FC2ブログ

午前3時のシュールな光景

夜中に物音で目が覚めた。
アナイス(猫)が私のベッドの上で飛び跳ねている。
「アンタ、ちょっと何時だと・・・」と言い掛けて、灰色の小さなものが一緒に飛び跳ねているのに気づいた。
なんとベッドの上で、猫とネズミのバトルが繰り広げている!
「ヒッ」という聞きなれない鳴き声がしたと思ったら、アナイスがネズミを咥えた。そこで「エライ!それでこそ猫!」とほめるべきところを、私はけたたましい叫び声を上げた。
ネズミは怖いけど、何も食い殺さなくたって・・・と人間は複雑である。
その叫び声にビビッて、アナイスがネズミを取り落とし、灰色の小さなものはすごい勢いで脱走。どこかに隠れた。

このタンスの下に隠れたらしい・・・
CIMG4620.jpg

まだ心臓がドキドキしている。猫がいればネズミは出ないなんてデタラメじゃない!
今年2回目だ。あるいはウチの猫がよほど普通じゃないとか?・・・とにかくこの部屋ではとても眠れない。

幸い息子は友達の家に泊まりに行っているので、本と目覚まし時計を持って、息子のベッドに引っ越した。
シーツはクシャクシャだけど、寝心地はなかなかよろしい。今夜はもう眠れない、と思っていたけど、そのうち本を取り落として眠ってしまった。

6時頃、鳥の鳴き声と足音が眠りの中にしみ込んできた。
息子の部屋だけ1階で通りに近いので、街が目覚める音が聞こえるのだ。
しかし、間もなく悪夢のような猫とネズミの光景を思い出した。詩的なことをいっている場合ではない。恐る恐る自分の部屋に行ってみると、アナイスは平静な顔で、ベッドに寝ている。
一晩一緒にいたんだから、いくらなんでもやっつけたに違いない。だから落ち着いた態度なんだろう。自分のベッドでもう一眠り、と毛布を跳ねのけたら、なんと例のネズミさんが慌てて隠れたのだ。
毛布の上と下で寝てたってこと?!あんたたち、なんてシュールな関係!
私は言葉を失い、息子のベッドに引き返した。

CIMG4581.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
↑ランキングに参加しています。よろしくお願いします







スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
アーカイブ