあろうと公立だから安いんだけど、カミーユはヴォージュ広場で遊んで帰るという贅沢な幼稚園ライフを送った。

CIMG4592.jpg

今でも、先生に引率された子供たちの集団を見かけると、カミーユの姿を探してしまう自分がいる。
実際の娘は、ヒールのある靴を初めて買い、私の洋服ダンスをかき回し、週末は口紅やアイシャドウをつけて喜んでいるのに!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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